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D_Cideは今回規制されません

こんにちわ、なっつんです。
今回は来週に迫った9月期制限改訂について、表題の通りD_Cideへの規制がかからないという話をしたいと思います。

それでは行きましょう。

規制されない理由

これについてはいくつかの明確な根拠があるので、それを交えて解説していきたいと思います。

9月の制限改訂はバランス目的で行われるものではない

こちらをご覧いただくとわかる通り、9月の制限改訂は正確にはシーズンメンテナンスと呼ばれ、基本的には直前の制限改訂の内容に対する軽微な調整や急を要するデッキへの規制が主になっています。

ギャラクシーOTKが発売から3ヶ月で規制されたことで勘違いしている人も多いですが、あのデッキはそもそも

勝利を掴むための手段にループコンボを用いている
バトルを介さず、メインフェイズに勝利できる可能性が極めて高い
カードプール外のワイルドカードが勝ち筋に使われている

というヴァイスのデザインから大きく逸脱したデッキであったから緊急で対応されたというだけであり、バランス調整の意図で規制されたものではないということをわかっていないプレイヤーが多いと思います。

WGP予選において不公平感が生じる

2つ目の理由は現在開催されているWGPの地区予選に大なり小なり影響を及ぼしてしまうからです。

かつて緊急制限改訂を執ることになったニセコイ環境も実際に制限が施行されたのは全国決勝からでした。
これは地区予選の日程に組み込んでしまうと、その前後で参加するプレイヤー間で不公平感が生じてしまうからです。

発表時期的に名古屋だけだからいいじゃん、と思うプレイヤーもいるとは思いますが、それでも名古屋で結果を残したプレイヤーと、それ以外のプレイヤーの間には不公平感が生まれてしまいます。
WGPで結果を残すために研鑽を積んできたプレイヤーの努力を水泡に帰すような措置を執ることは絶対にあってはならないことです。

たしかに8門D_Cideは非常に強力なデッキであることに間違いはありませんが、ニセコイの時のように一強環境ではありませんしギャラクシーOTKのようにゲームデザインから逸脱しているわけでもありません。
よって9月の制限改訂で何かしらの規制を受けるということはほぼ確実にないと思ったほうがいいでしょう。


今回は以上となります。
もしよかったら、他の記事も読んでいただけたら幸いです。
ご覧いただきありがとうございました。

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