世界は気分でできている
世界は気分でできている。
これは間違いない。
僕は頭を空っぽにすることができない。
いつも難しく考えて、考えすぎて、失敗したり、出口のない迷路に陥ったりする。
悪い方へ悪い方へ考えてしまう。
悪い「気分」だ。
それを良い方へ、良い方へとベクトルを向けていく、つまり、良い「気分」へもっていくことが重要で、そのためには、手持ちのお金をどう有効に使うかが重要になってくる。
世の中の大半は、間違っている。
間違ったことがまかり通っている。
学校で教師は教える。いじめはいけません、と。
しかし、実際は、社会ではいじめは暗黙の了解でまかり通っている。
目立ったやつ、気にくわないやつを、みんなで口裏合わせて、叩き落す。
そんなやつらが出世して金を稼ぎ、負けたやつは、一生所得は上がらない。
会社1本で働く限りは。
上がらない給料と、モチベーション。
悪い「気分」のラビリンスだ。
きっと、いま、世の中は、悪い「気分」で満ち満ちている。
イライラ、ストレス、憎しみ、妬み。
それらの的になったやつは、端から鬱病や自殺に追い込まれる。
悪い「気分」から抜け出せなかった末路だ。
僕も実際、その一歩手前まで行ったことがある。
いま、ここに、ナイフが落ちていたら、自分を殺すか、他人を殺してしまうかもしれない、という精神状態。
どちらか片方しか選べないという、末期思考。
※この文面は、自殺を、幇助したり、殺害を促すものではありません。
けど、そんな悪い「気分」を変えてくれたのは、やはり、心ある人との出会いだった。
いい「気分」にさせてくれたのは、近くのパン屋の店員のやさしさだったり、いまの奥さんだったり、数少ない友人だったり、両親だったりする。
自分にとって、悪い「気分」にさせるものはなんなのか、よく考えて欲しい。
その、ストレスを分析し、除去することで、あなたは、僕は、きっと良い「気分」になるはずだ。
お金がないなら働いたらいいし、バイト先がいやなら辞めて、バイト先を変えたらいい。
学校がいやなら、誰かに相談したらいいし、部活やサークルになじめないなら、逃げてやめるのもいい。
誰もあなたを責めない。
諦めて、自分の弱さを認めてから、すべてのあなたの世界がようやく始まるのだから。
会社が苦痛なら、配置転換を希望したらいいし、可能なら転職しよう。
起業したり、休職して、のんびりしてもいい。
家族も受け入れてくれるはずだ。
極端な、思考に陥る前に、誰かに相談して欲しい。
僕はあなたに、死んで欲しくない。
声を、聞かせて欲しい。
自殺者3万人の中に、あなたをカウントさせたくない。
狂っているのは世の中のシステムや心無い人たちで、あなたではない。
この競争社会から、脱落しそうなあなた。
どうか、いい「気分」になれるよう、僕は心から願っています。