見出し画像

人と機械


前置き

 今日は12/6です。はいすいみませんでした(BIG DOGEZA)。実は12/9あたりに2000字くらい錬成したんですがデータをロストしてサルベージを諦めました・・・。ということで本来書くはずだった「珈琲・俺レジシステム作成秘話」はまたどこかで。これ以上遅れるわけにはいかないので高校時代に作ったものを元にコネコネして出すことにします(´・ω・`) 元の文章がカッチリしすぎているのでテキトーにふざけて書きます(/・ω・)/

本題

 皆さんにとって「機械」とはどんな存在ですか?「機械」と一言で言っても、いろいろな「機械」があると思います。ロボット、アンドロイド、AI、etc…。日々生活している中でも、例示したものを見てでも、こう思ったことはありませんか?

機械って人間に似てきてない?

 少なくとも高1の時の僕は思ったらしいです。変な奴ですね(笑) まあ経緯を説明すると、高1の授業でDPを体験しよう! みたいな授業(リベラルアーツ)があったんですよ。で、最後にまとめて発表しなきゃいけなかったので、そのときに思ったらしいです。はい、何の説明にもなってないですね()まあとりあえずそれはおいといて・・・。アンケートをとりました!はいどん(*'ω'*)

実際に取ったアンケート(本名からハンネにしたよ!ネットリテラシーがある!)

さあアンケートはどうやって集計したでしょう?

 はいみなさんご存知の通りExcelですね(*'ω'*) この頃はVBAすらもできなかったので手入力で 140 * 55(= 7700)のサイズの表に手入力したらしいです、 あとはセル関数芸でどうとでもなりますね(笑) では気になる結果はどうなったでしょうか?(1)と(3)は属性別で集計したものもありますので載せときますね~、(2)は勘弁してください・・・。※一部無効票があったため数値の合計が140にならないことがあります(´・ω・`)


実際にまとめた Excel データ

アンケートの回答

回答者の属性

$$
\begin{array}{c|c|cc|cc|cc}
\text{} & \text{総数} & \text{生徒} & \text{教員} & \text{男性} & \text{女性} & \text{文系} & \text{理系} \\ \hline
\text{人数} & \text{140} & \text{118} & \text{22} & \text{76} & \text{62} & \text{55} & \text{83} \rule[5pt]{0pt}{8pt} \\
\end{array} 
$$

アンケートの回答(1)

$$
\begin{array}{c|cc} 
\text{全体} &\text{人間}&\text{機械} \\ \hline
\text{①} & \text{136} & \text{2} \rule[5pt]{0pt}{10pt} \\
\text{②} & \text{1} & \text{137} \rule[5pt]{0pt}{5pt} \\
\text{③} & \text{128} & \text{10} \rule[5pt]{0pt}{5pt} \\
\text{④} & \text{2} & \text{136} \rule[5pt]{0pt}{5pt} \\
\text{⑤} & \text{93} & \text{45} \rule[5pt]{0pt}{5pt} \\
\text{⑥} & \text{12} & \text{126} \rule[5pt]{0pt}{5pt} \\
\text{⑦} & \text{35} & \text{103} \rule[5pt]{0pt}{5pt} \\
\end{array}
$$

$$
\begin{array}{c|cc|cc}
\text{職業} & \text{生徒-人間} & \text{生徒-機械} & \text{教員-人間} & \text{教員-機械} \\ \hline
\text{①} & \text{114} & \text{2} & \text{22} & \text{0} \rule[5pt]{0pt}{10pt} \\
\text{②} & \text{1} & \text{115} & \text{0} & \text{22} \rule[5pt]{0pt}{5pt} \\
\text{③} & \text{106} & \text{10} & \text{22} & \text{0} \rule[5pt]{0pt}{5pt} \\
\text{④} & \text{2} & \text{114} & \text{0} & \text{22} \rule[5pt]{0pt}{5pt} \\
\text{⑤} & \text{79} & \text{37} & \text{14} & \text{8} \rule[5pt]{0pt}{5pt} \\
\text{⑥} & \text{11} & \text{105} & \text{1} & \text{21} \rule[5pt]{0pt}{5pt} \\
\text{⑦} & \text{30} & \text{86}  & \text{5} & \text{17} \rule[5pt]{0pt}{5pt} \\
\end{array}
$$

