口喧嘩ライブを見た感想

まず初めに、私は藤本さんはお笑いに対する情熱と向上心が半端ない人で、井尻さんは許容する心が人よりも広い人だなと思っています。だからこそ10年も続けてこれたしこれからもジュリエッタとして続いてほしいと願っています。これは大前提です。
ここから先は今回のライブを見て思ったことを率直に書くので不快に思った方が居たらごめんなさい。


まず舞台上でのお二人の口喧嘩を見ていて、お互い自分を正当化しようとして論点をずらしているなと思いました。
それはネタの種の話の時に特に感じていたし、ゲストの方も指摘していて、話合いの時のスタンスについて話している井尻さんに対して藤本さんは自分がそのスタンスになった原因となった事象の話をしていて、解決に向かうスタートに立ててなかったです。

お互いが何を伝えたいのか、今回の場合だったらスタンスの話と事象の話を切り分けて話し合わないと、今後お二人で喧嘩になった時にも正当化のマウントの取り合いをし続けるだけで着地点が見つからないままもやもやで終わると思います。


 そのスタンスについては、会話のキャッチボールというよりは井尻さんが閉じているシャッターに藤本さんがボールを勢いよく投げているイメージが浮かびました。これは告知youtube配信でも感じたことで、井尻さんの目線や話すトーンが人と向き合うそれではなかったのがとても怖かったです。藤本さんは投げる強さや投げ方を変えてみたり、井尻さんはボールを受け取れるスペースを作ったりしてお互い少しずつでいいので歩み寄ることが大事かなと。ボール1個分の隙間からの転がし合いから再スタートでもいいと思います。


ただ私はどちらかというと日常で井尻さんの立場になることが多いから……そこに至るまでの積み重ねがあるにせよ、自分の発言に否定から入られると自己肯定感が下がること(無意識だとは思いますが引っ掛かりました)、怒られると頭が回らなくなって自分がどうしたらいいのか本当に分からなくなることがあるのはお伝えしたいです。これは長い時間懇々と怒られたり、自分よりパワーバランスが上だと感じている人が相手だと尚更です。


あとこれはライブについてですが、タイトルに新ネタと入れている以上は新ネタ出来てないなら最初に言ってほしかったです。あのまま何も言わずにネタが始まっていたら口喧嘩に対するもやもやと新ネタじゃないもやもや二つ抱えて会場後にしていたと思うので。言っていただけたらお仕事で忙しいから仕方ないよね、ってなります。新ネタの定義は人それぞれなので完全に新ネタが見れると楽しみにしていた私の気持ちです。すみません。


今回機会をいただいたので上から目線になってしまいましたが感想というか意見を述べさせていただきました。

ライブ中にお二人が相方の事を面白いと言っているのを聞いて嬉しかったし、その部分のリスペクトがあるのならば今回の事を乗り越えて更にいいコンビになると感じました。でも決してご無理はならさないでください。
今日からはまたいちファンとしてジュリエッタの行方を見守りつつライブを楽しみます!

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