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バンク・オブ・イタオカ

大翔です。プリキュアの話です。
わんぷりにてキュアニャミーの正体が判明。
なんとまゆちゃんが飼ってる猫のユキちゃんでした。シランカッタナー

同時に変身バンクも解禁。めっちゃ動くし、可愛いしキレイだし……これはまたトンデモない物が来たぞと朝から大興奮でした。
おっさんがこの有様なのでメインターゲットの幼女先輩達はきっと飛び跳ねるぐらいの事はしていたでしょう。

さて、この美麗変身バンクは誰が担当したのかしら?それはこの方

プリキュアのオタクならご存知の方も多いでしょう板岡錦さん。
これまでの変身バンクなどでもクオリティの高い映像作りに貢献してきて自分の様な日の浅いオタクでも名前をしっかり憶えているぐらいの名物アニメーターさんと言っても良い方。

氏の手掛ける変身バンクはとにかく動く事が多く、表情の変化や身体の動きもだが、アングルが容赦なく動く。そして勿論可愛さや、凛々しさ、そのプリキュアの魅力を引き出している。ここまでやるかと言う位に移り変わっていく映像はどうしたって目を引くものになっている。

ニャミーの変身バンクを見て自分でも察する事が出来た。作り手の演出やキャラの動かし方、各々あると思うが一目でそれが分かるタイプは個性派の人だと思っている。そう言った意味で板岡氏はプリキュアに関わるアニメーターの中でもかなり個性が光っている方ではないだろうか
(余談だが、特撮で活躍する坂本監督も手掛けている映像が分かりやすく個性が出ていてクレジットを見なくても大体判別出来る笑)

直近ではキュアサマー、キュアプレシャス、キュアスカイと1話から変身する主役の変身バンクを連続で担当されている。
これは作品の一番最初の掴みの部分にして、一番流れるであろうバンク映像を担当する事になる………という事はやはりそれだけ評価されているからなのかなと考える。3年連続ですし

映画プリキュアオールスターズFでキャラクターデザイン、総作画監督を務めたりもしているのでシリーズにおける気合いを入れたい所で起用されている様にも思う。

つまりキュアニャミーの変身バンクは気合いを入れて望むポイントなのか?その通りだと思う。
放送前からビジュアルが公開されているとはいえ、この時期に正体判明からの変身バンク公開。変身アイテムもワンダフル達とは違う新アイテム。追加戦士枠みたいなポジションと言っても過言では無いでしょう。

ワンダフルやフレンディ以上のインパクトを見ている側に与えてニャミーに興味を持って欲しい狙いはあるように思う(あわよくばグッズも買って欲しい)
2人体制で結構な時間やってきて、そこに追加される訳でもありますから愛着ある初期メンバーと肩を並べる位には存在感を出したいでしょう

とは言っても、そんな事は毎年の話でもある。
毎年追加でプリキュアは出るし、この時期に新商品を出して売らなければならない。ニャミーに力を入れる理由になるか?思いますね。

それだけなら違うでしょう。ニャミー、そしてそろそろ来るであろうリリアンにもきっと力が入っている理由は他にもある筈です。

変身アイテム、シャイニーキャッツパクトは今の世では珍しい光る事も鳴る事も無い変身アイテム。
化粧品(子供用)がそのままアイテムとなっていて、おもちゃらしいギミックなどもないです。それによって対象年齢も高い商品となっています。
何故このアイテムを発売する事としたのか?そこがバンダイ……もといプリキュアの新たな挑戦であり賭けている所なんだと思いました。

先程書いた様にシャイニーキャッツパクトはいつもより対象年齢が高めの商品。つまりニャミー達はそのいつもより上のターゲットに興味を持って欲しいという狙いがあるのだと推測出来る。

そろそろ2期も放送される「推しの子」青年誌で連載されている漫画が原作で本来のターゲットもそういった層だろうが、女子小学生の世代からも支持されているという。
ここの要因の一つに女子小学生をターゲットにしたアニメ現状殆ど無い、プリキュアを卒業した先が無いと言うような指摘もあります。

こういう小学生ぐらいから深夜アニメの視聴をするというのは鬼滅のブームだったり、サブスクなどの配信の充実だったりで数年前から珍しくない状況になったなと思います。ワシの若い頃は深夜のアニメを見てる奴なんてのはオタクみたいな奴ばかりでそんなん見てるとバレた日には内容に関係なく袋叩きにあったものだ………

話を戻すとして、そのプリキュアを卒業しそう、または卒業して深夜アニメなど見始めた層に今一度プリキュアに興味を持って欲しいと思っての挑戦的な展開なのでは?プリキュアの対象年齢を広げて行こうと狙っているのでは?と考える。

前作ひろプリは男の子のプリキュアが登場したりして、男の子でも憧れを持ったり、またその話題性から今まで見た事のない人も興味を持ったりした事でしょう。
そして今作では少し前までメインターゲットだった世代。次のアニメなどに行っていた世代にまたプリキュアを興味を持ってもらおうとする。

今後プリキュアを展開していくに辺り、そういうプリキュアファンの幅を広げる施策を去年、今年と挑戦しているんだと思いました。

これが当たるかどうかは後にならないと分かりませんが、今後とも新しい挑戦をして、よりシリーズが盛り上がっていけばいいですね。
この作品がより多くの人に届くと嬉しいです。


期間限定の北千住プリティストア

早いものでわんぷりも折り返しが見えて来そうで、ニャミーとリリアンの活躍や、追加戦士はこれ以上出るのかとか、映画とかどうなるのとか今後展開もさらに盛り上がりそうで、とにかく自分としてはそういう点を楽しみにしてます。


ここまで読んでくれて、ありがとうございました。

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