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これを読めばわかる!制限改訂後の8電源五等分の花嫁を徹底解説

こんにちわ、なっつんです。

今回は12月の制限改訂にて追加制限を受けた8電源五等分の花嫁について、初級・中級者向けにわかりやすく解説をしていきます。

これを読む事でこのデッキの立ち回りを理解する事ができ、また対策も立てやすくなるのではないかと思います。
かなり長丁場になりますので、見出しを活用しつつ最後までお付き合いいただけたら幸いです。

なおこの記事は2022年12月9日(Key AS発売後)時点での情報である事、そしてあくまで僕個人の主観でお話する事をあらかじめご了承ください。

それでは行きましょう。

前提

長文化を避けるため、一部の効果について以下の表記を使います。

CX:クライマックスカード
CIP:手札から舞台に置いた際に発動する効果
PIG:舞台から控え室に置いた際に発動する効果
ルーター:1枚引いて、1枚捨てる効果
Xルック:山札の上からX枚まで見て、任意のカードを手札に加える効果
コンソール:山札の上を公開し、それが指定されたカードなら手札に加えて手札を1枚捨てる効果
トップチェック:山札の上を見て、それを山札の上か指定された場所に置く効果。
(控え)フィレス:ストックと手札1枚を捨てて、山札や控え室から指定されたカードを手札に加える効果
多生:ストックと手札1枚を捨てて、控え室から指定されたカードを手札に加え、他のキャラに+1000する効果
収録中:CXを捨てて、控え室の指定されたカードを手札に加える効果
ツインドライブ:トリガーチェックを2回行う効果
ヒール:クロックのカードを控え室に置く効果
相殺:リバースした際に条件を満たすバトル相手をリバースする効果
特殊相殺:リバースした際に条件を満たすバトル相手を他の領域に移動する効果
ガッツンダー:アタック時にバトル相手のレベルが指定された値だと+6000する効果

ver.220909

簡単な性能紹介

デッキタイプ【中速寄りコントロール】
盤面再現力  ★★★★★
山削り性能  ★☆☆☆☆
リーサル性能 ★★☆☆☆
 
各レベル帯の最大パワーライン(中央値)
レベル0 2000~3500
レベル1 8500~12000(非TP時 6500~7000)
レベル2 12000~16000(非TP時 7000~13000)
レベル3 12000~16000(非TP時 7000~13000)

基本情報

盤面の対応力に特化したテンポ重視の8電源

このデッキの強みはなんといってもメインアタッカーの高いパワーラインです。
自ターン中8500になる「変わらない気持ち 中野 二乃」や12000になる「一途な乙女 中野 二乃」によって、ありとあらゆる盤面に対応することが可能です。

また、前列のみで高い数値を出せることから盤面に投資する手札枚数を抑えながら戦うことができるので、旧来の8電源デッキの下ブレ要素であった1パン目の電源すら強力に運用することができる点も見逃せません。

レベル2からの選択肢が非常に豊富

自身を手札に戻すことで手札のあらゆるキャラにチェンジができる「妄想中 中野 一花」を使うことで、早出しタイミングが制限される「五等分の花嫁 中野 一花」や「羞花閉月 中野 二乃」をフリータイミングで早出ししたり、本来早出しが不可能な「走り出す恋心 中野 二乃」を早出しすることができます。

これによってレベル2からは相手の盤面を貫通しながら対処が難しい盤面を構築したり、弱い山札を晒している相手に走り出す恋心のCXコンボを使って一気に大ダメージを取るといった戦術が可能になります。

一時的にデッキが10電源と化す驚異のCXコンボ

走り出す恋心 中野 二乃」のもう一つのCXコンボによる擬似的な電源の水増しができるのも、このデッキの強みにひとつです。

残り少ない山札に「真っ直ぐな言葉 中野 二乃」のCIP効果で控え室の走り出す恋心を積み込んで対応CXをプレイすることでトリガーする電源の期待値を飛躍的に高めることができます。

走り出す恋心の枚数制限により積極的に運用していくと終盤のフィニッシュ力や回復量が落ち込むというリスクを背負うことになりましたが、狙える状況であれば依然として強力なアクションに変わりはありません。

対戦三箇条

序盤から積極的に攻めていこう

8電源デッキというと序盤の展開を相手に与えがちですが、このデッキは自ターンのパワーラインが非常に高いため、先上がりから1/1や2/2で盤面を整えるのではなく相手の盤面に積極的に回答しながら盤面を強化していくように立ち回ります。

相手ターンのパワーラインが6500-7000とかなり低めなので、先上がりを意識せずに各種システムで手札や控え室を管理しながら積極的に相手に打点を叩き込んでいきましょう。

