まどまぎ劇場版を見て 微ネタバレ
テレビ版総集編を見て、二回目ちゃんと見たら、なかなか面白いストーリーだと思いました。今更ですが・・(^^;;
以前視聴したときはふーん、て感じだったのですが、この度機会があって、後輩に劇場版のDVDを借りることができ、まともに見てみました。
いろんな伏線があって、なるほど、このほむらちゃんの台詞は、ここにつながってるのか、とか、きょうことほむらちゃんの噛み合わない感じとか、いろいろ気づきがあって、とても勉強になりました。
以下ネタバレ注意
好きなシーンは、さやかちゃんが絶望に取り込まれてザクザクやっちゃうところと、最後クライマックスで、まどかがおかんと喧嘩しそうになるけど、おかんが連れて行けってゆって、まどかが断るシーン。
けど、最終的には和解して、お互いを信じて、お互いの行動を後押しする素晴らしいシーン。
親子の信頼ものってほんと泣けます(;´Д`A
僕はろくな親子関係を築けなかったので・・(^^;;
けど、ループものって、ひぐらしでの衝撃が強すぎて、ストーリーテリングそのものには、あまり感動はなかったですかね。
すべてを知る、時間軸を超越した存在が登場人物の中に1人いて、永遠にループする世界に対し、なんとか前向きに戦おうとする。
それは友達を救うためとか、くそったれな体制側、システム、あるいは世界そのものをぶち壊したいとか、まあ色々あるんでしょうけど、エヴァQ見て、ひぐらし見て、ジョジョリオン見て、まどまぎ見たら、さすがにループ物は食傷しますね(^^;;
ひぐらしはほんとに感動しましたが、それ以降のゼロ年代のループ作品は、結局焼き増し感が否めないと思うのは、贅沢な悩みなんでしょうか。
そろそろ、新しい、2015年以降の、世界設定が見たいです。
パラレルでも、ループでもない、全く新しい世界。
このくそったれな現実を圧倒的に凌駕する、爽快な世界。
だれもが考えているけど、まだ世の中に出てない。
それができたら、最高のエンターテイメントになるでしょうね。
僕も、いつか自分の作品がそのようになったらと思います。
何年か後、世界がひっくり返るような小説が書けるよう、頑張ります。