ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会 【第1話 はじまりのトキメキ】感想書いてみた!

物語の舞台はお台場。
幼馴染で仲の良い侑と歩夢はショッピングやコッペパンを食べて
放課後の日常を満喫してるところ、
優木せつ菜のライブに遭遇し、心を撃ち抜かれてしまう。

せつ菜のライブシーンはアイドルにかける熱い思いが具現化し
炎やマグマとなって侑には見える。
CHASE!の「なりたい自分を我慢しないでいいよ」の部分では
いくつもの残影が一つに重なり、アイドルのせつ菜となっていた。
せつ菜のことは詳しくわからないが、もしかしたら
弱い自分、臆病な自分、本当のことをさらけ出せない自分を
アイドル衣装をまとうことで、無理矢理にでも自分を鼓舞して
アイドルらしくみせているようにもみえた。

スクールアイドルにハマった侑は動画をたくさんみて、
スクールアイドル同好会を探すことにするが、
その時の歩夢は乗り気ではないようにみえた。

璃奈の「スクールアイドルが好き?」という問いかけに対して
侑は即答、歩夢は煮え切らない返事。
スクールアイドル同好会の部室に来たところ
優木せつ菜のような顔した生徒会長に廃部の旨を伝えられる。

その後はコッペパンを食べるという日常に戻るが、
帰り道に歩夢にとある告白をされる。

それは、「本当は可愛い服も、スクールアイドルも好き」というものだった。
侑と歩夢の関係性として、行動力がある侑に対して
歩夢は自分の本当の気持ちを言い出せない性格の様子。

歩夢自信もスクールアイドルの動画をみており、
興味を持っていたが、言い出せずにいた。
そして歩夢のソロ歌唱シーンに入る。

本来は制服で歌っているはずなのに、ショッピングの時に
気にしていたピンクのふりふりのお洋服をまとい、
アイドルらしく可愛い背景と共に踊る歩夢を侑はみる。

演出的にせつ菜の時もそうであったが、「実際にありえないこと」が
(※火柱が出る、洋服が変わる、背景が変わる等)
起きている時はどちらも侑の視点で、
侑の心が大きく動かされている時なのかもしれない。

また、歩夢のソロ曲では可愛いぬいぐるみを、
ドラム式洗濯機に閉じ込めている
暗いシーンなどもあり、可愛いと思う気持ち、本当は伝えたい気持ちを
隠しているという歩夢の深層心理も表現されていた。

夢がないけど、夢を持っている人を応援したら
自分も生きる原動力を手に入れられるかもという
日常から非日常への一歩を踏み出した侑と歩夢なのであった。


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