東北について ~スタツア編~

AsOneに3本柱ってあるじゃないですか。「東北支援」「海外支援」「居場所づくり」

でそのひとつの「東北支援」について書いていこうと思うわけでして。

本題に入る前に多分重要なポイントがあって、「俺は東北支援のことに興味があってAsOneに入った」ってこと。正確に言うとボランティア団体に入ろうと思ったきっかけが東北支援で、いくつもある団体のなかで「GVもあってなんか楽しそ~」ってかんじでAsOneにした、という経緯がある。

何が言いたいかっていうと、後で書くけどちゃんと思いがあって東北支援に向き合っている、ということ。

「東北支援」にもスタツアとかボランティアとか色々あるんで一つ一つ追っていこう。

スタツア

スタディツアー、略してスタツア。レンタカー借りて被災地行って、語り部さんのお話聞いて、資料館訪れて、震災遺構見て、美味しい物食べて、、というかんじでやってる。

・・・楽しくね? というかおれは楽しいです。

何がいいって、「被災地の今を体感できる」ことだと思う。がれきがあるわけでもなく、復興を成しえたわけでもない、いまだに工事中だったり、更地だったり、新しく出来た施設の雰囲気、、みたいな約10年経った「今」「ここで」しか見れない光景を目の当たりにすることは貴重だと思う。しかもそれがレンタカーで1,2時間で行けるんだから行かなきゃもったいないとさえ思う。

あと、個人的に関心があるのは「どう復興に向き合っているか」って部分。

新しく出来た商店街や飲食店があって、それが地域の生活の基盤になっていたり、逆に観光客向けだったりっていう違いとか、語り部さんを提供してくださる団体さんがどういうビジョンを持っているのか、とか売ってる食べ物やグッズにどんな背景や狙いがあるのか、みたいな復興や地域づくりのための「先に進もう」という思いを感じるのが俺は好きです。

(じつは地域活性化とか少子高齢化が俺が学部で学びたいと思ってるテーマだからっていうのも東北や復興に興味のある理由のひとつにあります。)

と、ここまでは俺の個人的な話なんだけど、AsOneとしてのスタツアは何かについて書いていく

まず、被災地でボランティアをしていくうえでそもそも被災地について知らないといけないから、という理由。去年の5月、南三陸で午前スタツア、午後ボランティアってのがあったけど、それなんかいい例。被災地のことを知って、ボランティアにつなげる。この流れは大切。(多分後で書く、何で東北支援をやるか、にもつながる部分だけど)まずは俺たちが被災地について知ることが必要。知った上でボランティアが必要とされる背景や活動の意味が分かってくる。スタツアからボランティア活動が生まれることもある。(閖上ゴミ拾いとか)

あと、「そもそもスタツアもボランティアのひとつ」だって俺は思ってる。例えば語り部さんは、(理由や思いは様々だけど)自身の経験を伝えたいから語り部をやっているわけで、聞く人がいなければ成り立たない。それは語り部さんだけでなく、その語り部さんが所属する団体の活動そのものだったり資料館とかが成り立つために必要なこと。(傾聴ボランティアっていうとまた意味変わっちゃうけど)伝えようとしている人に、「伝えられる側」になることも大切なはずだ。あとは被災地に行って語り部さんにちゃんとお金払ったり、美味しい物食べたりして、お金を落とすっていうのも大事な要素。海鮮丼とか高いけど、経済を回すという意味でちゃんと払うことに意味のある額だと思ってる。というかおいしいし。(パラ経並みの感想)

といわけでスタツアは東北支援やるうえでの「最初の一歩」というイメージなのかな~ またやりたいな~




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