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seto(セト)とは

「seto」は、瀬戸けいた・なおよ夫婦によるデザインレーベル。1999年より「九印・9brand」として活動をスタート。2008年名称を「seto」に変更しました。

「自然から学んだ」物事を、生活に取り入れるという行為は、人間が古来おこなってきたこと。それを再解釈することを、創業時よりテーマにしています。海や山、実際の自然がその場になくても、自然の「在り方」を生活に取り入れることで、自然からたくさんのことを学ぶことができると思っています。

現在は神奈川・鎌倉で、子育てをしながら、自然を散策、観察し、老若男女問わず楽しくなるものやことを日々考えています。

家具の会社で知り合ったわたしたちは、自分たちの思いを詰め込んだ、自分たちだけで責任を持てるものづくりをしたいと、会社を辞めて、高架下の小さな小さなお店と、オンラインショップを開きました。まだインターネットも今ほど広がっていない時代。個人でものを作って販売することは、今より難しいことでしたが、大量生産ではなく、ハンドメイドでもなく、個人でも小さなメーカーとしてものづくりができる、ということを実践してきました。

現在も夫婦2人でデザインし、サンプル、一部製品はアトリエで生産し、それ以外の製品は、国内の提携工場で製作しています。丈夫なコーデュラ生地を中心に、付属パーツは全ての製品で共有し、必要な分を作って必要な分を販売するという、シンプルで無駄のないものづくりを目指しています。

オリジナルプロダクトの製作販売の他、企業、美術館、動物園等へのデザイン・教育プログラムの提供も行っています。瀬戸けいたは、横浜商科大学 非常勤講師、内田愛ジュニア太極拳教室・武術基本功コーチ、スイスNaef社契約デザイナー。


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以下の記事は、アシストオンが2008年10月に鎌倉のアトリエを訪問した際のロング・インタビューです。こちらもあわせてご覧ください。