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これを読めばわかる!8宝アズレンを徹底解説

こんにちわ、なっつんです。

今回は8宝アズレンについて、初級・中級者向けにわかりやすく解説をしていきます。

これを読む事でこのデッキの立ち回りを理解する事ができ、また対策も立てやすくなるのではないかと思います。
かなり長丁場になりますので、見出しを活用しつつ最後までお付き合いいただけたら幸いです。

なおこの記事は2024年1月9日(2023年後期制限改訂適用後)時点での情報である事、そしてあくまで僕個人の主観でお話する事をあらかじめご了承ください。

それでは行きましょう。


前提

長文化を避けるため、一部の表現について以下の表記を使います。

CX:クライマックスカード
CIP:手札から舞台に置いた際に発動する効果
PIG:舞台から控え室に置いた際に発動する効果
自傷:クロックにカードを置くコスト・効果のこと
踏む:相手キャラを一方的にリバースすること
振る:パワー/ソウル補正やテキストを任意のキャラに付与すること
構える:助太刀やカウンターイベントをプレイできる状態を作ること
焼く:カードの効果やパワーダウンによってキャラを控え室に送ること
チャンプ:バトルに勝てない状態でアタックすること
Xルック:山札の上からX枚まで見て指定されたカードを手札に加える効果
モード:複数の効果の中から選択して使用する効果
ツインドライブ:トリガーチェックを2回行う効果
○○相殺(特殊相殺):リバースした際に条件を満たすバトル相手をリバース、あるいは別領域に移動する効果

基本情報

デッキ概略

8宝アズレンは打点性能に特化した高速寄りのミッドレンジデッキです。

最大の特徴は揃えることでソウル2になる「扶桑」「山城」の存在。
レベル0から高いパワーとソウルを持つこの2枚を足がかりに「島風」のCXコンボや8宝という構成を活かし、毎ターン2~3点フラットを用意してダメージレースで優位に立つことができます。

CXコンボや集中でしか確定サーチができない上に最終的に経験6を要求されるので、高レベルのカードの管理には細心の注意を払いましょう。

長所

・「扶桑」「山城」によってCXコンボなしでもソウル2を複数面作りやすく高い打点を維持しやすい。
・強力な恒常リーサル効果を持つキャラをフィニッシャーに据えているためリーサルの安定性も高い。

短所

・確定サーチ手段に乏しく、高レベルカードの管理を的確に行わないとリーサルに入る前に息切れを起こす。
・自傷手段がないため5止めに弱い。
・ヒール量はそこそこあるもののリソース源の関係から長期戦は苦手。

リーサル性能 - リーサルレンジ【3-0】

■「信濃」のCXコンボ【必要条件:経験6
手札2枚で山札の上から9枚削り、その中のCXの枚数分1ダメージを与える。適切な山札を作れば2面連動でもそれなりの追加ダメージを期待できます。
■「クロンシュタット」のアタック終了時効果
アタック終了時に2コスト+手札1枚+舞台のキャラ1枚で再スタンド。
条件の関係で実質1ターン1回の制限があるものの、恒常リーサル効果としては破格の性能です。

デッキリスト解説

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カードの役割別に順番に解説していきます。

システム 4種13枚

ラフィー
控え室に置かれた際にレベル1以上限定の4ルックが使えるカード。
CIPでパワー3500となるためバトル適正が高く、攻守に優れたカードになっています。


手札の不要な宝をサーチカードに変換できるカード。
サーチ範囲も非常に広く、ゆるい条件でバニラスペックになる点も優秀。

ドイッチュランド
2レスト5枚集中。
レベル0にパワー+1000する効果を持つため「山城」「扶桑」が硬い壁となります。
貴重なリソース源なのでほぼ毎ターン使うことになるでしょう。

オフニャ
山札の上から2枚削り、そのカードのレベル合計以下のカードを回収するカード。
低レベルのカードであれば安定して回収できるので、その都度欲しいカードにアクセスしていきましょう。

メインギミック 3種12枚

島風
レベル1CXコンボ。
相手キャラを踏むかダイレクトする必要があるものの、リターンが確定サーチなのでその都度必要なカードを手札に加えられます。
相手ターン終了時まで別世界の自分と同じスペックになるのも胸熱。

