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これを読めばわかる!8門フリーレンを徹底解説

こんにちわ、なっつんです。

今回は8門フリーレンについて、初級・中級者向けにわかりやすく解説をしていきます。

これを読む事でこのデッキの立ち回りを理解する事ができ、また対策も立てやすくなるのではないかと思います。
かなり長丁場になりますので、見出しを活用しつつ最後までお付き合いいただけたら幸いです。

なおこの記事はPB「ペルソナ3 RELOAD」発売後時点での情報である事、そしてあくまで僕個人の主観でお話する事をあらかじめご了承ください。

それでは行きましょう。


前提

長文化を避けるため、一部の表現について以下の表記を使います。

CIP:手札から舞台に置いた際に発動する効果
PIG:舞台から控え室に置いた際に発動する効果
自傷:クロックにカードを置くコスト・効果のこと
踏む:相手キャラを一方的にリバースすること
振る:パワー/ソウル補正やテキストを任意のキャラに付与すること
構える:助太刀やカウンターイベントをプレイできる状態を作ること
焼く:カードの効果やパワーダウンによってキャラを控え室に送ること
チャンプ:バトルに勝てない状態でアタックすること
X連動:レベルXのCXコンボを持つキャラのこと
Xルック:山札の上からX枚まで見て指定されたカードを手札に加える効果
ルーター:1ドローして手札からカードを1枚捨てる効果
モード:複数の効果の中から選択して使用する効果
ツインドライブ:トリガーチェックを2回行う効果
○○相殺(特殊相殺):リバースした際に条件を満たすバトル相手をリバース、あるいは別領域に移動する効果

基本情報

デッキ概略

デッキの主要カードはこちら

■使用者視点
8門フリーレン
はリーサルに特化したミッドレンジデッキです。

前提条件を満たすことで「魔法の収集 フリーレン」の起動効果で「葬送のフリーレン」を0コストでプレイすることができるため、手札さえ確保してしまえばストック0枚からでも3面連動が可能になります。
葬送のフリーレンはCIP効果で万能3ルックも行えるため対応CXへアクセスしやすい上に「一般攻撃魔法」や「花畑を出す魔法」といったリーサルを補助するカードへつなげて期待値を底上げすることもできます。

また道中は「”魔法使い”フェルン」のCXコンボで回収した「失くした装飾品を探す魔法」や「飛行魔法」を使って相手ターンに山札へ干渉することもできるため、仮に脆い山札を晒してもある程度カバーできます。
これをちらつかせて相手に二択もしかけていきダメージレースを優位に進めていきましょう。

一方で上記の要素に全力で振り切っている関係でパワーラインが全体的に低め。
ヒールも皆無なのでダメージレースやリーサルレンジを意識して前のめりに戦っていく必要があります。

■対面視点
リーサル効果のダメージ量が高いため脆い山札を晒した瞬間レベル2前半からでも余裕でリーサルしてくるデッキです。
多少のリソース損をしてでも山札はある程度以上の質を保ちましょう。

パワーラインはフェルン(魔法使い)の8000(CXコンボ発動時)が最大値なので、それ以上のラインを作ってしまえば盤面勝負で負けることはないでしょう。
ただし多面早出しについては「関所の通行 フリーレン」で2面割ることができるので注意。

早出しヒールでクロックを調整する際は残りクロック数を3~4で区切ることを意識すると無駄になりづらいです。


デッキリスト解説

デッキログを確認したい場合はこちらをクリックしてください

レベル別に順番に解説していきます。

■レベル0

魔法の収集 フリーレン
単レスト5枚集中ですがリターンはドロー。
蒼月草 ヒンメル」を思い出にすることで葬送のフリーレンのコストを踏み倒してプレイできる起動効果が使用可能になります。使用時にこのカードの位相は問わないため集中からつなげる動きが強力。

大切な記憶 ヒンメル
他のキャラを守ることができるカード。
ほぼ無条件でプレイ時にパワー3500+デッキトップ操作が可能なので後手では特に頼りになります。
このカードの効果で「冬の装い フリーレン」を回収する動きが強力です。

