深夜学園!! 第10話 今日から|私<おれ>は
注意⚠️
この話はキャラ崩壊が多く含まれます。
チチカカ湖1杯分ぐらいです
ご注意ください
┈┈┈┈┈2年教室┈┈┈┈┈
生徒「キエエーーー!」
生徒「ポォーーーー!」
ここは2年生教室
いつも通り殺伐としている様子だ。
そんな教室の真ん中に1人静かに教科書読むものありけり
クーロ「……」
彼の名前はクーロ!
少し地味だけど、特技は…とても……えーっと…その……
彼の名前はクーロ!!
クーロ「……」
一見すればただ真面目に本を読んでいるだけ、だが本心はどうでしょうか!覗いて見ましょう
クーロ(地味キャラやめたい地味キャラやめたい地味キャラやめたい地味キャラやめたい地味キャラやめたい地味キャラやめたい地味キャラやめたい)
わ、わあー凄いですねー(棒
そう、彼は自分が地味すぎることを悩んでいた、
彼に全く個性がない訳では無い。
成績優秀で、ツッコミ役、充分個性はあるはずだ
だが、
アズオリン「今日メダカの一本釣りに行かない?」
提督「いいね!ヒナコと行くよ」
わさび「生命体連れてっていい?」
ナッツピー「フォオオオオオ!!小指がああああああ!!」
セピア「芸術的!!描かせよ!!」
他が個性強すぎるのだ
クーロ(一体いつになったら地味キャラじゃなくなるんだ!!)
その時
矢田「おはよう諸君」
目に眼帯をつけ、先っちょ辺りを白く染めた矢田が入ってくる
アズオリン「矢田、どうしたのその目」
アズオリンが眼帯に手を近づけようとすると
矢田「近づくな!!こいつには邪眼が秘められている!!」
アズオリンの手を振り払い目を抑える
提督「狂ってやがんな」
わさび「精神に異常を来たしてますね」
皆は矢田を軽蔑した。クーロを除いて
クーロ「それだ!!!」
次の日
ザワザワ
提督「おはよう!王の帰還だ!」
提督が教室に入ると何やらクラスはザワついていた
提督「おはよう。なんかあったのか?」
1番近くにいたわさびだいふくに話しかける
わさび「提督……クーロが、」
提督「クーロがどうかしたのか?」
わさびだいふく「クーロがおかしくなった!!」
わさびだいふくの目線の先には変わり果てたクーロがいた
メガネをサングラスに変え、学ランのボタンを全て外して、机の上に足を乗せるクーロが
アズオリン「クーロ!!おい!!どうしちゃったんだよ!!」
クーロ「ったく…クーロじゃなくてクーロさんだろうがぁ!!」
彼の言動からはかつてのクーロの面影は一切感じられなかった……
クーロ「おい!!矢田!!なんか飲み物買ってこい!!」
矢田「はい!ただいま!!」
矢田は財布を握りしめ購買に走っていく
わさびだいふく「早速パシられてて草」
提督「プライドとかないんか?」
ー放課中ー
ヒソヒソ
生徒「ちょっとなにあれヤンキー?」
生徒「アレクーロじゃね?なんであんな格好してんだ?」
クーロ(計画通りのようですね)
クーロを横切るもの達は皆、彼を2度見する。
もうクーロンの法則とは呼ばせない
クーロ(イメチェン成功ですね!)
心の中でガッツポーズをしていたクーロ
不良「あーダリ、サルバドール・ダリー」
ガション!
前を歩いていた不良とクーロがぶつかる
クーロ「痛、」
不良「おい!!お前何ぶつかっとんじゃ!!」
不良はクーロに掴みかかる
クーロ「なんじゃゴラァ!!」
不良「謝れゴラァ!!」
クーロ「ごめんだゴラァ!!」
不良「いいよゴラァ!!」
クーロ「ありがとうゴラァ!!」
不良は去っていった
クーロ「ふう……不良とのコミュニケーションは疲れますねえ」
3限目
チャガチェフ「それじゃあ授業を始め、ん?」
チャガチェフクーロの格好に気づく
チャガチェフ「おい、クーロそれは一体なんの真似だ?」
その言葉には100000hPaぐらいの圧があり、ほとんどの生徒は怯む
だが、クーロは前とは違う!
クーロ「お、俺は今日からヤンキーだ!そこんとこ良炉子区!!」
チャガチェフ「ほー」
チャガチェフは授業プリントを配りながら続ける
チャガチェフ「それじゃ、内申点を低く付けざるをえないな」
クーロ「え?」
チャガチェフ「最悪留年だな…お前は模範的な生徒なのに残念だ」
言葉ひとつひとつがナイフのように鋭くクーロに刺さる
クーロ「うっ!」
チャガチェフ「お前には心底失望した。不良に憧れて一生を棒に振るうとは…」
クーロ「グハア!!」
クーロにダイレクトアタック!!
クーロ「チャガチェフ先生……不良辞めます……」
チャガチェフ「それじゃ授業始めるぞ。」
その後クーロがグレることはなかったという
次回予告!!
オオカミ「この学校って七不思議あるらしいぜ」
ジャムおじ「うぉ!こいつ透けてる!!何こいつ
!!」
ねりあめ「宿題で七不思議まとめるって私たちが初だと思いますよ」
次回 七不思議とか怖くねえし!!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?