ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会 【第9話 仲間でライバル】感想書いてみた!

「ここは本当の弱い私を抱きしめてくれた場所」
というモノローグから始まる。
突然のWish(果林二曲目ソロ曲)。
学内でも有名人になりつつあるメンバー。
果林先輩以外がソロ曲披露してることもあり、
そろそろユニット活動について考え始める。
そんな中、彼方の妹の遥の高校のスクールアイドル同好会の部長、
綾小路姫乃さんからライブの提案がくる。
しかしそのテャーンでは1曲しか披露できないとか。
モデルでアイドルに興味があると言っていた時点から
果林先輩は警戒心バリバリな表情をしている。

集合してメドレーやくじ引きで出演者を決めることを提案する面々だが、
果林先輩の「それで本当にソロアイドルとして成長できるのか」という問いかけに一同が視線を落とす。
やはり姫乃さんの提案は悪意あるもので、果林先輩はある程度理解していた。
その場では決まらないため一旦解散となる。

また、ここまでの作画で愛さんのおっぱいには縦線が入っておらず、
谷間が見える描写はなかったが、この回では入っているため、
愛さんのおっぱいが成長したか、それともブラの位置調整がアレでアレだった可能性がある。
(※果林先輩はいつも谷間に縦線が入っている)

果林先輩のモデルでの仕事のお化粧込のやつめっちゃすこ。
そして地図がちゃんと読めないポンコツ果林先輩。
部屋が汚いこともあり、案外ポンコツなのがまたギャップで魅力的。

GAMERSでスクールアイドルのチェキ等が売っているシーンがあったが、
これはμ's時代のラブライブでもあった世界観であり、
優木せつ菜ですらグッズ化されていないらしい。
つまりこれは有志や個人が出しているものではなく、
スクールアイドル活動に対して参入している業者がいるということだ。
そうなってくるとアイドル活動自体は学業、部活の一環ではあるが
商業的な面も出すことが可能ということになる。
そうすると、ユニット単位の商業ではなく、学校法人単位の契約だろうか。
ビジネスモデルとしては学校法人とグッズ化の業者が提携して契約し、
写真をもとにグッズ販売化して、その収益の%を学校法人に還元するというシステムだろうか。
このシステムで設けた金額で遠征や次のアイドル活動のライブの箱を抑えるというシステムだったりするかもしれない。
物語の構成とは全く関係ないところで文章をたくさん書いてしまった。
申し訳ない。

ポンコツなところが露呈したが、
それでもスクカツ!を始めたからには全力で取り組みたい。
仲間に負けたくないという気持ちを吐露する果林先輩。
果林先輩はモデルという仕事をしており、この世界は入れ替わりも早く、
遊びではないため真剣に、誰よりも努力をしないと生き残れない世界と感じているのかもしれない。
そんな「プロ意識」が高い果林先輩からするとスクカツ!ですら誰にも負けたくないと思っているのかもしれない。
仲がいいだけではなく、仲間ですらライバルという関係はこれまでの
ラブライブシリーズにはなかった考えですね。
信頼している仲間とも時にはライバルとして高めあい、
競い、成長していく姿にピンときたら
プリティーリズム・オーロラドリームをみてください。

「昨日はきつく言い過ぎた」と謝る果林先輩に対して
誰しもそう思っていた、逆に言わせてしまって申し訳ないと謝るせつ菜。
メンバーを引っ張る側の人間だと認識しているせつ菜がそう謝ることが
また成長したなと思わせる。

そして自分以外を一人推薦する形で投票をした結果、
選ばれたのは果林先輩。
侑と歩夢が敷地内見学をしている際に一般ピープルが「虹ヶ咲学園」のことを全く知らない描写が入る。
そして、セトリをみると「東雲学院→藤黄学園→虹ヶ咲学園」の順番になっている。
これは悪意あるセットリスト。
なぜならライブは通常、認知度が高いユニットは後回しになり、
認知度が低いユニットからスタートするからだ。

綾小路姫乃は最初から虹ヶ咲学園を、モデルで既に有名人だった朝香果林を
潰すつもりで誘っていたのかもしれない。

気丈に振る舞っていたが、会場のアウェイ感に飲まれてしまう果林先輩。
そんな果林先輩を最初にみつけて近寄るのはエマだった。
ステージが、アウェイ感が、初めてのソロが怖い、
その怖さを今感じている自分が虹ヶ咲学園の代表でごめんと謝る果林に対して大丈夫と手を握るエマ。
果林がエマを無条件で助けたのと同じように、エマも無条件で果林を助けてくれる。
ソロ活動をしている仲間でライバルだけど心は仲間ということを
言葉を使わずとも伝えて安心した果林先輩はみんなから元気をチャージして
ステージ裏に移動する。

姫乃さんとステージ裏ですれ違う際、
かけられた悪意のあるプレッシャー、不安はもうなく
手の震えも収まり、仲間に支えられて孤独ではなくなった
「スクールアイドル朝香果林」が誕生した。

ライブシーンでは光の格子に囲まれている演出があり、
これは素直で真面目で一生懸命な仲間(光)をみて自分をさらけ出せない心を閉じ込めていて、それが開放されて光になって降り注ぎ、最後には仲間のカラーを使って演出する。
一人でたった舞台だけど、そこには仲間の後押しがあって立てた舞台という
ことを想像させる演出だった。

姫乃さん悪い女かと思ったら果林の最古参ファンだった。
悪意なくシンプルに活躍がみたいからお膳立てしたという感じなのかな。

果林先輩のライブ後は一般ピープルも果林先輩を「良い」と感じており、
アウェイなステージで、知名度が低い状態でも「朝香果林、虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会」の存在を証明することが出来たのであった。

Cパートでは果林の活動を羨ましがるかすみんと愛さんの言葉を受けて
「次があるでしょ」と告げる。
全員がそれぞれの得意分野、一番を見つけたのでユニット活動としての
動きを決めるために合宿を行うのだ。

どうでもいいけど、果林先輩のライブ衣装エッチすぎひん?
愛さんでもあそこまで露出してなかったぞ・・・


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?