大魔法使い ゼーリエ
自傷サーチカード。
フェルン(魔法使い)や2種類の集中を探すためのカードです。
1コストで手札のイベントを控え室のイベントと交換するCIP効果もあり、これを使って「一般攻撃魔法」や「花畑を出す魔法」にアクセスすることもしばしば。

鏡蓮華のブレスレット フェルン
レベル0相殺。
CIP効果でデッキトップ2枚を操作できるので見えたCXを控え室に落として門の機会損失を防いだり、ソウル操作やトリガー事故を防ぐなど随所で活躍してくれます。

”魔法使い”フリーレン
レベル0特殊相殺。
CXを交換できるのでフェルン(ブレスレット)の1枠を消費して採用しています。

蒼月草 ヒンメル
自傷サーチカード。
このカードのPIG効果を使用すること(思い出になる手段が他にない)がフリーレン(魔法の収集)の起動効果の前提条件になっているため、毎ゲーム必ず1回は使用しましょう。
注意点として「このカードが思い出になるのは効果でキャラをサーチした後」なので山札1枚の状態で起動するのは絶対に避けましょう。

冬の装い フリーレン
レベル1以上限定の4ルックを行えるカード。
他のタイトルにもある同様のカードと異なりCIP効果という点が強力。
ただこのデッキではレベル0が厚めだったり、飛行魔法でも4ルックは可能なのでカードパワー相応の活躍が見込めないのもまた事実。
不要と感じたら「余計な買い物 フリーレン」などと調整するといいでしょう。

しっかり者の魔法使い フェルン
単レスト控え集中。
1ターン3回までイベントを使用するたびにデッキトップ2枚の順番操作が可能なので集中の是非やソウル確定などに役立てましょう。

■レベル1

”魔法使い”フェルン
指定されたカードを回収する1連動。
踏まれたこのカードを再展開するための装飾品、相手ターンに山札に干渉するための飛行魔法の2種類から次のターンに必要なものを回収していきます。
常時パワー6000なので何度も再展開して相手の息切れを狙いましょう。

失くした装飾品を探す魔法
ルーターとキャラ回収が同時に行えるカード。
フェルン(しっかり者)の効果でデッキトップを確認した直後に使用すると実質ドローソースにもなりバリューが向上します。

飛行魔法
キャラ限定の4ルックができるカード。
滅多に起こりませんが盤面が空の状態では使用できないので注意。
相手ターンに使用する場合はサーチカードとして使う場面と単純に山札を4枚削るために使用する場面が存在するので、慣れてきたらこの辺りを意識して使うようにしましょう。

■レベル2

関所の通行 フリーレン
早出し特殊相殺。
アタック時に控え室のイベントの枚数分パワー+1500できるためリフレッシュ直後等でもなければこのカード1枚でほとんどの最終盤面を2枠貫くことができます。

一般攻撃魔法
相手に3ダメージ与えるカード。
盤外から追加ダメージを作れる便利なカードですが必須というわけではないので意固地になって抱え込まないようにしましょう。

甘い葡萄を酸っぱい葡萄に変える魔法
相手のキャラを弱体化させるカード。
このデッキは2連動を使った面取りプランに対して無力なので、そういった相手に太刀打ちするために採用しています。
使用後ストックになるのでゼーリエのCIP効果経由で使用しても実質0コストです。

■レベル3

葬送のフリーレン
このデッキのフィニッシャー。
実質手札が減らないアタッカーのため手札偏重のCXコンボと相性が良く、サーチによってリーサルを補助するカードや3面連動を安定化させられます。
額面だけみるとプレッシャーはあるものの、1回ごとのダメージが大きすぎて並の山札相手には一本も通らないなんてこともあるのが玉に瑕。

花畑を出す魔法
キャラ回収と相手のストックを混沌化させるカード。
リーサルターンが実質ラストターンとなるデッキなので使える時は基本使い得なカードです。

立ち回り

マリガン

■使用者視点
レベル0とフェルン(魔法使い)およびその対応CXがキープ対象です。
ある程度アタッカーを引けているのであれば飛行魔法もキープするといいでしょう。
控え室にCXを1枚以上用意することを忘れずに。