アタック時のトップチェック効果を効果的に使おう

劇場版BPの追加に伴い、アタック時に山札の上2枚の中からトリガーするカードを選べるテキストを付与するカードや所持しているカードがかなり増えました。

山削り性能の乏しいこのデッキにおいて1回のアタックで2枚山札を削れるのはありがたく、それ以外にも控え室に置きたい電源向けのキャラがストックになるのを防いだり、電源をトリガーする可能性が上がるといったメリットがあります。

リフレッシュ直前の山札管理もしやすく、無用な電源トリガーを防ぐこともできるのでデッキの基本動作に慣れたらトップチェック効果の使い方を覚えていきましょう。

1積みのカードは大切に

回る日常 中野 二乃」のおかげで手札管理が非常に楽にはなっていますが、狙ったカードを確実に集められる機会は多くありません

特に後半は高レベルのキャラが軒並み舞台や手札に集まってしまう関係上、ドキテマ効果の期待値はかなり低くなります。

必然的にメタカード兼防御札の「固い決意 中野 二乃」「柔和な眼差し 中野 一花」は手放してしまうと再度手札に集めるのが難しいので、この2枚の管理は慎重に行いましょう。

2022年12月制限改訂の影響

6月の制限改訂でデッキを支えていた優秀なシステムおよび防御札を奪われたものの、9月に発売された劇場版BPでまさかの強化が入ったことで2022年WGP環境においても変わらぬ活躍を見せた結果、フィニッシャーである「走り出す恋心 中野 二乃」が2枚制限となってしまいました。

これにより貴重かつ強力なヒール札が2枚減り、強みであった12電源化が最大10電源になった上にフィニッシュ力も大幅に低下してしまいました。

とはいえ基本的なデッキの動きは変わらないため、2枚の二乃の管理を意識しつつ堅実に立ち回れば安定した勝率を得ることは可能でしょう。

デッキレシピ解説

固定枠と自由枠にわけて解説していきます。
なお、カード名の横の数字は、そのカードの個人的な推奨採用枚数となっています。

固定枠

走り出す恋心 中野 二乃×2
このデッキのフィニッシャー。
アタック終了時に1コスト+手札1枚で3ダメージを与える効果と、すべての領域の同名カードが電源を得るという2つのCXコンボを持ちます。対応は電源。
確定させるのは難しいですが、対応CXをプレイするだけで山札の中のこのカードの枚数分電源をトリガーする可能性が上がるため、上ブレた際には一気に盤面が強化されます。
CXコンボによるダメージが無視できない数値なので、電源で後列に出したり「妄想中 中野 一花」を置いておくだけで相手の意識を山札に向けることができます。

羞花閉月 中野 二乃×1~2
相手の舞台にレベル3以上のキャラがいると早出し可能なカード。
常時11000+アンコールとスペック自体は非常に優秀なため、電源や「妄想中 中野 一花」で前列に展開するとかなり厄介。
走り出す恋心 中野 二乃」の枚数制限によってヒール札の枚数が減少してしまったので、このカードを増量してヒール量を補うというのもありかもしれません。

五等分の花嫁 中野 一花×2~3
自分の控え室のCXが2枚以下なら早出し可能なカード。
常時11000かつ手札を1枚捨ててクロックの一番上をストックにするCIP効果(通称千鳥ヒール)を持つため、「妄想中 中野 一花」のチェンジ効果で舞台に出すことで即座に妄想中を控え室に送ることができます。
この妄想中ループはこのデッキにおいてかなり重要なテクニックになるので覚えておきましょう。

過信と油断 中野 一花×1~2
+2000応援。
電源の効果で舞台にキャラが出ると任意のキャラにソウル+1することができるので、全面フロントアタックの状況でも3点フラットの状態を作りやすくなります。
電源で置くだけで「一途な乙女 中野 二乃」が14000に到達するので、二乃で殴り抜けるプランの際は優先して舞台に展開します。

ヘッドホンガール 中野 三玖×1
アタック時に2コスト+手札1枚で相手の山札の下から4枚を控え室に置き、その中のCXの枚数分ダメージを与えるリーサル効果を持ちます。
プレイした際に山札から任意のキャラをサーチできるので「妄想中 中野 一花」のチェンジでプレイして助太刀を構えるといったことも可能です。
リーサル効果は非常に不安定なので、最後に1ダメージでも押しこみたい時や確実にCXが落とせるという状況でもない限りは封印安定です。

