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これを読めばわかる!8扉青ブタを徹底解説

こんにちわ、なっつんです。

今回は8扉青ブタについて、初級・中級者向けにわかりやすく解説をしていきます。

これを読む事でこのデッキの立ち回りを理解する事ができ、また対策も立てやすくなるのではないかと思います。
かなり長丁場になりますので、見出しを活用しつつ最後までお付き合いいただけたら幸いです。

なおこの記事はBP「アイドルマスターシャイニーカラーズvol.2」発売後時点での情報である事、そしてあくまで僕個人の主観でお話する事をあらかじめご了承ください。

それでは行きましょう。


前提

長文化を避けるため、一部の表現について以下の表記を使います。

CIP:手札から舞台に置いた際に発動する効果
PIG:舞台から控え室に置いた際に発動する効果
自傷:クロックにカードを置くコスト・効果のこと
踏む:相手キャラを一方的にリバースすること
振る:パワー/ソウル補正やテキストを任意のキャラに付与すること
構える:助太刀やカウンターイベントをプレイできる状態を作ること
焼く:カードの効果やパワーダウンによってキャラを控え室に送ること
チャンプ:バトルに勝てない状態でアタックすること
X連動:レベルXのCXコンボを持つキャラのこと
Xルック:山札の上からX枚まで見て指定されたカードを手札に加える効果
ルーター:1ドローして手札からカードを1枚捨てる効果
モード:複数の効果の中から選択して使用する効果
ツインドライブ:トリガーチェックを2回行う効果
○○相殺(特殊相殺):リバースした際に条件を満たすバトル相手をリバース、あるいは別領域に移動する効果

基本情報

デッキ概略

デッキの主要カードはこちら

■使用者視点
8扉青ブタ
は強力な効果を活かして戦うミッドレンジデッキです。

リプレイ性の高い「不可思議のカルテ 桜島 麻衣」のCXコンボを活かし、打点を作りながら複数のカードを思い出に送ることで質の高い山札を構築していくことができます。
麻衣(不可思議のカルテ)が持つツインドライブのおかげで扉のトリガー期待値も高く、扉をトリガーした際に発動する効果を持つカードを後列にプレイすることでバリューがより高くなります。

思い出になるカードも性能の高いものが揃っており、中でも手札を整えながらリフレッシュを行える「思い出の数々」はこのデッキを象徴するカードの1枚。
4種類以上のカードが思い出になると「君と過ごした一年間 桜島 麻衣」のCXコンボの威力がアップし、枝扉プロセカ8門三玖に並ぶ強力な山札破壊が可能となります。

カードテキストに強力なものが揃っている一方、扉のトリガーが絡まないとパワーラインが伸び悩むのがネック。
各種テキストを十全に活かして強い山札を作りながら麻衣(君と過ごした一年間)の記憶を満たすことに全力を注ぎましょう。

■対面視点
山札の質で戦うデッキに対して無類の強さを発揮するデッキなので、ストックを溜めこむよりも盤面に投資してダメージレースを優位に保っていくように意識しましょう。

0コストでまともなパワーを出すカードが麻衣(不可思議のカルテ)以外にないため、継続的にパワー5000付近を3面展開するだけでもかなりの圧力になります。
回答するために扉をトリガーするという受動的要因を強要できるというのは大きなアドバンテージになります。

レベル2以降の残クロック数を大切に扱い、相手のリーサルレンジ圏外にいるターンを多くもらうように意識しましょう。

デッキリスト解説

画像をクリックするとデッキログへ移動します

レベル別に順番に解説していきます。

■レベル0

天然アイドル 広川 卯月
自傷だけで万能4ルックが行えるカード。
麻衣(不可思議のカルテ)の対応CXを探しにいくのが主な仕事です。
中央枠にいるとソウル2になるので正面のキャラに勝てなくてもサイドアタックでごまかすことができますが、サーチ範囲がこのカード以外の自分のキャラ数に依存しているのがネックです。

夢の続き 梓川 花楓
単レスト控え集中。
CXをトリガーするとデッキトップ操作をしつつパワー+1000を振ることができます。2枚以上プレイすると一気に山札を削ったり盤面を強化したりできるようになるのでバカにできません。

