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2024BCF環境メタレポート【2月期】

こんにちわ、なっつんです。

今回は2024年BCF環境の現状における個人的な環境考察を書き連ねていきたいと思います。
内容としては以下の3点についてです。

1.現状のメタゲーム
2.ランク制について
3.現環境で気をつけるべきこと

この記事は2024年2月23日(CCさくら25th発売後)時点での情報である事、そしてあくまで僕個人の主観でお話する事をあらかじめご了承ください。

それでは行きましょう。


前提

長文化を避けるため、一部の表現について以下の表記を使います。

CX:クライマックスカード
CIP:手札から舞台に置いた際に発動する効果
PIG:舞台から控え室に置いた際に発動する効果
自傷:クロックにカードを置くコスト・効果のこと
踏む:相手キャラを一方的にリバースすること
振る:パワー/ソウル補正やテキストを任意のキャラに付与すること
構える:助太刀やカウンターイベントをプレイできる状態を作ること
焼く:カードの効果やパワーダウンによってキャラを控え室に送ること
チャンプ:バトルに勝てない状態でアタックすること
Xルック:山札の上からX枚まで見て指定されたカードを手札に加える効果
モード:複数の効果の中から選択して使用する効果
ツインドライブ:トリガーチェックを2回行う効果
○○相殺(特殊相殺):リバースした際に条件を満たすバトル相手をリバース、あるいは別領域に移動する効果

現状のメタゲーム

現状のメタゲームは主に以下の3種類の戦術を中心に形成されています。

1.継続して強い山札を構築できるデッキ
2.盤面を制圧して28点目を拒否するデッキ
3.上記の戦術に対抗できるデッキ

環境貢献度(支配率)の面では8枝/枝扉プロセカ、8電源ホロライブが圧倒的であり、次点で8扉五月、宝扉ぼざろ、宝ストブチェンソーマン、宝ストブウマ娘などが続きます。

2月前半は電源デッキの隆盛が目立ちましたが、2月後半より台頭してきた枝門ブルアカに対して分が悪いことからプレイヤーが持ち込みを控えている傾向にあります。
同デッキの環境貢献度が今後も横ばいあるいは右肩上がりになるようであれば、メタゲームに大きな影響を与える可能性が高いです。

ランク制について

2024年2月よりこれまでのTier(流行度)ではなく、デッキのポテンシャルや環境貢献度に重点を置いたランクに移行しました。
それに伴いすべてのデッキの評価を見直しランクを再設定しています。

大まかな評価基準はランク表のページで公開していますが、S~Cまでのそれぞれのランクの具体的なしきい値について解説していきます。

Sランク

現在の環境を作り出していると判断したデッキをSランクとしています。
今回設定した8枝/枝扉プロセカ、宝ストブウマ娘、8電源ホロライブ、8電源アリスギアは、いずれも現状のメタゲームの中心に位置していると考えています。

いずれのデッキも他のデッキに対して対策を要求するレベルのポテンシャルを持っているだけでなく、同型デッキあるいは他戦術に対して対抗手段を保有していることで所謂「上位同士の潰し合い」に強いという点も評価点に挙げられます。

Aランク

今回設定した8つのデッキはSランクの4デッキに比肩しうるポテンシャルを持っていると考えています。
ですがこれらのデッキはあくまでSランクのデッキ群により形成されたメタゲームに最も適応しているだけ(環境を作り出す側ではない)であり、それは各大型大会の使用率の振れ幅にも顕著に表れています。

正直なところSとAのしきい値は「環境を定義するか、その恩恵を享受するか」程度でしかないため、大型大会に持ち込むデッキを考える際には優先して候補に上がることでしょう。

Bランク

Bランクのデッキ群は「環境を生き抜く力があるか」が評価基準となります。

前述した3つの戦術のうち「3.上記の戦術に対抗できるデッキ」に該当しうるデッキをこのランクに設定しました。
上位ランクとのゲームにおいて相性の振れ幅が大きいため、プレイヤーにも相応の練度や環境理解度が要求されます。

プレイヤーの練度次第で上位デッキに噛みつくことができる立ち位置でもあるので、愛と実力を以て大会に臨めば自ずと結果が後からついてくることでしょう。

Cランク

Bランクのしきい値からこぼれたデッキがCランクに設定されています。

残酷な話ですが、環境において求められるカードや要素が不足しがちであり「これ使うなら◯◯でよくない?」というセリフにさらされがちです。

Bランク以上に上位ランクとの相性の振れ幅が極端であり、有利なデッキよりも不利なデッキの方が環境に多いというのが実情ですが、トリオ形式においては「同率発生時の抽選枠狙いで採用する」という唯一無二の役割があります。

また、デッキが弱いわけではなく「環境に適応しきれないだけ」というだけというのは忘れないでほしいです。
使用分布や当たり運が噛み合えばプレイヤーの練度次第で十分活躍できるだけのポテンシャルはあるので油断しないように。

現環境で気をつけるべきこと

PIG・リバース誘発型の始動札は立ち位置が悪い

環境貢献度が高いデッキの多くが移動効果を持つカードやレベル0特殊相殺を4枚採用している傾向にあることで、PIGやリバース時にハンドアドバンテージを得られる系統の始動札の価値が軒並み下落しています。

これらを採用する場合は自分の中でスタートを明確にしておくと同時に、対処された際のリスクについても十分考えておく必要があります。

山札管理に注力したリストを用意することが重要

強い山札で勝負するデッキや盤面制圧するデッキがトレンドである以上、弱い山札を放置することは極力避けなければなりません。

ゲームスピードが緩やかな環境であるため、以前よりも大局的な目線で採用するカードを決めるとよいでしょう。

レベル3に対する回答を用意する

上位デッキの大半が早出しを使った盤面制圧をしかけてくる環境です。
早出し対策のカードやレベル3のキャラとのバトルで優位に立てるカードを採用し、必要なゲームで確実に手札に加えられるようにプランを立てておきましょう。

他のデッキリストはこちらからどうぞ


今回は以上となります。
もしよかったら、他の記事も読んでいただけたら幸いです。
ご覧いただきありがとうございました。



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