一途な乙女 中野 二乃×3~4
プレイした対応CXの効果で舞台に出した際に、プレイした対応CXを控え室に置いて自身をスタンドするCXコンボを持ちます。対応は電源。
レベル1から即座に2/2/12000を戦場に送りこめる超強力なアタッカー。
相手ターン中も1/1バニラ相当のスペックを持っているため、CXを絡めるかレベル2ガッツンダーなどを使わないと突破は難しいです。
CXコンボを採用する場合は4枚安定ですが、そうでない場合はあくまで超強い2/2としての役割しかないので3枚に抑えていいでしょう。

変わらない気持ち 中野 二乃×4
アタック時に山札の上2枚からトリガーするカードを選び、バトル相手をリバースした際に控え室のキャラを手札に加えるテキストを付与するCXコンボを持ちます。対応は電源。
待望のハンドアドバンテージを得られる電源のCXコンボ。
条件なしで自ターン中8500と非常に高い貫通性能を持つため、CXコンボのキャラ回収の条件が非常に満たしやすくなっています。

絢爛華麗 中野 二乃/警戒しないで? 中野 二乃×1~4
非常に緩い条件で常時6500になる0コスメタカード。
昨今は8門D_Cideかミラーでもない限りレベル1でコスト持ちのキャラが出てくることは稀なので、非電源デッキ相手にプレイすると早い段階からクロックフェイズをスルーすることができます。
変わらない気持ち 中野 二乃」「一途な乙女 中野 二乃どちらのCXコンボを使うかで枚数が大きく変わるので、非電源環境だからといって考えなしに4積みすると痛い目を見ます。

回る日常 中野 二乃×4(選抜制限カード)
プレイした際に手札1枚で山札の上を公開し、そのカードのレベル以下のレベルのキャラを控え室から手札に加えるCIP効果(通称ドキテマ)と、手札の「二乃」ネームのキャラを1枚捨てて1ドローするCIP効果を持ちます。
プレイヤーの意思で最大2枚の手札交換が可能な非常に強力なシステム。
ドキテマ効果から先に解決することでドローするカードを確認することができるので、よほどのことがない限りドキテマ効果から解決しましょう。

ありがとうの花 中野 二乃×4
プレイした際に手札を1枚クロックにして山札から「二乃」ネームのキャラを手札に加えるCIP効果(通称雪精)と、自分の舞台のキャラが「二乃」ネームを持つなら、アタック時に山札の上2枚の中からトリガーするカードを選ぶことができます。
手札は増えないものの0コストでフィレス相当のサーチができるというのが最大の利点。
山削りに難のあるこのデッキにおいて、1回のアタックで山札を2枚削れるというのもかなりありがたいです。

仲良し姉妹 中野 一花×4
舞台から控え室に置かれた際、1コスト+山札の上をクロックにして山札の上2枚の中にあるキャラすべてを手札に加えるPIG効果(通称神琳)を持ちます。
アドバンテージ源の少ないこのデッキにおいて単体で手札を1枚純増できる可能性のある貴重な始動札です。

真っ直ぐな言葉 中野 二乃×2
プレイした際に控え室のキャラを2枚山札に戻して任意のキャラにソウル+1するCIP効果と、CXをプレイした際に自身を手札に戻して任意のキャラに+1000し、アタック時に山札の上2枚の中からトリガーするカードを選ぶことができるテキストを付与します。
電源デッキ御用達のCX誘発で手札に戻るカード。
1つ目の効果で「走り出す恋心 中野 二乃」を山札に戻し、二乃のCXコンボで山札の電源の枚数を水増しするコンボが強力です。慣れてきたら使い所を覚えていきましょう。

陰なる努力 中野 一花×1
プレイした際に手札1枚をストックにするCIP効果(通称シビレアシダケ)と、1コスト+手札のCX1枚で控え室のCXを手札に加えるCIP効果(通称エルザ)を持ちます。
実質2種類のCXを水増しできるカード。
必要な際に「回る日常 中野 二乃」のドキテマ効果で回収します。

レクリエーション 中野 二乃×2
プレイした際に他の「二乃」ネームを持つキャラにアタック時山札の上2枚の中からトリガーするカードを選ぶことができるテキストを付与するCIP効果を持ちます。
1コスト+自身を控え室に置くことで「二乃」ネーム限定の5ルックを行う起動効果(通称自壊ルック)を使えるので、緊急時の山削り要員として運用したり、電源の効果で舞台に出すことで実質5ルックを1回プールしておくことができます。

五等分の花嫁 中野 二乃×1~2
相手キャラをリバースするたびに任意のキャラに+500できる単レスト控え集中。
有用なストック消費先。
後列はなるべく空けた状態で戦いたいのでストックを整理したらダイレクト枠に上げるか圧殺していいです。

