バレンタインデー〜蝶兵衛一味の戦い〜中編
ガリゾー「ななな何ーあげるちゃん急にみんなを集めて」
アゲル「ふっふっふーサプラーイズ!いつもみんなにはお世話になってるから今日はチョコフォンデュを作りました〜☆」
ソセフィン「そんなそんな私達はいいですってー」
アゲル「いやいやいつもみんなにはいつもお世話になってるから〜今日はお仕事もぜーんぶ下っ端に渡してきたから今日はゆーっくり休んでね♪」
アゲルちゃんに案内され蝶兵衛一味は豪華な部屋に着く。綺麗なテーブルクロスのかかったテーブル、綺麗に掃除された床、ガタガタしない椅子、整えられたカーテン、全てが完璧だった。テーブルに置かれた料理以外は、、、
ガリゾー(アゲルちゃんが頑張ったのはよくわかるけれどこれは酷すぎるッテカー)
ソセフィン(オブラートに包んでただのゴミ……)
うんちキング(うっ、吐き気が、、、)
ガリゾー「そっそうだ蝶兵衛様がまだきてませんよ💦」
アゲル「おじいちゃま?おじいちゃまならお兄ちゃまの所にいったわよ」
全員(蝶兵衛様ー!!)
アゲル「お兄ちゃまにチョコ持ってって、っていったのに置いてっちゃったの」
にんにく「そっそれなら団長、団長がまだ来てません💦」
アゲル「団長なら下っ端連れて戦いに行っちゃったよ」
全員(団長ー!!)
アゲル「実は団長がこのサプライズ手伝ってくれたの!団長すごかったんだよー!一瞬でこの部屋綺麗にしちゃって」
にんにく「だっ団長が!!」
アゲル「そう!団長があいつらいつも頑張ってるからって1人で行ってくれたのよ」
黒薔薇騎士団四天王「だんぢょおーーー( ꈨຶ ꎁ ꈨຶ )(ただ今優しくしてもらいたくなかったー)」
アゲル「それよりさぁさぁ早く食べて食べて♡」
全員「いっいただきます」
にんにく(どうする?誰が食べる?)
トマト(私が行く!)
水分(とっトマト大丈夫ナノ?)
トマト(大丈夫!私も漢だ!いざ、いただきます)
トマトが勢いよく串にゴミのようなものを刺し勢いヘドロのようなチョコをつけて口に放り込むその瞬間勢いよく椅子から崩れ落ちる。
すかさずエリンギが受け止める
エリンギ「トマト!しっかりして!」
トマト「はっ!今、川が見えた」
ガリゾー「アゲルちゃん、、、これはなんだってカー?」
アゲル「これ?フランスパンに決まってるじゃない」
全員(フランスパン!?)
トマト(えっ嘘だ、、、フランスパンって硬いよな?私の食べたやつグチョグチョだった、、、)
ソセフィン(明らかに謎の液体がパンから出てきてるんですけど、、、)
一同は震えていた。しかしかえるのすけは静かに怒っていた
かえるのすけ(うんちキング、、、貴様騙したな、、、💢機械が作動していなかったぞ、切る)
うんちキング(落ち着けかえるのすけ騙すわけなかろう!それに機械の作動検査もしてある!)
ソセフィン(まさかアゲル様の料理は機械をも壊す!?)
蝶兵衛一味は恐怖を更に感じた
しかしこの結果を受けて水分はある一言を言った
水分「アゲルさんごめんなさい自分液体しか飲めないんダ」
全員「!?」
にんにく(おいお前嘘をつくのかそんな嘘バレるぞ!)
水分(皆さんすみません。でもあんなもの飲むぐらいなら叩かれた方がマシです)
水分は死を覚悟していた。しかしアゲルの口から出たのは予想外の言葉だった
アゲル「あら、そうなのわかった♡」
そうアゲルちゃんは水分が水以外を食べるところを見た事無かったのだ!しかも去年あげたチョコは生チョコ、液体に近い。条件が重なりあい奇跡的にアゲルちゃんは水分の嘘を見破れなかったのだ。
水分(やった助かった )
アゲル「だ、け、ど、チョコだけは食べてね♪」
水分「えっ ?ゴボッゴボッゴヘッ」パタリ
かえるのすけが水分の口にチョコの入った鍋を突っ込む
アゲル「あー!かえるのすけ何で全部あげちゃったの💢」
かえるのすけ「すまない手が滑った」
アゲル「まぁいいわ、それじゃごめんだけど具材だけで楽しんで。私はなかっぱあん♡にチョコ渡してくるから。あっ!お皿の裏に何が入ってるのか書いてあるからねそれじゃ行ってきま〜す」
アゲルちゃんは意気揚々と出ていった
ただいまの状況
ガリゾー 異常なし
ソセフィン 異常なし
うんちキング 異常なし
かえるのすけ 怒り
にんにく 異常なし
水分 ダウン
トマト ダウン直前
つづく
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