山城・扶桑
揃えることで高いスペックを発揮するカード。
扶桑のCIP効果で山城をサーチできるため「ドイッチュランド」と組み合わせて擬似的に6枚集中を行うこともできます。
扶桑の2つ目の永続効果は重複するため注意しましょう。

フィニッシャー 2種7枚

信濃
このデッキのフィニッシャー。
ある程度CXを内包した山札でないとリーサル性能がガタ落ちする点とスローヒールなのが玉に瑕。
気になる場合は後述する「赤城」と入れ替えるといいでしょう。

クロンシュタット
CXコンボと同等のコストで2回攻撃が可能なカード。
発動がアタック終了時かつ舞台が埋まっていないと使えないので、思い出送りを付与する助太刀などの盤面干渉効果には注意しましょう。

早出し 1種4枚

長門
貴重なヒール持ちかつ早出しタイミングを選ばないカード。
中央に配置して舞台を埋めることで、左右の「扶桑」「山城」「島風」を強化したできます。
行き特化の性能なので3点火力+時限盤面強化カードと思って運用するといいでしょう。

その他のカード 4種6枚

宵月
アタックしたターン限定で宝に扉のモードを付与できるカード。
0コスト特殊相殺なので先置きしたり相手の高パワーの1/0に充てるといいでしょう。
2024年からはまともなスペックの2/0が積極的に刷られそうなので、今後の環境の変遷次第では立ち位置が大きく変わりそうです。

ジョージア
アンコール持ちの対レベル3カード。
8電源アリスギアかなたマリンなどレベル3を早い段階から並べてくるデッキは多いため、そういった対面には引いたら手放さないようにしましょう。

ワシントン
相手の山札を破壊できるカード。
ストックで圧縮を作る相手には無力ですが、そうでない相手には状況次第で強力なリーサル効果として機能します。

U-96
CX入れ替えカード。
ゆるい条件でバニラスペックになるので、相手次第では始動札として使うのも悪くないでしょう。

立ち回り

マリガン

レベル0と「島風」+「碧海の吹く風(宝)」をキープします。
バトル適正の高いレベル0が多いので特段パワーマリガンも必要ありません。

レベル0

山城」「扶桑」を軸に組み立てていきます。
リソース面に難があるデッキなので、相手の使用デッキから山城・扶桑の継戦能力がどれだけあるかを考えてパンチ数を調整しましょう。
山城・扶桑のパワーラインの高さもこのデッキの強みの1つです。

ドイッチュラント」の5枚集中は期待値が高いので手札が潤沢でない限り毎ターン使用していきましょう。

レベル1~3

2点フラットを出す手段に「島風」のCXコンボが加わり、より効率よく打点を伸ばせるようになります。
手札の状況や相手のデッキに応じて多面連動したり繰り返し連動を狙って相手のクロックを積み上げていきましょう。

レベル2になると「長門」や「ジョージア」が解禁され盤面対応力が一気に強化されます。
長門がいれば左右の島風がパワー10000になるのでCXコンボを狙える場面では積極的に狙って相手のキャラを踏みつつ「信濃」や「クロンシュタット」を集めていくといいでしょう。

レベル3になったら信濃2枚とクロンシュタットでフィニッシュです。

デッキカスタマイズ

CXコンボを取り替えることで戦術を大きく変えることができます。
自分のスタイルや周囲の環境に適したカスタイマイズをするといいでしょう。

大鳳
手札が増えなくなる代わりにストックが増えるようになり、レベル0からCXコンボを狙っていくことができます。
自身の集中と組み合わせることで高い山札管理能力を得ることができますが、より息切れしやすくなってしまうため確実性のあるリソース源を別途用意することが求められます。

翔鶴・瑞鶴
レベル2で面取りができるようになります。
アズレンは優秀な恒常リーサル効果を持つカードが多いので、8門ミュウランのようにCXコンボをリソースに充てるというのもありだと思います。

赤城
ヒールがCIP効果になり、与える追加ダメージが2ダメージ固定になります。
確実性を求めたいのであれば「信濃」と入れ替えるといいでしょう。

蒼龍・飛龍
山城」「扶桑」のように山札からお互いを呼び出すことができますが、こちらはストック1枚を手札1枚に変換することができます。
揃った際のパワーラインも高いので「大鳳」を採用する場合にレベル1を任せてもいいと思います。

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今回は以上となります。
もしよかったら、他の記事も読んでいただけたら幸いです。
ご覧いただきありがとうございました。

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