固い決意 中野 二乃×1
助太刀使用時に自分の舞台のキャラが4枚以上なら、2コストで相手の早出しされているキャラを控え室に送る効果を持つ2500拳(通称詩羽拳)。
盤面を制圧している状況において相手に早出しを使った反撃を咎めることができ、そうでない場合でも限定的な防御札として使えます。
2回の規制により耐久力が大幅に落ち込んでしまったので、防御札として使える際は積極的に狙っていっていいと思います。

柔和な眼差し 中野 一花×1
助太刀使用時に1コスト+任意のキャラを控え室に置いて任意の相手キャラのソウルを-1することができる2500拳(通称リムル拳)。
このカードのおかげで実質3-0から8点要求、相手がリバースを必要とするリーサル効果を使っている場合はそれ以上の打点を要求できる強力な防御札です。
こちらも貴重な回復カードなので管理は慎重に行いましょう。

自由枠

立ちはだかる障壁 中野 二乃×1~2
プレイしたターン中、このカードのバトル相手をリバースした際に3コスト+手札1枚で再スタンドするCIP効果を持つレベル3。
他の自分のキャラがアタックするたびに+1000する効果を持っているので、後列の恩恵を受ければリバースを取ること自体は難しくないでしょう。
走り出す恋心 中野 二乃」の枚数制限により低下したフィニッシュ力を補いたい場合の最有力候補です。

お風呂上り 中野 二乃×3~4
相手のアタックフェイズ開始時に中央の枠に移動できるキャラ(通称楓移動)。
自分の舞台に他のキャラがいれば3500になるため、始動札としては最強クラスの性能ですが、強い時間が非常に短いことや劇場版BPで強力なシステムを多数獲得したことで必須というわけではなくなりました。
採用する場合は何らかのシステムカードとのトレードオフになるので気をつけましょう。

大きな愛情 中野 二乃×1
自分の「二乃」ネームすべてにアタック時山札の上2枚の中からトリガーするカードを選べるテキストを付与する効果と、電源をトリガーした際に任意のキャラに+3000する効果を持ちます。
効果は非常に強力な反面、後列1枠を埋めてしまうのが難点。
一途な乙女 中野 二乃」のCXコンボを採用する場合に使ってみるといいと思います。

別れの言葉 中野 二乃×1~4
自分のキャラが2枚以上で7500になる1/1アンコール持ち。
一途な乙女 中野 二乃」のCXコンボを採用する場合に「変わらない気持ち 中野 二乃」と入れ替えるといいでしょう。

好きになってくれる誰か 中野 二乃×2
前列にいる場合、自分の前列のキャラすべてに+1500する効果(通称千聖/ゴリラ)を持ちます。
主に「妄想中 中野 一花」のチェンジで出すことになるカード。
現環境がそこまでパワーを必要としないため、盤面特化のデッキが台頭してきたら採用を考えるといいと思います。

ずっと五人で 一花&二乃&三玖&四葉&五月×1
プレイした際に相手の前列のキャラが1枚かつコスト0なら、それを控え室に置くCIP効果(通称谷風)を持ちます。
プレイした際および舞台から控え室に置かれた際にそれぞれ手札のキャラ1枚で1ドローできる効果も持っており、手札の電源向けのキャラを捨てつつCXを手札にひきこむことができます。
ありがとうの花 中野 二乃」でサーチ可能なので、1枚挿しておくと後手を背負った際に重宝します。

女優として 中野 一花×4
プレイした際に1コスト+山札の上をクロックにして、山札の中からレベル1以下のキャラを手札に加えるCIP効果(通称オカケン)を持ちます。
トップチェック効果を持つのでオカケン効果の前に使うことでクロックになるカードを確認でき、中盤以降も前方確認要員として運用することができる便利なシステム。
ありがとうの花 中野 二乃」の入れ替え候補。
リソース面に不安があるなら採用してもいいと思います。

最悪のタイミング 中野 五月×4
プレイした際に手札のキャラ1枚で1ドローすることができるコンソール(通称ありす)。
後述する選抜制限カードを使う場合に「回る日常 中野 二乃」の代替カードとして機能します。
二乃と比較すると、確実に最大2枚の手札交換が行えるわけではなく、手札に加わるカードがどちらも不確定になるのが痛いです。