$$
\begin{array}{c|cc|cc}
\text{性別} & \text{男性-人間} & \text{男性-機械} & \text{女性-人間} & \text{女性-機械} \\ \hline
\text{①} & \text{74} & \text{2} & \text{62} & \text{0} \rule[5pt]{0pt}{10pt} \\
\text{②} & \text{0} & \text{76} & \text{1} & \text{61} \rule[5pt]{0pt}{5pt} \\
\text{③} & \text{70} & \text{6} & \text{58} & \text{4} \rule[5pt]{0pt}{5pt} \\
\text{④} & \text{2} & \text{74} & \text{0} & \text{62} \rule[5pt]{0pt}{5pt} \\
\text{⑤} & \text{53} & \text{23} & \text{40} & \text{22} \rule[5pt]{0pt}{5pt} \\
\text{⑥} & \text{7} & \text{69} & \text{5} & \text{57} \rule[5pt]{0pt}{5pt} \\
\text{⑦} & \text{23} & \text{53}  & \text{12} & \text{50} \rule[5pt]{0pt}{5pt} \\
\end{array}
$$

$$
\begin{array}{c|cc|cc}
\text{文理} & \text{文系-人間} & \text{文系-機械} & \text{理系-人間} & \text{理系-機械} \\ \hline
\text{①} & \text{55} & \text{0} & \text{81} & \text{2} \rule[5pt]{0pt}{10pt} \\
\text{②} & \text{1} & \text{54} & \text{0} & \text{83} \rule[5pt]{0pt}{5pt} \\
\text{③} & \text{51} & \text{4} & \text{77} & \text{6} \rule[5pt]{0pt}{5pt} \\
\text{④} & \text{1} & \text{54} & \text{1} & \text{82} \rule[5pt]{0pt}{5pt} \\
\text{⑤} & \text{35} & \text{20} & \text{58} & \text{25} \rule[5pt]{0pt}{5pt} \\
\text{⑥} & \text{6} & \text{49} & \text{6} & \text{77} \rule[5pt]{0pt}{5pt} \\
\text{⑦} & \text{13} & \text{42}  & \text{22} & \text{61} \rule[5pt]{0pt}{5pt} \\
\end{array}
$$

アンケートの回答(2)

※各数字は / で区切られた文章のどの部分かを表します

$$
\begin{array}{c|ccc}
\text{①} & \text{1} & \text{2} & \text{3} \\ \hline
\text{人間} & \text{4} & \text{14} & \text{116} \rule[5pt]{0pt}{10pt} \\
\end{array} 
\begin{array}{c|ccc}
\text{①} & \text{1} & \text{2} & \text{3} \\ \hline
\text{機械} & \text{1} & \text{0} & \text{1} \rule[5pt]{0pt}{10pt} \\
\end{array}
$$

$$
\begin{array}{c|ccc}
\text{②} & \text{1} & \text{2} & \text{3} \\ \hline
\text{人間} & \text{0} & \text{1} & \text{0} \rule[5pt]{0pt}{10pt} \\
\end{array} 
\begin{array}{c|ccc}
\text{②} & \text{1} & \text{2} & \text{3} \\ \hline
\text{機械} & \text{2} & \text{9} & \text{113} \rule[5pt]{0pt}{10pt} \\
\end{array}
$$

$$
\begin{array}{c|ccc}
\text{③} & \text{1} & \text{2} & \text{3} \\ \hline
\text{人間} & \text{1} & \text{10} & \text{114} \rule[5pt]{0pt}{10pt} \\
\end{array} 
\begin{array}{c|ccc}
\text{③} & \text{1} & \text{2} & \text{3} \\ \hline
\text{機械} & \text{4} & \text{1} & \text{1} \rule[5pt]{0pt}{10pt} \\
\end{array}
$$

$$
\begin{array}{c|ccc}
\text{④} & \text{1} & \text{2} & \text{3} \\ \hline
\text{人間} & \text{2} & \text{0} & \text{0} \rule[5pt]{0pt}{10pt} \\
\end{array} 
\begin{array}{c|ccc}
\text{④} & \text{1} & \text{2} & \text{3} \\ \hline
\text{機械} & \text{6} & \text{5} & \text{110} \rule[5pt]{0pt}{10pt} \\
\end{array}
$$