卒業生 桜島 麻衣
思い出になるカードその1。
花楓と同様、扉をトリガーした際にパワー+1000を2面に振ることができる上に、起動効果で万能2ルックを行って麻衣(不可思議のカルテ)の対応CXを探しにいくこともできます。
後列としての優先度は花楓よりも低いです。

積み重なる思い出 桜島 麻衣
手札を減らさずにサーチできるカード兼思い出になるカードその2。
麻衣(不可思議のカルテ)にアクセスし、思い出になって強化するところまでワンセット。
特殊相殺等の領域移動効果に弱いので、採用している相手にはアタック終了時に思い出にしましょう。

買い物帰り 双葉 理央
バニラカード。
後述する「遠回りな解決法 梓川 咲太」のCIP効果でストックにすることができるため採用されています。
レベル0の攻防の要でもあり、始動札でもあります。

これから続く夢のカタチ 牧之原 翔子
相手ターンのみ強化される移動効果持ちのカード。
先手1ターン目にプレイするカードとしては最強ですが、自ターンは一切強化されないため後手におけるバリューは低め。
1:2交換とはいえ手札交換を行うことができるので手札超過の際に役立てるといいでしょう。

■レベル1

不可思議のカルテ 桜島 麻衣
万能3ルックの1連動。
CXコンボの効果や後払い式のツインドライブによって、次のターンの再連動に必要なカードを集めていくことができます。
1レベルでまともなパワーを出せる唯一のカードなので積極的に集めましょう。

新たな傷跡 桜島 麻衣
レベル1相殺兼思い出になるカードその3。
麻衣(不可思議のカルテ)で対応できないキャラをこのキャラで踏んでいくことになります。
8電源ホロライブ8門あやトラなど、後半も相殺の機会が訪れる対面にはリバース時効果を使うタイミングを変えるようにしましょう。

遠回りな解決法 梓川 咲太
理央
をストックにするCIP効果を持つカード。
カードパワーをテキストに全振りしている影響で、パワー3000と貧弱なスペックなのでダイレクト権などを使ってカバーしていく必要があります。

■レベル2

汲み取る気持ち 桜島 麻衣
相手の早出しキャラを焼ける助太刀。
8電源アリスギア枝門ブルアカといった早出しで面取りしてくるデッキに対するメタカードです。
手札3枚はかなり重たいので気をつけましょう。

大学合格 桜島 麻衣
思い出になるカードその4。
2種類以上のカードを思い出にすることで相手依存になりますが高い盤面貫通力を発揮します。基礎ソウルも2なのでダメージソースとしてもコスパがいいです。
サーチ目的での運用はあまりコスパがよくないので、2回以上使うことはないと思います。

二人きりのお泊り 桜島 麻衣
レベル比例応援。
実質0コストでプレイできる上位後列というだけでも優秀ですが、2種類以上のカードを思い出にしていると、扉をトリガーした際に相手のデッキトップ操作しつつパワー+1500を振ることができます。
この効果で見えたCXをデッキボトムに送り込むと、そのターンのキャンセル回数を減らしながら麻衣(君と過ごした一年間)のCXコンボの仕込めるので額面以上に強力な効果です。

思い出の数々
思い出になるカードその5。
手札は増えませんが軽いコストで控え室のキャラを2枚回収しながら、控え室の扉の枚数が6枚以上の場合、追加で1コスト払うことでリフレッシュをかけることができます。
リソースの関係で早期リフレッシュを放棄しているデッキのため、このカードを経由して2周目の時点で強い山札を構築するのが第一目標になります。

■レベル3

黄昏の夕空 梓川 かえで
キャラ4枚早出し。
基礎パワーが低い上にバフ効果を一切持たないものの、高確率で1コストでプレイすることができます。
場持ちは期待できないので、コスパのいい3点火力として運用しましょう。

