謝りたいこと
息子の父親参観に行ってやれなかったこと。
その日、なぜか会社のバレーに行ってしまったこと。
帰ってきたら息子が母親に、パパいなかったけど、泣かなかったよ
と言っていたこと。
それを後から聞いた自分。
どうしたいのか、なにがしたいのか、罪悪感と申し訳なさと自己嫌悪が頭の中でぐちゃぐちゃになり、もうだめだ、と思った。
いま思い出しても、泣けてくる。
ごめん、息子。
俺が悪かった。
ただあのとき、どうしていいのか、自分でもわからなかったんだ。
人間ていうものがなんなのか、人と接するということがどういうことなのか、ただ怖くて怖くて、言い訳を探して逃げていただけ。
親子ってなんなのか、なにが大切なのか、仕事ってなんなのか?
すべてがバラバラで、とりとめなく点が点で散らばってるだけ。
自分だけが宙に浮いていて、どうしようもない罪悪感に振り回されているだけ。
ごめん、本当にごめん。