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子連れワンオペ長距離フライトを乗り越える方法

こんにちは。アスパラガスです。長男4歳、次男0歳7ヶ月の時にワンオペ長距離フライトを経験しました。この経験を含めて5回ワンオペ旅をしてきました。大変ではありましたが、なんとかなったので皆さんにその経験をシェアしたいと思います。

フライトスケジュール

どのエアラインを使うか、何時の便にするか、どの空港を使うか、そこから子連れワンオペ旅は始まっています。

  • 直行便

  • 一番安い便

  • 早朝便・深夜便

  • 空港

子連れワンオペ旅での最優先はやはり直行便、そして子どもが飛行機で寝てくれる時間帯を選ぶのが一番です。ところが、コロナの影響などもあり、目的地への直行便はない・・・(汗)目的地はEU圏です。仕方がないので、乗り継ぎを考えます。

  • ヨーロッパで乗り換え

  • アジアで乗り換え

様々な選択があるので悩みます。子連れ旅でのポイントはやはり「子どものぐずりを最小限にすること」ではないでしょうか。

  • ヨーロッパの知らない土地で2〜5時間程度2人の子どもと待つこと

  • 文化の似ているアジア圏で乗り継ぎ待ちすること

を比較した結果、私たちは同じアジア圏で乗り換えた方が安心だろうという結論に至りました。ヨーロッパ乗り換えだとロストバゲージの心配もありました。アジアの中でどこにするか?ですが、そこはお財布とも相談しました。「無理なく」「お財布に優しく」「子どもにも優しい」という条件で照らし合わせた結果、大韓航空を使い、韓国で乗り換えることにしました。

ということで、我が家のフライトスケジュールはこのようになりました。

20:35  東京(成田)発
23:20  ソウル着 【2時間半】
ー 空港内のホテル泊 ー
12:10  ソウル発
18:05  現地着 【13時間半】

【フライト約16時間、合計約30時間】

夜遅いフライトになってしまいましたが、空港内のホテルで1泊することにしたので、大丈夫と判断。ちなみに仁川空港には空港内にトランジットホテルがあるのでとても便利です。万が一ホテルの予約ができなくても、仮眠室が使えます。そして仁川空港の一番いいところは、子ども用の遊び場が充実しているところです。長時間の乗り継ぎ時間があっても、子どもが全く飽きない!!

子連れで乗り継ぎが必要な場合は子ども用の遊び場がある空港を優先することをオススメします。

事前のリクエスト

子連れフライトであれば必ず事前に食事などのリクエストをしておきましょう。4歳長男にはキッズミール、0歳次男にはベビーミールをリクエストしました。ちなみに、大韓航空では「プルコギ」「ホットドッグ」など複数のメニューから事前に選ぶことができました。そして、0歳児にはバシネットを予約しておきましょう。バシネットは、赤ちゃん用のベッドです。これがあるのとないのとではフライトの楽さが全然違います。

持ち物

4歳長男

タブレット
機内にスクリーンはありますが、空港内での待ち時間もあるので、タブレットはあった方がイライラ要因が減ると思います。

キッズヘッドフォン
タブレットを使う場合に必要です。機内で子ども向けに配られることもありますが、着陸前に回収されてしまいます。また、配られるヘッドフォンが子どもの耳に合うかわからないため、持っていくことをオススメします。

着替え
4歳になればもう着替えの心配も必要ないかと思いますが、何が起こるかわからないのが旅。食事で汚してしまうかもしれないし、気持ち悪くて嘔吐してしまうかもしれないし、トイレに失敗してしまうかもしれません。必ず持っていった方がいいです。

お菓子
高度の差で耳が痛くなるのを防ぐために飴を持っていった方がいいとよく聞きますが、長男はこれで5回目のフライトでしたが、今まで痛がったことはないです。それでも、お腹が空いた時のために小袋のお菓子をいくつか持って行きました。ハリボーにはまっています。

本・おりがみ・お絵かきセット
ずっとタブレットというのも視力の低下が心配ですよね。空港内の遊び場・本などでかなりの時間を潰せました。オススメしたいのは、100均のお絵かきやシール本です。100円のクオリティとは思えないくらいよくできた内容で、万が一はまらなくても100円だし、と割り切ることができます。うちはマーカーで書いて消せる本を持っていき、フライト中に少し時間を潰すことができました。