$$
\begin{array}{c|ccc}
\text{⑤} & \text{1} & \text{2} & \text{3} \\ \hline
\text{人間} & \text{28} & \text{10} & \text{68} \rule[5pt]{0pt}{10pt} \\
\end{array} 
\begin{array}{c|ccc}
\text{⑤} & \text{1} & \text{2} & \text{3} \\ \hline
\text{機械} & \text{21} & \text{13} & \text{9} \rule[5pt]{0pt}{10pt} \\
\end{array}
$$

$$
\begin{array}{c|ccc}
\text{⑥} & \text{1} & \text{2} & \text{3} \\ \hline
\text{人間} & \text{7} & \text{4} & \text{0} \rule[5pt]{0pt}{10pt} \\
\end{array} 
\begin{array}{c|ccc}
\text{⑥} & \text{1} & \text{2} & \text{3} \\ \hline
\text{機械} & \text{1} & \text{6} & \text{111} \rule[5pt]{0pt}{10pt} \\
\end{array}
$$

$$
\begin{array}{c|ccc}
\text{⑦} & \text{1} & \text{2} & \text{3} \\ \hline
\text{人間} & \text{28} & \text{2} & \text{5} \rule[5pt]{0pt}{10pt} \\
\end{array} 
\begin{array}{c|ccc}
\text{⑦} & \text{1} & \text{2} & \text{3} \\ \hline
\text{機械} & \text{5} & \text{4} & \text{91} \rule[5pt]{0pt}{10pt} \\
\end{array}
$$

アンケートの回答(3)

$$
\begin{array}{c|c}
\text{全体} & \text{} \\ \hline
\text{治療中止} & \text{  57} \rule[-5pt]{0pt}{16pt} \\
\text{治療継続} & \text{  55} \rule[-7pt]{0pt}{16pt} \\
\text{サイボーグ化} & \text{  23} \\
\end{array}
$$

$$
\begin{array}{c|cc}
\text{職業} & \text{生徒} & \text{教員} \\ \hline
\text{治療中止} & \text{47} & \text{10} \rule[-5pt]{0pt}{16pt} \\
\text{治療継続} & \text{45} & \text{10} \rule[-7pt]{0pt}{16pt} \\
\text{サイボーグ化} & \text{21} & \text{2} \\
\end{array}
$$

$$
\begin{array}{c|cc}
\text{性別} & \text{男性} & \text{女性} \\ \hline
\text{治療中止} & \text{28} & \text{29} \rule[-5pt]{0pt}{16pt} \\
\text{治療継続} & \text{25} & \text{30} \rule[-7pt]{0pt}{16pt} \\
\text{サイボーグ化} & \text{21} & \text{2} \\
\end{array}
$$

$$
\begin{array}{c|cc}
\text{文理} & \text{文系} & \text{理系} \\ \hline
\text{治療中止} & \text{23} & \text{34} \rule[-5pt]{0pt}{16pt} \\
\text{治療継続} & \text{22} & \text{33} \rule[-7pt]{0pt}{16pt} \\
\text{サイボーグ化} & \text{8} & \text{15} \\
\end{array}
$$

感想

 ① ~ ③ に関しては割愛します(全員が全員ちゃんと答えるような環境ではなかったので)。④ に関してはペッパーという具体的な例を出してしまったのはアンケートとして本当によろしくないなぁと思っています(ガチ反省)。⑤ と ⑦ に関しては対照的な質問を用意した(らしい)ので、結果も対照的になっていると思います。⑥ に関しては思った以上に偏ったなぁという印象。一部曖昧さをもたせたのは、それをどうとらえるかも人それぞれだと思いからです。(2)と(3)に関しては、面白いな~(´ー`*)ウンウン。という感じです。実は(3)のモデルにした人物がいます。ピーター・スコット-モーガン博士です。彼が執筆した本NEO HUMANは僕にとってとても興味深く、面白かったです。

考察

境界線とは?

