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わんだふるぷりきゅあ ドリームステージ 感想



大翔です。半年以上かけて全国色々な所で開催される、わんだふるぷりきゅあドリームステージに早速行って来ました。初日の公演です。

場所は千葉県の松戸。埼玉から武蔵野線を使えば以外と遠くなかったです。
初日なのもあってか人も沢山でした。




わんプリもこれまでのプリキュア同様しっかり子供達からも好評な様子で良かったです。

以下、ステージ内容のネタバレあり

わんプリはこれまでの作品と違い戦闘シーンなどが極力無い作風となっています。そこをドリステでどの様に表現していくのか
そこは1つ期待していたポイントでしたが、しっかりわんプリらしいアクションの魅せ方をしていたなと思います。

相手を止める為に追いかけて、受け止めて、心に語りかける。わんだふるぷりきゅあの魅力を舞台の上でいっぱい表現して、その世界観も忠実に再現されていました。

多分、ここで初めてニャミーやリリアンのスーツが初登場。テレビの前以外でも勢揃いしたわんプリメンバーを見る事が出来て嬉しかったです。
いろはや悟、こむぎ(犬)は普段のショーなどでも登場してましたが、勿論ユキやまゆもドリステには登場。人状態にも勿論なります。
そして大福も出ます。かわいかった。喋ったりはしないけど鼻鳴らしたり(?)して反応したり、勇敢な性格もしっかり見せて

最初の方でいろはが犬こむぎをリード付けて走り回っている場面が衝撃………というか面白かったです。ちゃんとこむぎが走ってる!?ってなって

まぁ、実際遠くから見ても分かるぐらい自走してなかったですが(笑)そういう雰囲気をしっかり作ってくれる演出がとても良かったです。

先にも書いた通りわんプリは戦闘シーンというのがほぼ存在しないので相手を追いかけたり、動きを止めようとするアクションが多かったです。

森の中に逃げ込んだ相手を障害物がある中で追いかけたりするシーンはそれぞれの動きにも個性がしっかり付いていたり、ギミックを使った動きが見ていて楽しかったです。単調な追いかけっこが長くよりも面白くなってるし、客席に逃げた方向を聞いたりするのも良い仕掛けだと思いました。


物販。とりあえずパンフレットとメタルキーホルダーぐらいでいいかなと思ってましたが


ペンライト追加購入(笑)
お世話になります。

ストーリーは宇宙から来た少女、エイラとそのペットのワヌワヌがアニマルタウンにやって来るというもの

まずはワヌワヌが登場するのですが、犬とも狼ともなんとも言えない………知ってる動物とはまた違った印象を受けて良いデザインだなと思いました。

最初ガルガルと似た雰囲気という事でプリキュア達と追いかけっこする事になるのですが、結局ガルガルとの関係は不明というか………きっと全くの別物なんでしょう(笑)そもそもまだガルガルが何というのも分かってないですけど
なんでワヌワヌがガルガルみたいになってたかって言う所の本当の理由はしっかり明かされてはいませんでしたけど、まぁ、初めての環境で不安とかがあったのか……はたまた飼い主のせいか

その飼い主であるエイラはある目的があって宇宙からやってきた。その理由は新しいペットを見つける事。
ワヌワヌがもういるのに何故?と疑問に思ういろは達に「ワヌワヌは喋らないから、心がないから………」と言い、一緒にいて楽しいペットを手にいれようとするエイラ。

今作は飼い主の事情でペットを替えたり、物の様に扱ったりする展開があります。
エイラが宇宙からきた人物で、いろは達とはペットの接し方や飼い方についての考え方、文化や価値観のズレを感じさせる様な印象の話となっていましたが、実際の所は飼っている生き物をそういう風に扱う人も現実にいるというので、そういった人物への風刺にもなっているのかなと思ったり………
それとは別に、子供達にそういう風に扱う事はよくないのだと伝えたい。生き物みんなに心があり、飼う側の勝手な理由に振り回してはいけないという思いをこめたストーリー展開だと感じました。
こういう所へ切り込むエピソードを作れるのはわんプリならではであり、人と動物とのエピソードを作っていく中で避けて通れない部分を見事に仕上げてくれたなと思いました。

そしてエイラに捕まる悟。悟が捕まるんだ……
正確には首輪を付けられるのだが、喋るペットを手に入れようとするって言うからこむぎやユキを狙うと思ったら悟であった。
人間も積極的に支配しに行く見境の無さがちょっとおもしろかったです。笑い事ではないけど
悟は勇敢で賢い男だが、現状プリキュアでは無いし、戦う力も無いのでこういう目にあうポジションになってしまう。がんばれ

抵抗するこむぎやいろは相手にワヌワヌを操り危害を加えようとするエイラ。
途中でパワーアップして大きくなってしまう所も含めて中々とんでもない事をしてくれるなと感じました。
喋らない相手には感情が無い、ならば好き勝手にしても構わない。我々の普通ではそんな事はないと考えなくとも分かる筈だが、世の中にはそう思っている人間がいないとは言い切れない。
悪意を持ってそうする人もいれば、純粋にそんな価値観を持ってしまっている人もいる。

確かに飼っている動物と話すことが出来たら楽しいのかもしれない、しっかり心を通わせたり出来るのかもしれない。でも、そうでなくても動物には心があり仲良くなる事が出来る。共に生きる家族になれる。
こむぎといろは、ユキとまゆも話す事が出来るから仲良くなれた訳じゃない。そういう所を展開や言葉で伝えてくれたのが胸に響きました。