0歳7ヶ月次男

液体ミルク
液体である飲み物は基本的には持ち込み不可ですが、赤ちゃんのためであれば持ち込めます。韓国では見せただけで普通に通してもらえました。アメリカへいった際には「本当に赤ちゃん用のミルク?」「開けるか、全身チェック、どちらか選んで。」と言われて、全身チェックを選び、全身隈無く触られて確認されました。テロの影響もあり、アメリカは厳しいです。

使い捨て哺乳瓶
現在は液体ミルクに直接飲み口をつけるタイプもあるので、そのほうが便利だと思います。

授乳ケープ
授乳が必要な場合、飛行機内では必須です。ただ、荷物を増やしたくない場合はブランケットやバスタオルで代用できます。

麦茶・お菓子・離乳食
機内でお水やお菓子、離乳食がもらえますが、赤ちゃんのものは持って行った方が良いでしょう。離着陸の際はシートベルト必須ですが、ぐずった時は赤ちゃん用おせんべいなどで対応するのがいいと思います。

おむつ/おしりふき
飛行機はトラブルで無事に目的地に着かない場合もありますので、おむつやおしりふきは多めに持っていきましょう。

除菌ジェル/除菌シート
手を拭いたり、テーブルを拭いたりするのに便利です。不特定多数の人が利用する機内では除菌はしっかりしておきたいですよね。

小袋
ゴミを入れたり、開けたお菓子を入れたりするのにあると便利です。

フライト中

私が使用した大韓航空のスタッフはどの方も優しい方ばかり。中には日本語を話せるスタッフもいて、安心感がありました。欧米系のフライトだったらぶっきらぼうな人も多いし、日本語を話せるスタッフなどほとんどいないので、この点でもやはりアジアでのトランジットを選んで良かったです。

長男は機内スクリーンを見たり、ご飯を食べたり、配られたおもちゃで遊んだりして自由に過ごしてくれました。4歳にもなるととても楽です。今までで一番お世話のいらないフライトでした。成長しました。

問題は次男です。離陸し、シートベルトサインが消えるとCAさんがバシネットをつけてくれました。興奮しているのか、なかなか寝付かず。なんとか寝ても、背中スイッチのせいでバシネットに置くとおきてしまう・・・。しかも、やっとバシネットで寝たと思っても、乱気流が発生したらバシネットは使えずまた抱っこ。親の休まる時間などありません。気合いで乗り越えるのみです。

フライト中の失敗

  1.  飛行機内では食事提供の度に赤ちゃんにもべビーミール(離乳食)が提供されます。普段は絶対にこんなに食べない!というくらいの量をもらうのですが、あげてみると気持ちいいほどに完食!そんなに食べられるのね、と母はびっくりです。ところが・・・。食べたら、出ちゃいます。ウンチ(笑)おむつは十分に持っていったつもりですが、思った以上にウンチが出て、足りなくなってしまわないかヒヤヒヤしました。残り1枚となったところで着陸し、一件落着でした。

  2.  長男が0歳の時のフライトの際、液体ミルクと使い捨て哺乳瓶の組み合わせがとても楽だったので、今回もそのようにしたのですが、なんと、次男は使い捨て哺乳瓶だとミルクを飲まない子でした。長男はどんな哺乳瓶でも飲む子だったので、次男もそうだろうと過信していました。フライト前に使い捨て哺乳瓶で液体ミルクを飲む練習をしておいた方が良かったです。

まとめ

フライト

・トラブルの少ないエアラインを選ぶ
・子連れに優しい空港を選ぶ
・事前に食事/バシネットのリクエスト

持ち物

4歳児
・タブレット
・キッズヘッドフォン
・着替え
・お菓子
・本・おりがみ・お絵かきセット

0歳児
・液体ミルク
・使い捨て哺乳瓶
・授乳ケープ
・麦茶・お菓子・離乳食
・おむつ/おしりふき
・除菌ジェル/除菌シート
・小袋

フライト中

困ったことがあればすぐCAさんにお知らせしましょう。私はCAさんに迷惑かなと思い、困ったことがあっても自分でなんとかしてしようとしまい、フライト中にストレスでイライラしてしまいました。困ったらすぐにお願いするのがいいと思います。

小さい子を連れてのワンオペ長時間フライトは大変です。どんなに準備をして行っても、やっぱり大変です。CAさんや空港のスタッフさんに迷惑のない範囲で頼りましょう。そして、目的地に着いた時に家族/友人に労ってもらいましょう。

旅をする方すべてがいい旅になりますように!



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