一歩先へ!8電源プロセカをさらに徹底解説
こんにちわ、なっつんです。
今回は8電源プロセカについて、細かいプランニングや弱点などより詳細な解説をしていきます。
これを読む事でこのデッキの立ち回りをさらに理解する事ができ、また対策も立てやすくなるのではないかと思います。
かなり長丁場になりますので、見出しを活用しつつ最後までお付き合いいただけたら幸いです。
なおこの記事は2023年3月24日(HOL Vol.2発売後)時点での情報である事、そしてあくまで僕個人の主観でお話する事をあらかじめご了承ください。
それでは行きましょう。
前提
長文化を避けるため、一部の表現について以下の表記を使います。
また今回の記事は前回のデッキ解説を読んでいる前提で話を進めますので、まだの方は以下のリンクから解説記事を読んでいただけたら幸いです。
このデッキの勝ち筋
8電源という強みを活かして早い段階から少ない投資でレベル3を多面展開してパワー11500~12000のラインを相手に押しつけ、対処しようとしたところを助太刀で咎めるというのが基本の勝ち筋になります。
ダメージレースでマウントを取ってしまえば「一緒に歌おう!」や「もう一度ふたりで 小豆沢こはね」のCXコンボで有利を固定化したり、フィニッシャーによる逆転を咎めて詰ますことも難しくありません。
ただしヒールする手段がこはねのCXコンボのみのため耐久による長期戦へ移行するのは不可能です。
詰みを作る力に長けているデッキであることを理解し、準備完了後はすみやかに殴り切れるよう立ち回るといいでしょう。
このデッキの負け筋
コントロールデッキ全般が抱える弱点ですが、レベル2で形成した盤面を早い段階で崩されてしまうと立て直すのが困難になります。
特に8門D_Cideやチマメ隊といった瞬間火力・対応力特化のミッドレンジデッキとのゲームは盤面干渉するカードが豊富なため非常に厳しい戦いを強いられるでしょう。
立ち回りにおけるリスク
次に8電源プロセカが抱えるリスクについて解説していきます。
レベル1におけるパワーラインの低さ
CXコンボを絡めたり電源の効果で「こだわりの一杯 MEIKO」をプレイしていないかぎり、レベル1のパワーラインは3500~4000と非常に低くなります。
トリガーした電源を強く使える場面も少ないため、レベル1でリフレッシュする際は確定山をさらしてでも1-6でできるように調整した方がいいと思います。
レベル2以降の山札管理が困難
舞台を空けながら山札を削る効果を持つカードが一切ないため、レベル2以降は「キラキラレインボー♪鏡音リン」の起動効果や圧殺を駆使しないと弱い山札を崩すことができません。
対面した場合に注視するカード
純粋なコントロールデッキのため、カウンター系のカードの動向には注視しておく必要があります。
特に「一緒に歌おう!」は「Vivid BAD SQUAD 東雲彰人」が登場している場合、状況次第で詰まされる可能性があるので注意が必要です。
自分がコントロールデッキを使っている場合は、各種助太刀を相手がどれだけ構えているかを把握するのも戦況を優位に進める上で重要になってきます。
上位デッキとの戦い方
最後に現環境の上位デッキとの立ち回り方を解説していきます。
8枝/枝扉アリス【五分】
基本的には楽な対面ですが、唯一レベル1のみ圧倒的に不利なので確定山札を残すなどして1-6リフレッシュへつなげられるようにしましょう。
1-5止めがかなり痛いので「空からの贈り物 草薙寧々」を持っておくように。
盤面を作ればスペック差でこちらがマウントを取れる一方、受けの性能はあちらの方が上手なので「ステージのセカイ 鏡音リン」や「Vivid BAD SQUAD 東雲彰人」を使って助太刀をケアしていきます。
「《血盟騎士団》リーダー ヒースクリフ」を切られるとアンコール戦術が取れなくなるため、強気に攻めるのは電源トリガーの期待値が高い状況だけに留めましょう。
宝扉オーバーロード【微不利】
相手がリソースを稼ぐのを止められない上にこちらの「いつの日か、また…… 青柳冬弥」のCXコンボは妨害されやすいためリソース・山札管理には気を遣う必要があります。
「魔導王 アインズ」がマーカーを貯めたら、後列に「屋上のフレンドシップ 暁山瑞希」や「もう一度ふたりで 小豆沢こはね」を下げて次のターンのアタッカーを確保します。
焼かれた前列キャラはアンコールで復帰させても踏まれて2:1交換を取られるだけなので非推奨です。
5面焼きを凌いだら「『RAD WEEKEND』を超えるために 東雲彰人」の効果でリソースを回復したりこはねのCXコンボで盤面を復元しながらなるべく早めにリーサルに持っていきましょう。
8門Key【五分~微有利】
レベル1に先上がりされて「旅路の終着点 往人」+「国崎最高!往人」を並べられるくらいしか困るところはないマッチ。
万が一作られた場合は「ステージのセカイ 鏡音リン」のパンプ値を使って「いつの日か、また…… 青柳冬弥」のCXコンボを確実に発動できるようにしましょう。
レベル2以降は点で押すことしかできないデッキなので「儚い夢の中 美凪」を助太刀で返せれば大丈夫です。
「袖の下のお米券 美凪」を展開されて「もう一度ふたりで 小豆沢こはね」をバウンスされると結構厳しい展開になりますが、バウンスするたびに相手は手札を1枚使うので「人形劇」を強く使わせなければ問題ありません。
「最後の夏やすみ 観鈴」のCXコンボで簡単にゲームがひっくり返るので、「誰もが知る歌姫 初音ミク」や「一緒に歌おう!」を確実に構えたり山札管理を怠らないようにしましょう。
かなたマリン【微不利~五分】
上位後列を使わずにパワー12000の面を複数用意できる上にさらに伸びしろがある分中央値はこちらが不利です。
勝負を優位に運ぶためには「Vivid BAD SQUAD 東雲彰人」をどれだけ早くプレイできるか、そして「願いが叶った星街すいせい」から守れるかが重要になってきます。
お互いに早出しメタ拳をケアしながらの攻め合いになるため「ありがとう、勇気 望月穂波」を持っていないことだけは絶対に避けたいところ。
逆に相手がすいせいを構えていないようであれば「はあちゃまビーム 赤井はあと」で「もう一度ふたりで 小豆沢こはね」のCXコンボを潰されないように気をつけつつ強気に攻めていきましょう。
8電源転スラ【不利】
電源を強く使えるタイミングの長さや完成後の盤面の質などで圧倒的に劣っています。さすが令和5年最新タイトル。
「"捕食者"リムル」に1枚でもマーカーが乗った時点で「もう一度ふたりで 小豆沢こはね」が助太刀圏外から踏まれる可能性が生まれてしまうので、プレイした電源で前列に「Vivid BAD SQUAD 東雲彰人」を出す勇気も必要。
相手が彰人に早出しメタ拳を撃ってきたら全力でルールアンコールしましょう。
リムルを助太刀圏外から踏むことなどはできるものの面の圧力は圧倒的にあちらの方が上。
各種助太刀の動向に注視して立ち回り、構えているのが確認できない場合は割り切って強気に攻める大胆さも必要になってくるでしょう。
今回は以上となります。
もしよかったら、他の記事も読んでいただけたら幸いです。
ご覧いただきありがとうございました。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?