みんなの言葉を聞き、ワヌワヌにも心があることや自分の間違いに気づいていくエイラ。彼女も根っからの悪い訳じゃなくて純粋に間違えてしまっているって所が良いキャラクターだなと思いました。前半の方では一緒に遊んだり、歌を歌ったりしてましたし
これまでのわんプリの作風的にも悪い奴を出して戦うというのはドリステであってもちょっと合わないだろうという中で、悪人ではないが間違いを犯した人を止める為に動くというのは良い落とし所だなと思いました。

まだ黒幕がいるのか?どんな存在なのか?そういう所が明らかになってないわんプリにおいてそういう存在は特別感もあります。

ワヌワヌを元に戻そうとするエイラですが、装置(首輪)が故障して元に戻らない。そんな状況でワンダフルがワヌワヌはエイラの歌が好きだったから、歌で心を落ち着かせようと提案。前作の時もそうでしたが、歌を話しの重要な点に置いているのがドリステのミュージカルステージとしての作風をしっかり引き立てていて魅力の一つですね。

歌と共にワヌワヌを止める為に奮闘するプリキュア。しかし、ワヌワヌの腕輪も暴走に原因があるらしく、それを壊さないといけない……そんな時に現れたのが先輩達、キュアプレシャスとキュアスカイ。
1つ、2つ前の先輩がくるのがお馴染みなんでしょうが、この場面でフィジカル最強コンビが来てくれるの、圧倒的な頼もしさがありますね。君等なら何でも壊せるだろう(笑)
なによりひろプリからハマって1年追いかけた自分としてはスカイが先輩として登場してくるのがなんとも言えない感慨深さがありつつ、寂しさも少し感じました。君はもう先輩なんだなって

2人が技を発動し器用に腕輪を破壊。しっかり腕輪が外れるギミックを見せてたのがびっくりでした。最後はフレンドリベラーレで浄化。ワヌワヌを元に戻しました。エイラはワヌワヌに謝罪し2人は想いを通わせる友達になれました。ここでエイラがワヌワヌにしっかり名前を授けるシーンもありますが、そこは見てのお楽しみということで……見に行ってください。

最後は主題歌によるダンスメドレー
デパプリ、ひろプリのメンバーも全員集合して素敵に楽しく踊ってました。
個人的に印象的だったのは過去2作に比べてわんプリの曲の時の方が一緒に踊っている子たちが多いなと思った事です(ステージに集中してたんでなんとなくですけど)
この場に来ている子たちは当然わんプリが好きなんでしょうけど、現行作品の食いつきが1番良いっていうのはシリーズとして良い状況なのかなと何事にも思うので、そこも良かったです。
自分はひろプリメンバー揃って踊っているのに少し感極まってました(笑)
少し前までずっと見てた光景ではあるんですけど、やっぱ1回終わって改めてこう見ると感情がこみ上げますね。子どもにとってもそうだと思いますけど大人にとっても初めて見たプリキュアが1番心に大きく残るのかなと感じてます。わんプリも楽しいですけど、きっとこの先も1番自分に深く残るプリキュアはあの5人の物語なんだなと思います。

そこから幕が降りるまでみんながわちゃわちゃしてる場面がありましたが、ヤムヤムが悟に構ってたり、ウィングとマジェスティが並び立っていたり色々見所があって逆に記憶があやふやでございます(笑)
なんかスカイとプリズムもイチャイチャしてた気がしますが、いつも通りなのでまぁヨシ(?)

最後にはハイタッチ会にも参加。順番が最後の方で結構待ちました。仕方がないとはいえ周りの子どもたちは結構飽きてて動き回ってたりしたので、そこはちょっと大変な所かなと思います。

動画とかは上げられないので是非参加してかわいいプリキュア達の魅力を近くでも感じて来てください。


ハイタッチ券


わんだふるぷりきゅあ ドリームステージ
近所でも開催されますが去年が良かったので今年は早めにと思い初日参加しましたが、来て良かったなと思います。

キャラクター達の動きも個性が溢れ、舞台の演出や名物(?)の瞬間変身も今年も見事なもので、本当に本物のプリキュアがそこにいました。

素敵なわんプリの世界観を作ってくれた劇団飛行船の皆さんには感謝が尽きません。

そして今年もMCを担当された鈴鹿お姉さん。
衣装が新しくなってました。毎年しっかり変わるんですね

注意事項の話などで「ダメェ〜〜!」って言ったりしてたりもあってメエメエというか…使用人的なモチーフがあるのかなと勝手に予想

ダンスレクチャーのパートやハイタッチ会でもプリキュアと並んで活躍してました。全国各地回るので大変かと思いますが、がんばってください。


自分もこれからの公演も観劇出来たらと思ってます。色々な所でプリキュアの活躍、今年も楽しみにしてます。


ドリステとは違いますが、テーマパークやショッピングモールでやるわんプリショーもそろそろニャミーやリリアンが登場して新しくなるようです。

こっちでも引き続き悟が活躍する(?)ようで、ニャンダフルコンビも含めてそこも注目してます。

池袋のイベントも近くなって来ましたし、色々なわんプリの活躍を見れたら嬉しいです。

今回はこの辺で、また観劇した際に追加で感想を書いて行きたいと思います。




余談。傘を忘れたわたくしは大雨の餌食になりました。


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