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これを読めばわかる!8枝推しの子を徹底解説

こんにちわ、なっつんです。

今回は8枝推しの子について、初級・中級者向けにわかりやすく解説をしていきます。

これを読む事でこのデッキの立ち回りを理解する事ができ、また対策も立てやすくなるのではないかと思います。
かなり長丁場になりますので、見出しを活用しつつ最後までお付き合いいただけたら幸いです。

なおこの記事は2023年12月23日(プロセカ Vol.2発売後)時点での情報である事、そしてあくまで僕個人の主観でお話する事をあらかじめご了承ください。

それでは行きましょう。


前提

長文化を避けるため、一部の表現について以下の表記を使います。

CX:クライマックスカード
CIP:手札から舞台に置いた際に発動する効果
PIG:舞台から控え室に置いた際に発動する効果
自傷:クロックにカードを置くコスト・効果のこと
踏む:相手キャラを一方的にリバースすること
振る:パワー/ソウル補正やテキストを任意のキャラに付与すること
構える:助太刀やカウンターイベントをプレイできる状態を作ること
焼く:カードの効果やパワーダウンによってキャラを控え室に送ること
チャンプ:バトルに勝てない状態でアタックすること
Xルック:山札の上からX枚まで見て指定されたカードを手札に加える効果
モード:複数の効果の中から選択して使用する効果
ツインドライブ:トリガーチェックを2回行う効果
○○相殺(特殊相殺):リバースした際に条件を満たすバトル相手をリバース、あるいは別領域に移動する効果

基本情報

デッキ概略

8枝推しの子は3種類のCXコンボを搭載したオーソドックスなミッドレンジです。

3種類以上CXコンボを搭載するとそれぞれのCXコンボの安定性が落ちてしまう弱点を「憧れのアイドルを目指して ルビー」「ファーストステージ」によって解消しており、終始安定したゲームメイクを行えます。

メインプランこそ平凡なものの相手の硬い山札を勝ち筋に変換できるというのがこのデッキ最大の強み。

ストックに干渉する手段のない相手には「夢のような話 MEMちょ」のCXコンボでストックを大量に積み上げて強い山札と盤面で押すプランを取ったり、「”B小町”有馬かな」のCXコンボで山札を破壊しながら大量の追加ダメージを押しつけて勝利を目指しましょう。

長所

・CXを0コストで変換できるため、引けてしまえばいずれかのCXコンボにつなげることは容易。
・相手の勝ち筋、自分の負け筋を潰しやすい。
・基本に忠実なデッキなのでプレイヤーの練度が反映されやすく、自分の成長を実感できる。

短所

・強い動きにCXコンボがついて回るため依存度が高め。CX構成的に欠点。
・山札管理能力が低い。
・メインフェイズの自傷手段がないため、5止めに弱い。
・基本に忠実なデッキのため、コンボデッキのような尖った強みや勝ち筋を持つ相手は苦手。

リーサル性能 - リーサルレンジ【3-0】

■「”B小町”有馬かな」のCXコンボ
1コストで自身に特殊なショット効果を付与する。
通れば3ダメージ、キャンセルされると2ダメージが最大3回まで与えられるので、ダメージ期待値が相手の山札の状態に左右されづらいのが強み。

デッキリスト解説

画像をクリックするとデッキログへ移動します

カードの役割別に順番に解説していきます。

始動札 2種8枚

”B小町”アイ
リバース時に思い出を稼ぎながらサーチを行えるカード。
自傷コストが控え室のキャラなので経験の発生をサポートできます。
この手のカードでは珍しくサーチ範囲が無制限なのでレベル1以降でもお世話になることがあります。

再共演 黒川あかね
踏んだキャラを山札の下に送る効果を持っているカード。
自ターン限定ではあるものの相手のリバース時やPIG効果の始動札を無効化できます。
パワー3500なので押しつけ札としても優秀。

システム 6種12枚

年齢詐欺 MEMちょ
レベル置き場で経験3として扱えるカード。
使い切りの4ルックとして使用できるので、できれば効果を有効に活用しながらレベル置き場に置きたいところ。

”B小町”ルビー
単レスト控え集中。
CXをプレイした際にデッキトップがレベル1以上ならパワー+1000/ソウル+1を振ることができます。
夢のような話 MEMちょ」や「”B小町”有馬かな」のCXコンボと相性抜群です。

すれ違う気持ち アクア
クロック置き場のカードにアクセスできるカード。
CIP効果でリフレッシュをかけることができるので、この効果から「”B小町”MEMちょ」につなげたり、最終盤クロック置き場の「ファーストステージ」を手札に加えたりとお世話になる機会は多いです。

花火イベント 黒川あかね
万能サーチカード。
主にCXにアクセスするために使います。最大4枚までサーチ範囲を広げられるので期待値は高め。
おまけで山札の上2枚を操作できる点も便利。

演技に込める想い 黒川あかね
0コストで不要な手札を処理できるカード。
キャンセルするとストックに変わるため、相手がリバース誘発タイプのCXコンボを採用している時に前列に置いておくと嫌な顔をさせられます。

ファーストステージ
複数のモードを持つイベント。
主に「その視線の先に(枝)」をサーチするために使いますが、3つ目の3ダメージ与えるアタック時効果を付与するモードもなかなか強力。

