【新弾総評】ご注文はうさぎですか?BLOOM
こんにちわ、なっつんです。
リストが公開されたので、さっそく金曜日発売のごちうさ3期の紹介・解説をしていきたいと思います。
それではいきましょう。
※7/16追記:今後を見据えてレイアウトを刷新したほか、一部加筆修正しています。
デザインの傾向
劇場版の専用特徴である《Dear My Sister》と同様、新特徴である《BLOOM》をベースに各キャラクターの所属勢力への互換性を持っているというデザインです。
特定のカード名を集める事でシナジーを形成する劇場版の宝物サイクルのようなカードが存在したり、原作で進学を迎えたチマメ隊に経験が導入されたりと原作のエピソードを反映しているカードが収録されているのも特徴的です。
参戦から5年目にして待望の電源も導入され、8電源デッキも構築可能になりました。
ピックアップカード
最強の楓移動。
条件があってないようなものなので、楓移動の欠点であった生存した返しのターンに高パワーキャラとして運用できないという心配がありません。
サイド不可付与が強力なのは、ゴブスレの「定められた結末 ゴブリンスレイヤー」が証明済みです。
軽いコストで2点バーンを飛ばせる扉対応のCXコンボとヒールを持ち、さらに「“Halloween Night” チノ」が前列にいると追加でみちるバーンが付随します。
フルパワー時は「出会えてよかった チノ&ココア」並のバーンが飛ぶ可能性もあるため詰め性能としてはかなり高めですが、その場合は3面連動ができない点には注意が必要です。
8電源のエースカード。
1/1のリゼのCXコンボを絡める事によって電源1枚から2/2/10000アンコールを2面繰り出す事ができ、さらに2/2のリゼがクライマックス使用時に相手をリバースする事でリソース回収も行えるので瞬間的にかなり質の高いアクションを連打する事ができます。
1/1は7500になる条件に「“Halloween Night” シャロ」を要求しているので気を付けましょう。
今弾の特徴である同名サイクルの中でも特に実用性の高い2枚。
揃えると+1000を2回配布する事ができる上、リゼの2つ目の能力でストック1枚をハンドアドバンテージに変換する事ができます。この能力だけでもかなり強いので、リゼ単体で採用するのもありかもしれません。
一時期刷られていた直接召喚型のオカ研互換。
クロックコストが山上だったり、サーチ範囲の関係で序盤しか使う機会がないものの、経験を満たす事で山上2枚サーチのモードが付随するので、中盤以降サーチカードとして運用できるのがいいですね。
単体で6000のアタッカーとして使えるだけでなく、CXコンボ使用時には1/1/7500に単騎で触りにいけるパワーが出せるのも優秀。
控えを肥やしながら(選択肢を増やしながら)控え回収できるため、次のテンポへ繋ぎやすいです。
門を複数枚握っている場合、自身を回収して再使用しやすいという点も見逃せません。
門対応の再スタンド。
ストック6枚始動から2面連動可能で、再スタンド時に相手の山上2枚を積めるため確定打点を作りやすいです。
隣に低レベルキャラを置いておき、再スタンドから山上チェックをして確定ならば低レベルキャラで打点を作るといった器用な動きもできます。
ごちうさ待望の逆圧縮。
経験は条件の割りに役に立ちづらいため、あまり気にしないでおきましょう。
《BLOOM》キャラを全員無色にする記憶能力を持つカメラ互換。
テンポを繋ぎながら思い出を作る事ができるため、採用する余地はあるかもしれません。
思い出に行かない「果てしないのびしろ」。
単純にクライマックスが+1されるようなものなのでとりあえず1投安定カードかもしれません。
総評
霞互換、オカ研、移動、フカ次郎互換と現代水準の基本パーツがすべてそろっており、多彩なデッキを組む事が可能ですが、ごちうさでしかできない事がほとんど存在しないのが悲しいところ。
詰め性能に関しては現代水準のものが揃っていますが、唯一8電源は構築の段階からリーサルプランを捨てる事になるため、道中のデッキパワーはかなり高いものの肝心の勝ち筋が細いというのがかなり致命的です。
今後もメディアミックス展開が期待できる(追加パックが出せる)事や、最強クラスのシステムである「私らしさ リゼ」に配慮してのデザインなのでしょうが、これまでデッキにすらならなかった千夜シャロは今回かなり強化してもよかったと思います。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。
今回はこの辺で。
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