君と過ごした一年間 桜島 麻衣
このデッキのフィニッシャー。
1コスト+手札1枚で相手の山札の下から2枚削り、その中にCXが含まれていると2ダメージ与える効果を2回繰り返します。
記憶を満たすと処理が3回に強化されるので、3面連動すると当たり方次第ではレベル2の前半からロングシュートすることも可能です。
なお、手札6枚以上の場合効果が発動しないので注意しましょう。

立ち回り

マリガン

■使用者視点
レベル0と麻衣(不可思議のカルテ)およびその対応CXがキープ対象です。
トリガーした扉の機会損失を防ぐために、必ず1枚はキャラをマリガンするようにしましょう。

■対面視点
理央翔子以外のカードは軒並みパワー1500のため、パワー2000のカードも踏み漏らす可能性があります。
レベル0に関してもこの辺りを意識して残すカードを決めましょう。

レベル0

■使用者視点
理央
翔子で手札消費を抑えつつ、麻衣(積み重なる思い出)麻衣(不可思議のカルテ)を集めていきます。
山札の進みが遅いデッキですが基本レベル2になってからリフレッシュを行うので、次のターンに使いたいストック分をベースにアタック回数を決めるといいです。

集中を使って山札を掘り進めると麻衣(不可思議のカルテ)でサーチできる範囲が狭くなったり、各種行動に割くリソースが不足してキャンセルへの依存度が高くなるので計画的に。

■対面視点
相手は集中や麻衣(積み重なる思い出)を複数枚引かない限りはスローゲームを意識してくるはずなので、アグロムーブが可能であればダイレクト権を使って強気に打点を作っていくと有効打につながりやすいです。

また、パワー3500以上のカードは三手要求、パワー2000のキャラでも理央がない場合は同じく三手要求となるのを覚えておきましょう。

レベル1

■使用者視点
麻衣(不可思議のカルテ)のCXコンボで打点を作りながらハンドアドバンテージを稼いでいきます。
受動的な要因でレベル1でのリフレッシュが狙えない限りは、毎回3枚全部見るよりも必要なカードが見えたら止めること。トリガーが強力な攻撃手段になるデッキなので、めくりすぎによるトリガーの機会損失は他のデッキよりも大損となります。
できればレベル2になるまでに思い出の数々を1枚確保しておきましょう。

■対面視点
ここからはお互い相手のキャラを3面踏み合っていくことになります。

相手がパワーを出すためには麻衣(不可思議のカルテ)をプレイした上で扉のトリガーが必要不可欠なので、パワー5000程度でも複数面押しつけるだけで麻衣(不可思議のカルテor新たな傷跡)がプレイできない枠については二手要求以上となります。

レベル2

■使用者視点
レベル1の動きに加えてかえで麻衣(大学合格)といったコスパのいいダメージソースが運用可能になるほか、思い出の数々の解禁で麻衣(不可思議のカルテ)のリプレイ性が底上げされます。

依然としてパワーラインに難があるので、まずは4種類以上のカードを思い出にすることと麻衣(君と過ごした一年間)3面連動の準備を優先して行いましょう。

■対面視点
強い山札を作ると麻衣(君と過ごした一年間)の3面連動でレベル3を迎えることなくリーサルを取られる可能性が高いので、適宜ヒール持ちの早出しなどをプレイして圧縮率を低下させつつ相手のリーサルレンジから逃げるように意識します。

ダメージレースを優位に進めて相手が先にレベル3に上がれば、こちらもリーサルタイミングを迎えられる可能性が高くなりますが、当たり方次第ではリーサルレンジを大きく超えるダメージを与えてくるので油断はしないように。

レベル3

■使用者視点
麻衣(君と過ごした一年間)の3面連動でリーサルを狙います。
記憶を満たしているかで期待値が大きく変わるので、必ず満たすようにしましょう。
よほどキャンセルが上振れない限りリソースはカツカツなので、詰めきれなければ負けるくらいの気持ちで。

■対面視点
潜在的なキャンセル回数を削りながら2ダメージが追加で飛んでくるので、アタック自体を妨害する以外の防御札を持ってしても耐えきるのは困難です。

つまるところ山札の機嫌次第です。祈りましょう。

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今回は以上となります。
もしよかったら、他の記事も読んでいただけたら幸いです。
ご覧いただきありがとうございました。

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