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強デッキ解説:アサルトリリィ

こんにちわ、なっつんです。

強デッキ解説第8回となる今回は、様々なデッキタイプで優秀な戦績を修めている「アサルトリリィ」の紹介・解説をしていきたいと思います。

なおこちらの解説では以前書いた「2021年前期Tier1デッキ解説」と重複する事もあると思います。あらかじめご了承ください。

それでは行きましょう。

デッキレシピ

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今回の解説にあたって、WGP2021第8地区優勝の「ジリアン」さんのデッキレシピをお借りしています。デッキコード:D021

解説

まず、アサルトリリィには主流の構築というものがありません
リーサルに関しては扉のCXコンボを採用する人がほとんどですが、レベル0~1に実用的なCXコンボが多数存在しており、環境によってその時々で使われるものが変わります。

直近の第6回ピラミッドファイトやWGP2021の結果を見るに、最近は「北方棲姫」のCXコンボを持つ「凛々しく咲く 雨嘉」を採用した形が多いようなので、今回はそちらをピックアップさせていただきました。

雨嘉のCXコンボは通常レベル0のキャラしか焼く事はできませんが、「テスタメント 神琳」や「陽だまりの中で」のレベルダウンを使う事で、その範囲を最大でレベル2まで広げる事ができます。
8電源は盤面を構築しながら勝利を目指すデッキのため、それをバトル外からしかもCXコンボのみで崩されるとひとたまりもありません。

雨嘉以外にも、早出しキャラを問答無用で思い出にする「あなたのくれた名前 結梨」や、コストがかかるものの領域移動を内蔵している1相殺の「はじめての戦場 梨璃」など、サブアタッカーも8電源対策のものが目立ちます。

このように、取り巻く環境に応じて戦術を自在に変化させられるのがアサルトリリィの真の強さと言えます。

主に採用されるCXコンボ

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解説でも紹介した宝のCXコンボ。
本来はレベル0しか焼けないものの、「テスタメント 神琳」や「陽だまりの中で」の存在で、互換元である「北方棲姫」にはできなかった1レベル以上の後列を焼く事も可能になっています。

相手の弱った盤面をこのキャラのパワーで踏んだり、サブアタッカーの力を借りて相手の盤面を全て刈り取りましょう。

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ストブのCXコンボ。
後列からでも発動可能な上に条件も緩く、このキャラを後列に2枚立てておくだけでストブがアドバンテージ・山削り・ダメージソースを全て担ってくれます。

レベル0から使えるため、山削りに難のあるデアラ・かぐや様・転スラに強く出れるという理由で流行し、これを連打するために門を採用するプレイヤーもいたほど。

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アサルトリリィで最も採用される詰め札。
凛々しく咲く 梨璃」のCXコンボで前列にみちるバーンを付与し、「戦場に舞う 夢結」の再スタンドと合わせてエクストラダメージを作っていきます。
効果を使用した梨璃自身には付与されないので注意しましょう。

アサルトリリィの欠点

使用・構築難易度が非常に高い

環境に合わせて戦術を自在に変えられるという事は、使用するプレイヤーの環境理解度やメタ読みのセンスが問われる事になります。

普通のタイトルであれば、大型大会のデッキレシピというのはそのタイトルの解答である事がほとんどですが、アサルトリリィに関しては使用したプレイヤーのその環境に対する解答であるため、仮にそれをそのままコピーして使ったとしても必ずしも強力なデッキであるとは限りません。

さいごに

ここまでお付き合いいただき、ありがとうございました。

詳しいデッキ解説はその2でさせていただきますので、よかったらそちらもご覧ください。

今回はこの辺で。




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