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事業再構築補助金 そのまま使えるテンプレート#01

事業再構築補助金 第4回公募が開始したとのことで、早速テンプレートを展開していこうかと思います。私自身、本年6月の第1回で採択された実績がありますので、ある程度直近で信用できるテンプレートになっているかと思います。

テンプレートの前にそもそも何が必要なのか?

当然ですが、規定に合わせたデータフォーマットでないと不採用確実なのでまずは最新情報を確認です。

URLを見た感じ七面倒臭そうな書類が必要そうに思えますが、これらの大部分は儀式的な側面が強いのでとりあえず安心して大丈夫です(認定〜という書類はギリギリになると足元を掬われるので注意は必要ですが)。問題なのは、ここに存在しない「事業計画書」の作成です。

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このようなありがたいお言葉はありますが「じゃあ何を準備したら良いの?」がわからない人が多いと思います。私もそうだったので試行錯誤の結果を順次共有させていただこうと思います。

まずは枠組みを準備する

通常Wordで文書作成しPDF化して提出、という流れになるかと思います。結論、ベースとなるWordはものづくり補助金の事業計画書で良いです(以下URL内、参考様式1 事業計画書記載項目 を参照)

この中の(4)具体的取組以降を使います。前半は削除で構いません。

実際には自由記述で良いのでしょうが、形から入るタイプの方であれば是非踏襲してしまった方が良いのではないかと思います。

目次を検討する

実際の中身に入る前に大きな目次立ては作っておいた方が良いです。筆が乗り始めると規定枚数をオーバーする可能性があります。これは私も体験しましたが、後から削るのは語尾の調整や図形の作り直しなど余計な労力がかかります。また、大まかに何を書けば良いかを考えておけば何となく不足している成分が見えてくるものです(実際に把握できていなくても、そういう気分になることが重要。できそうなこととできなさそうなことをわかる、という非常に重要なプロセスです)

15ページ以内、を踏まえて以下に私が作成した目次を添付します

自身、工夫したポイントはいくつかありますが、最も重要だと感じるのは、マーケット分析・ユーザー分析に力を入れることです。全体の傾向として、プロダクトアウトの企画は敬遠され、マーケットインが好まれる傾向があります。なので、ニーズ調査や具体的に誰にどういった価値を提供できるのか?が読み取れないと不採用になると思われます。もちろん、後続の収益化計画や実行スケジュールも重要です。ただし、この収益化計画のロジックの裏には「誰に・どのくらい・いくらで・どのくらいの期間をかけて売れるのか」が無ければ、速攻で破綻しますので、結局分析が重要、という構造になります。

目次は可読性を考えて統合している部分もあるのでその点はご了承いただきたいですが、まずの参考になれば。次回からはこの中身について、マスキングを最小にしつつご紹介します。

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