2021年前期環境で意識しなければいけない事

こんにちわ、なっつんです。

今回は折り返しも迫ってきた2021年前期の環境で、構築・プレイングの両面で意識しなければいけない事をいくつかお話しようと思います。

霞(一刀両断)互換

現在のレベル0を定義している存在です。2020年はアンチカードである中学生互換移動系カードが幅を利かせていたためかなり下火でしたが、規制によって上位タイトルが大きく変動した事で復権を果たしました。

1枚分の手札でキャラ2体分のテンポを稼ぐこのカードは、テンポ重視のデッキからストック管理がタイトなデッキまで幅広く採用されており、先手のアタッカーを大きく制限するほど環境に影響を与えています

現在のヴァイスでは先行1ターン目は移動系のアンチカード、あるいはPIG暁など後の強い動きに繋げるためのカード以外でアタックするのは悪手とされています。

このカードを採用しているタイトルの多くは強い動きの起点にこのカードを据えている事が多いため、ここで使われたくないという時は素直にドローゴーして様子を見ましょう。ゲームスピードの主導権を握れるというのは先手の最大のメリットです

レベル3のパワーラインは最低でも13500-14000を目指す+メインバウンスを採用する

これは冴えカノ規制の影響でトップメタにのし上がってきたCharlotte対策の一種です。

13500という数値はCharlotteのコンボパーツである2種類のレベル3が持つ恒常のパワーラインです。このタイトルは1面を門連動で完封しながら、被弾時トップチェックを使ってキャンセルを誘発したり、チェンジによる0コストヒールを行える強力なカードになっています。

そのため門連動の友利よりも場に居座る事の重要度は高く、最低でも同値に持ち込み助太刀等のリソースを吐かす事が重要になってきます。14000という数値は上から踏める数値であるほか、メインバウンスでレベル3応援を排除した際に3000拳をケアしている数値でもあります。

アンタッチャブル、あるいはソウル減衰なしのキャラを採用する

こちらはCharlotteの門連動に対する対策です。アンタッチャブルはサマポケの8電源デッキや防振りなどの耐久デッキへの回答にもなりますが、持っているキャラ自体がかなりレアなため、大体は後者を使うことになるでしょう。

チェンジギミックが強力とはいえ、門連動による実質ソウル-3も無視できるものではありません。それを無力化できるこれらのカードで1~2点入れられるだけでもCharlotte側は非常にしんどいです。

2/2に対する回答を持つ

現在国内のデッキパワー的なトップシェアはDCDSやCharlotteと言われていますが、電源デッキも一定のシェアをキープしています。非電源は電源に不利という不文律からは逃れられません

そのため、電源から繰り出される2/2系のカードに対する回答はきちんと構築の時点で用意しておく必要があります。多くの場合はレベル3の早出しへの回答を兼ねられるという理由から足立互換が採用されるのが一般的です。

マリガンは強気に、そして繊細に

最近は高速環境と言われるほどテンポに比重を置いたデッキが多く存在します。そのため、序盤から強い動きをするためにマリガン基準がかなり尖ったきている傾向にあります。

特に霞互換やオカ研互換といった序盤の動きを滑らかにするカードは、よほどのおまけがない限りレベル1以降はただ出せるだけのカードになりがちですが、レベル0ではどんなカードよりも価値の高いカードとなります。その最高品質のカードを探すために時には豪快なマリガンをする必要もあるのです。

しかし、何事もやりすぎは禁物。闇雲にマリガンをするのではなく、たとえば集中を持っているからこのカードは切る、といった後々の事を考えてマリガンする癖をつけましょう

今回はこの辺で。それでは。

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