ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会 【第6話 笑顔のカタチ(⸝⸝>▿<⸝⸝)】感想書いてみた!

璃奈にとって感情を表現することは難しい。
感情がないわけではなく、思ったことを顔に出すこと、
声に出して伝えることが難しい。

クラスメイトがゲーセンに行ってる話を聞いて
自分の得意分野だし混ざりたいと思い、声をかけるが
言葉にならない。

「声をかけよう」と思い一歩踏み出したところまではいいが、
「何を話かけようか」までは考えられておらず、
せっかく踏み出した勇気も散ってしまう。

途方にくれた時に駆け寄ってくれたのが
愛さんである。

愛さんは初期の状態から璃奈の感情を読み取ることが出来る存在のようだ。
璃奈は孤独が好きなわけではなく、話したいけどうまく話せないという
典型的なオタクタイプのように見受けられる。
そんな璃奈を引っ張って、輪の中に導いてくれる愛さんは素晴らしい。
しかも愛さんはそれを貸し借りでやっているのではなく、
純粋に、璃奈が喜ぶ顔をみたくてやっているのだろう。
これ以上やると愛さんの話が長すぎて終わらなくなるので一旦切る。

ジョイポリスでゲームをする侑、歩夢、愛さん、璃奈。
そこでクラスメイトと遭遇し、アイドル活動をみてくれて、
応援してもらうことで初めて実感が湧く歩夢。

クラスメイトのはずなのに、自分よりも先に歩夢や愛さんに近づいてるところをみて「自分も友達になりたい、人との繋がりを持ちたい」と再認識して、ライブをしたいと決心する璃奈であった。

そして誰よりも早く肯定してくれる愛さん。
やっぱりお前が俺たちの太陽だ。

映像技術には自信ありありアリスの璃奈ちゃんだが、
ダンスには自信がないため特訓を頼む。
身体の柔軟では前より曲がるようになっている。
愛さんのアドバイスを信じてしっかりと継続していたのとても偉い。

ボイスレッスンで割と出来てないかすみん。
寝ちゃう彼方ちゃん、カオスである。

MC練習で「出来ないからやらないは、なし」と強い気持ちを見せる璃奈。
自宅では「感情表現が下手だから一人で出来る遊びをしていた」ことを吐露し、今が楽しいこと、頑張って表現したいことを告げる。
どうでもいいけど愛さんの私服が可愛い。
学校が終わった後に詰めないと時間がないから私服なんだろう。
無条件でいつも助けてくれる愛さん本当にありがとう。

告知もうって練習も順調に見えたが
クラスメイトとの遭遇でまた一悶着。
クラスメイトと仲良くなりたい、変わりたいという気持ちから
ライブを組んで、今なら話せると思ったところで
感情と表情が追いついてないことをガラスに写った自分をみて再認識する。

伝えたい気持ちはあって、言葉にする勇気も出たのに、
まだ顔がついてこない。
璃奈にとって誰かに話かける、伝えるということは
凡人が想定するハードルよりもたくさんあるようだ。
どんなに頑張っても「表情」がクリアできないと
何をやっても駄目と感じてしまい塞ぎ混んでしまうところに
愛さんが真っ先に駆け出す。

みんなが璃奈をほっとけなくて、みんなで駆けつける時に
これまでの果林先輩ならいかなかったかもしれないけど、
仲間を大切にする気持ち、そういうキャラになってもいいかもしれないと
感じた果林先輩は迷わず「いくわよ」と返事をする。
果林先輩のダンス練習着スケベすぎる。

動画再生数の場面では
かすみんが2317再生、319お気に入り、106コメント
歩夢が2279再生、326お気に入り、101コメントとなっており、
個人が再生した回数はかすみんの方が多いが、
お気に入り、心に刺さったと思うお気に入りユーザーは
歩夢の方が多い点もかすみんだけが優位性あるわけではなくて
芸コマだな~と思いました。

璃奈のご家庭事情も知ってる愛さん、さすがだぜ。
俺は愛さんに一生ついていく。

璃奈はダンボールに隠れてみんなと対面した。
自分が恥ずかしいと告げる。
みんなが当たり前に出来ていることが出来なくて、
もしかしたら誰もそれを気にしてないかもしれないけど、
自分は一生それを気にしてしまう。
それで失敗してきたという経験があるから。

そんな時、侑が最初にかけた言葉は「ありがとう」だった。
この女、せつ菜の時もそうだが、相手のことを本当に考えて
まず相手の行動に対して素直な言葉を贈れる素敵な女性だ。

侑だけではなく、同好会メンバー全員が璃奈の良いところを挙げてくれる。
個人的にこのシーンで宮下愛さんの二曲目ソロの「友&愛」の歌詞にある
下記フレーズを連想して号泣していた。

話さなきゃ ずっと他人
なら話さなきゃ もったいない
もっと教えてよ君のこと
きっときっとこれからも気づいて行く
君のいいトコ あと100個は見つけちゃうよ


そして璃奈は自分が他人とコミュニケーションを取る上での必勝法を見つける。
それは顔を隠して話すことだった。
コンプレックスである顔、表情を隠しての会話なら出来ることに気づき、
ライブに挑むのであった。

ライブシーンでは自分の表情の代わりに顔に取り付けたボードが
感情を表現しており、コンプレックスを取り除いた璃奈のパフォーマンスは
クラスメイトも魅了するのであった。
璃奈ちゃんボード爆誕の秘話である。

璃奈が人として生きるために、
自分のコンプレックスと向き合うために
一つの手段を見つけて成長できた瞬間であった。


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