【新弾総評】ワールドトリガー
こんにちわ、なっつんです。
今回は10月15日に発売される「ワールドトリガー」のリストが公開されたので、そちらを眺めながらいつもの新弾レビューをやっていきたいと思います。
それでは行きましょう。
デザインの傾向
進撃の巨人の「立体機動装置」のように「緊急脱出(ベイルアウト)」というイベントを軸にしたデザインになっているようです。
レベル1CXコンボのほとんどがこのカードにアクセスできるようになっており、現在判明している3種類全てがキャラを手札に戻す、あるいは疑似アンコールするというものになっています。どれも原作の緊急脱出をうまく再現できていますね。
▲カードプールに存在する3枚の「緊急脱出」。レベル3版は使用した列以外のキャラを戻す事でリバース誘発のエクストラダメージを無力化する事もできます。現在流行しているかぐや様には特に効果的ですね。
個人的に気になっている所
バトルメインの作品という事もあるのでしょうが、レベル0のカードパワーがかなり高いですね。
霞互換、オカ研互換、イフリート互換、フカ次郎互換、中学生互換を網羅している上に、おそらくニセコイ以来久方ぶりとなる単レスト集中を持つアタッカーなど選択肢が非常に多いのが特徴です。
後手1ターン目に強い動きを可能にするカードが非常に多いため、先手後手に左右されずに安定した立ち上がりでゲームを進める事ができると思います。
また、5枚見れるようになった汎用カメラや山札を大量に削れるCXコンボが収録されており、無理をせずにレベル1でリフレッシュをかけられそうな所もポイントが高いです。
ピックアップカード
▲アタック時に+1500を配布できる霞互換。2枚目以降で後ろに下げて強い霞互換でもあり、中盤以降も瞬間的なバッファーとして活躍してくれるいいカードです。
▲ついに純移動もパワー2500になる時代が来ました。サイドアタック不可はよほどの状況でもない限りデメリットになり辛く、純移動なので2枚目以降を後列に置いて相手の動きをけん制するという使い方もできます。
▲CIPで1D1Dを持ち、キャラ限定ではあるものの山上5枚にアクセスが可能なカズマ互換。神様の自壊4ルックもかなり強いのに、半年でそれを上回るカードが出ました。
▲五等分の花嫁で登場した「ヘッドホン(新)」の上位互換。ストック6枚以下でないと効果が発動しないものの、山上5枚サーチは優秀以外の何物でもないです。
▲今回より新登場のCXコンボ。めくる枚数が相手のキャラ数に依存しますが、めくれる枚数が少ない=盤面で有利が取れているという事なのであまり気にはならないです。ストック7枚以上だと効果が発動しない点が注意が必要ですが、そうそうそんな状況にはならないと思います。
▲全体+500とリバース時山ストブを付与できるカード。効果が非常に噛み合っていて強力です。おそらく後列要員はこれ一択になるのでは?
▲おそらくニセコイ以来の登場となるレスト集中を持つアタッカー。この手のオーバースペックキャラは、レベルが上がった瞬間価値が急降下するのでそれを集中でカバーできるのはかなりありがたいです。
▲無条件になった代わりにコストが2倍になった「”クロの陣営”美遊」。最大値は変わりませんが手札が減る可能性が高くなったのが不安要素。CXコンボの枠と島風改を兼用できる点が強力なのはアサルトリリィがすでに証明済みです。
▲起動能力を使う必要がありますが、サブアタッカーとしては申し分ない性能。「交渉のプロフェッショナル 唐沢克己」という好相性のカードがいるのも追い風です。
▲「決めて着るから決着! 流子」と同じ疑似アンコールを持つカード。脱法ヒールもさる事ながら、早出しが可能という点が非常に強力。経験によってリバースされるたびに対処が難しくなっていくので、足立互換や領域移動はより価値が高くなりそうです。
▲およそ1年半ぶりの登場となるレベル0の中学生互換。思い出には飛ばないものの単騎で最大4000までパワーが伸びるので、自ターン中のパワーに特化しているレベル1CXコンボを持つキャラに500勝ちする事も可能です。
▲リバース3ルックが2回使える意味の分からないカード。緊急時に再利用したいカードなので、アンコール後に思い出に行かないのが逆に強力です。
▲「女優として 中野 一花」の同型互換。オカ研効果使用前に前方確認ができるのも便利ですが、中盤以降もトリガーの有無やクライマックスかどうかの確認に使えます。一花と異なり山下に送れるため、ボトムキャンセルを仕込むことができるというのも見逃せません。
▲今回の目玉カード。「天才達の真剣勝負 かぐや」に近いリーサル性能を持ち、2つ目のFEVER効果が恒常+CX不要のためケアがしづらいという点も凶悪です。
▲光景互換の中ではおまけがかなり強い部類に入る1枚。単騎13500なのでヘイトの高いキャラ相手に強気にアタックしに行けるのはいいですね。
▲最近多い、条件つきでサイド減衰がなくなるクライマックス入れ替え。クライマックスへの依存度がかなり高いデッキのため、2枚くらい投入してもいいかもしれませんね。
▲トリガーがめくれるたびに+1500を配れるレベル3応援。なんで「ドンドン行くよ!宮下愛」より補正値落ちてるんですか?w
▲CIPで疑似リフレッシュを行うレベル3。ヒール札として見る事もでき、逆圧縮などの山札に干渉するカードをある程度対策する事もできます。出たターンのみ13500として振る舞える点も○。
総評
個人的には、カードパワーが若干マイルドになった代わりに欠点らしい欠点がなくなったかぐや様という感じを受けました。
「瞳の先の目標 空閑 遊真」のFEVER能力が恒常という事もあって、盤面を制圧する事が勝ち筋に繋がるという点もかなり強力で、その戦術を後押しする「的確な防御 村上 鋼」がプール内に存在する点も追い風。
反面、ヒールの薄さやレベル3の綱の機嫌次第で、盤面は取れたけれども打点が止まらなくて負けという試合が出そうなのが怖いです。
個人的には門扉が無難に強いかなと思いますが、どのCXコンボもかなり強力なため今後研究していきたいと思います。
今回はここまでとなります。
もしよろしければ、他の記事も見ていただけると幸いです。
それではまた。
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