 このアンケートを実施する上で最も気になっていたことは、「人間が人間と機械の境界線」でした。対象を「人間」か「機械」か判断するときに最も重視される部分は、元の存在によることが(2)よりわかります。つまり、元が「人間」であれば「人間」、「機械」であれば「機械」だと判断する確率が高いということです。しかし、⑤ を見ればわかるように、状況によって人間が下す判断はバラつき、その人たちの間で境界線に「幅」があることがわかります。

 幅に関して、「人間」と答えた人たちは「人間に関する単語(人、脳)」を重要視していることがわかります。反対に、「機械」と答えた人たちは「機械に関する単語(ロボット、人工、アンドロイド)」を重要視していることがわかります。ここから、境界線が人間か機械のどちらに寄っているかということがわかるかと思います。機械が人間社会における生活の一部となるには、この幅が狭まるとともに、より機械側によらなければ、実現は不可能だと思います。

属性による違い

 次に、各属性による評価です。3つの属性でアンケート結果を分析しましたが、属性による大きな差はそこまで見られませんでした(´・ω・`)

 まず、「職業」について。22名の先生方に答えていただきましたが、年齢がバラバラすぎたことが原因だと思います。ほぼ新卒の先生もいれば、孫がいるような先生もいました(たぶん)。よって、生徒側の考え方の多様さと先生方の年齢による多様さが偶然一致してこのような結果になったと思われます。
 次に、「性別」について。原因は、わかりません。逆に言えば、「機械」に対する考え方が性別によらないという認識もできるのではないでしょうか?だとすれば非常によい結果だと思います。
 最後に、「文理」について。これは、職業と逆の現象が起きていると思います。このアンケートに回答している大半はまだ文理も明確に決まっていなかった(はず)の高校1年生です。完全に文系 / 理系の思考になっている人も、まだどちらかわからなかった人も、それぞれだいたい同数だと思います。

 僕はこのように考えますが、みなさんはどう考えますか?

サイボーグ化

 みなさんはサイボーグと聞いてどんなものを思い浮かべますか?「ターミネーター」でも「PSYCHO-PASS」あたりに出てくるものでしょうか?(正直何でもよいのですが・・・())サイボーグ化は、新しい医療の形であるとともに、人間の活動を手助けするものでもあると思います。ですが、現在の科学技術では実用化には程遠いと思われます。では得られた回答はどうでしょうか?

 全体では、約4割ずつが治療中止 / 治療継続を選び、残り2割がサイボーグ化を選びました。これに関しては、やはりサイボーグというものに対するバイアスが関係していると思います。慣れていないもの、見知らぬものに対して保守的になることは容易に想像ができます。それでは、属性で見ていきましょう。

 各属性とも、同じような別れ方がみられます。教員、女性、文系ではサイボーグ化がかなり低い割合になりました。逆にこれらに対応する属性では、生徒、理系が全体と同様の割合、男性ではほぼ同数という結果が得られました。ここから、男性はサイボーグ化に対して興味がある確率がほかの属性に比べてかなり高いと言えます。

まとめ

 (1)と(2)では、実社会で考えられる「対象としての機械」。(3)では「自身に対する機械」ということを意識していました(らしい)。対象とする「機械」に対しては、属性による意識の差はあまりないように思えましたが、自分に対する「機械」に対しては、属性による差がはっきり出たと思います。

機械がどこまで行けば人間と同一視されるようになると思いますか?

最後に

 ここまで読んでいただきありがとうございました(*^▽^*) このアンケートを再び見てみると、昔のことをいろいろ思い出します。ところで、このアンケートをとってから約3年が経過しています() 環境がすべて変わった今、このアンケートをもう一回実施したらどういう結果になるのか、私、気になります!ということで下にフォームのリンクを載せとくので、ぜひぜひご回答お願いします(/・ω・)/ 集計したものは適当な日時で締め切ってまたテキトーに記事にして公開します(*'ω'*) 

https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSfVRaeTXRORiR2-bh7-s7ZTqPez-WIZ0eJEVQdHdvC7Te57yw/viewform?usp=sf_link

明日は7日目、ぱうろさんの記事です
https://note.com/210on/n/n31f61a2dabe9

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?