メインギミック 4種13枚

憧れのアイドルを目指して ルビー
0コストでCXを交換できるカード。
お世話になる機会は多いので、ストックに行ったらなるべく早めに控え室に送りましょう。

恋に落ちた瞬間 有馬かな
山札の上から2枚落とすタイプのレベル1CXコンボ。
Xが2以上なら追加の手札交換ができるのでこのカード1枚で手札の質がかなり高くなります。
レベル0のシステムに優秀なものが多いので、X=1以下でもあまり痛くありません。

夢のような話 MEMちょ
キャラ回収+特殊なショット付与のレベル2CXコンボ。
助太刀を構えて高めのパワーラインを押しつけていきます。
おまけのショットが発動すると控え室のキャラを2枚ストックにできるので次の山札の質を高められるので、どちらに転んでも有利にしかならない点が強みです。

”B小町”有馬かな
このデッキのフィニッシャー。
ある程度強い山札を作れば「”B小町”MEMちょ」と併せてヒール量で押し切ることも難しくはないのでプレイタイミングはよく考えましょう。

早出し 1種3枚

”B小町”MEMちょ
早出しタイミングに難があるものの高いスペックを持つカード。
常時パワー10500に加えてキャラを回収するタイプのヒールと3ルックのモードを持っているため、あらゆる状況から強い動きにつなげてくれます。

助太刀 2種2枚

本番前 ルビー
思い出送りを付与する3000拳。
最近はアタック終了時タイプのリーサル効果も珍しくないので、相手によっては防御札として機能します。

初めて、一番最初 アクア
相手の早出しキャラを焼ける2500拳。
焼いたキャラは思い出にいくため、8電源アリスギアなど特定の早出しキャラに依存しているデッキ相手には抑止力として働くこともあります。

その他のカード 3種4枚

ぴえヨンの正体 アクア
箱推し アクア

上位後列にチェンジする効果を持つカード。
レベル2まではドローエンジンとして扱い、レベル2から強固な盤面を築いて相手を圧倒することができます。
盤面勝負や相手の山札に干渉する2つの効果も強力です。

揺れ動く乙女心 有馬かな
最大2回まで相手のキャラをバウンスできるカード。
舞台が埋まっている状態でプレイすると実質1コストでプレイできます。

立ち回り

マリガン

レベル0と「恋に落ちた瞬間 有馬かな」「今日は甘口で(枝)」をキープします。
できるだけCXを抱えて動きたいので、始動札2種や「演技に込めた想い 黒川あかね」が引けているのであれば、それ以外のレベル0を切るパワーマリガンも考慮しましょう。

レベル0

再共演 黒川あかね」や「”B小町”アイ」を主軸にレベル1の準備をしていきます。

基本は受け身に回ってスローゲームを心がけます。
お互いに山札が強くなっても最終的にそれを勝ち筋にできるのはこちらだけなので、相手のプレイしたキャラを排除することを徹底しましょう。

レベル1

恋に落ちた瞬間 有馬かな」のCXコンボで「夢のような話 MEMちょ」や「”B小町”MEMちょ」を集めていきます。

レベル1でリフレッシュするよりも夢のような話を展開後にリフレッシュした方が後の状況はよくなるので、労せず狙える状況でもない限り1-6リフレッシュを狙うのは避けましょう。

レベル2~3

夢のような話 MEMちょ」を多面展開してCXコンボで助太刀を構えられれば理想形。
ぴえヨンの正体 アクア」がいるなら「箱推し アクア」にチェンジさせましょう。

以降はレベル3まで夢のような話のCXコンボを狙ったり「”B小町”MEMちょ」をプレイしてクロックに余裕を持たせて戦います。
相手が面を放棄したり、助太刀を構えずとも盤面を維持できる場合は「”B小町”有馬かな」を優先して集めましょう。

レベル3になったら「”B小町”有馬かな」のCXコンボで詰め切ってゲームエンドです。

デッキカスタマイズ

推しの子のプール自体がデザイナーズコンボの塊のようになっているので自由度はあまり高くありません。
具体的な交換先も提示しづらいので、入れ替え候補となるカードの紹介だけさせていただきます。

かわいくポーズ♪MEMちょ
1コストかかるものの手札の減らないアタッカー。
基礎パワーは最低値なのでダイレクト向けのキャラですが、どこにでも振れるパワー+1500のおかげである程度のバトル適正も持っています。
手札は減りませんがストックも稼いでくれないので注意しましょう。

JIFへの道 MEMちょ
レベル1の後列。
2つのバッファー効果もさることながらトリガーした枝の効果で「ファーストステージ」を手札に加えることができるようになる永続効果が強力。
常駐させたいものの競合する後列要員が多いのがネックです。

センター争奪戦 ルビー
”B小町”MEMちょ」に継戦能力を付与できるカード。
自身もアンコールを持ち、レベル2以上のキャラ相手ならパワー12500で殴りかかることができるためレベル2の動きに幅をもたせられます。

暗闇の、その先へ アクア
思い出を稼ぎながら手札1枚で2回アタックできるカード。
自身の効果を使った際に思い出になるため非常に強力な始動札なのですが、メリット効果を2つ持っているせいでバトル適正が非常に低いのが難点です。

天才子役 有馬かな
相手からはパワー3500として見てもらえるサーチカード。
メインフェイズに山札にアクセスするカードがないため、システムを兼ねる始動札として1積みするのもありだと思います。

他のデッキリストはこちらからどうぞ


今回は以上となります。
もしよかったら、他の記事も読んでいただけたら幸いです。
ご覧いただきありがとうございました。

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