■対面視点
前列向けのキャラのパワーラインが高い相手です。
相手はこちらを先にレベル1に上げて来るはずなのでレベル1での動きを重視したマリガンもアリだと思います。

レベル0

■使用者視点
ヒンメル(大切な記憶/蒼月草)
フリーレン(冬の装い)を使ってフェルン(魔法使い)を集めながら積極的に攻めていき、相手に先に1連動を切らせるように立ち回ります。

ダイレクト枠にフェルン(ブレスレット)フリーレン(魔法使い)をプレイすることでダイレクト権を得られる回数が増えるので狙える時は積極的に狙っていきましょう。

■対面視点
序盤から積極的にアタックしてくるため、山札管理に乏しいデッキを使用している場合は苦しい時間になります。

4枚のレベル0相殺でダイレクト権を有効活用してくるので、レベルが上がった際にはレベル1で踏んでダイレクト権を相手に与えないようにして被弾を抑えましょう。
状況次第では相殺対面はあえてサイドで返すというのも選択肢に入ります。

レベル1

■使用者視点
フェルン(魔法使い)のCXコンボで打点を作りながらハンドアドバンテージを稼いでいきます。

フェルン(魔法使い)はパワーが高いので並べて面を作って行き、踏まれた次のターンに装飾品で再展開してCXコンボのリプレイを狙います。
同レベル以上のキャラでないと踏めないスペックなので相手はいずれ息切れするか早出しなどストックを消費して踏んでくる=リソース面で負荷をかけられます。
リーサルにストックが絡まない点を活かして相手に圧力をかけつつ高打点を維持しましょう。

■対面視点
フェルン(魔法使い)を巡る攻防がしばらく続きます。
こちらが先上がりする展開が多いので、先に1連動をプレイする場合は返しにフェルン(魔法使い)にすべて踏まれる前提で回収するカードを選びましょう。

相手はレベル3までパワー8000までしか出せないので盤面を構築する際はこの数値を基準にするといいです。
上位後列や助太刀は使わずともキャラを守れるか無駄になるかの二択なのでアタッカーやフィニッシャーを中心に手札を整えましょう。

レベル2

■使用者視点
レベル1と特にやることは変わりませんが、リーサルの準備を並行して進めなければならないので手札回しの難易度が上がります。
慣れるまではレベル3になった瞬間に葬送のフリーレン3面連動を狙えるように意識し、慣れてきたら葡萄フリーレン(関所)を絡めた立ち回りを練習するといいでしょう。

ここまでにヒンメル(蒼月草)が思い出にできてない場合は必ず思い出にするのを忘れずに。

■対面視点
早出しや2連動などでフェルン(魔法使い)で対処不可能な盤面を作れるようになるので楽な時間になると思います。
余裕が生まれたらリーサルの準備をしたり、相手のリーサルを耐えきれる山札を作ることに全力を注ぎましょう。

レベル3

■使用者視点
葬送のフリーレン3面連動でOTKを狙います。
フリーレン(魔法の収集)の集中を使ってから順次起動効果で葬送のフリーレンを展開していきましょう。この方法でプレイするとアンタッチャブルが付与されるので、相手が防御札を持つ場合は3面アンタッチャブルで臨みたいです。

上振れるとコスパのいいダメージソースになる(1枚ストックに送られるたびに実質1ダメージと取れる)花畑や実質4パン体制を作れる一般攻撃魔法も可能な限り絡めていきましょう。

■対面視点
相手キャラを選ぶタイプの防御札はアンタッチャブル、あるいはサイドアタックでケアされてしまうので信頼度は低いです。
1発1発のダメージが大きいので並以上の山札を作ってキャンセル期待値を高めるのが最も効果的です。

他のデッキリストはこちらからどうぞ


今回は以上となります。
もしよかったら、他の記事も読んでいただけたら幸いです。
ご覧いただきありがとうございました。

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