微睡の中 中野 一花×2(選抜制限カード)
1コスト+自身を控え室に置いて「一花」ネーム限定の4ルックが行える起動効果を持つ単レスト5枚集中。
このカード1枚で山札を最低9枚削れるため、山札を少なくして「走り出す恋心 中野 二乃」の電源化を積極的に狙えるようになります。
とはいえ、このカードでサーチできるのは集中のリターン含め「一花」ネーム限定なので二乃に枚数制限がかかった現環境では「回る日常 中野 二乃」を抜いてまで採用するメリットは薄い感じがあります。

大切なお守り×1~2(選抜制限カード)
3コストで任意の相手キャラのソウルを-3するイベント。
実質相手ターンに使える3点ヒールカード。
走り出す恋心 中野 二乃」の枚数制限により減少した耐久力を補うことができるので相対的に価値が向上しました。
欠けた二乃の枠にすんなり収まるというのも○。

デッキレシピ

画像をクリックするとデッキログへ移動します

今回解説に使用するデッキレシピはこちらになります。

立ち回り

マリガン

レベル0と「密かな猛攻(電源)」以外は切ってしまって問題ありませんが、「変わらない気持ち 中野 二乃」や「警戒しないで?中野 二乃」が控え室に送れる状況であれば2枚目以降の電源もキープします。

回る日常 中野 二乃」がある場合はレベル0も1枚多く切ることができるので覚えておきましょう(ドキテマ効果で即回収できる)。

レベル0

ありがとうの花 中野 二乃」のCIP効果で「変わらない気持ち 中野 二乃」を集めながらアタック時トップチェック効果で変わらない気持ちや「一途な乙女 中野 二乃」を控え室に送りこみます。

リソースを補充できるカードは「仲良し姉妹 中野 一花」しかなく、高パワーに回答するのも難しいので、しっかりと手札を整えてレベル1で捲ることを意識しましょう。

レベル1

変わらない気持ち 中野 二乃」をプレイして、CXコンボでハンドアドバンテージを得ながら「一途な乙女 中野 二乃」を展開していきます。

基本的には高パワーによるアンコールビートを繰り返すだけになりますが、何も考えずにアンコールを繰り返していると手札や山札管理が難しくなるので、高パワーが必要ない場面ではあえてアタッカーを流すのも選択肢に入ります。

レベル2

基本的にはレベル1の延長になりますが、トリガーした電源で常時11000のキャラや2000応援を展開できるため、電源のバリューが劇的に上がります。

特に「妄想中 中野 一花」の万能チェンジを組み合わせることで本来早出しができない「走り出す恋心 中野 二乃」や「ヘッドホンガール 中野 三玖」を舞台に出してヒールしたり、助太刀をサーチしたりといったことができます。

一花自体が持っている1ダメージ効果もストックに置かれたCXを控え室に置くのに便利なので、リソースに余裕がある場合や光景をケアしたい場合は積極的に使っていきましょう。

この辺りから「走り出す恋心 中野 二乃」+「止まらないキモチ(電源)」や「立ちはだかる障壁 中野 二乃」を確保していきます。
立ちはだかる障壁で詰める場合は盤面を制圧するとチャンプビートでケアされてしまうので、相手が強力なリバース要求のリーサル効果を使わないのであれば盤面を放棄することも重要になります

レベル3

走り出す恋心 中野 二乃」「立ちはだかる障壁 中野 二乃」「ヘッドホンガール 中野 三玖」を使ってエクストラダメージを作って相手を追い詰めます。

過信と油断 中野 一花」や「真っ直ぐな言葉 中野 二乃」のソウルパンプ、「妄想中 中野 一花」の1点バーンなどキャンセル要求回数を積めるカードが非常に多いため、全力で詰めにいきましょう。

対策手段

最後にこのデッキへの対策手段を紹介したいと思います。

毎ターン3面リバースを取る

変わらない気持ち 中野 二乃」の登場でアドバンテージ源の少なさが改善されたとはいえ、非電源デッキのそれには遠く及びません。

レベル2はともかくレベル1の時点ではパワーラインがレベル1相当に落ち着いているため、このタイミングでしっかりとCXコンボを絡めて3面リバースを取ることでレベル2以降の選択肢を大幅に狭めることができます。

アンコールビートが主軸のため領域移動が有効

所持しているタイトルは少ないですが、アンコールそのものを封じる領域移動はこのデッキ側からするとかなり厄介な存在になります。

同様の理由で最近台頭し始めているアリス軸SAOが使う「《血盟騎士団》リーダー ヒースクリフ」は天敵以外の何者でもありません。
周囲に使用者が多い場合はこのデッキを握る上で明確なリスクとなるので使用を控えたほうがいいかもしれません。



今回は以上となります。
もしよかったら、他の記事も読んでいただけたら幸いです。
ご覧いただきありがとうございました。


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