6月期制限改定予想
こんにちわ、なっつんです。
今回は一か月後に迫ってきた6月期制限改定について、現環境の思考整理を兼ねて話していきたいと思います。
それでは行きましょう。
2023年BCF環境
8枝/枝扉アリスと宝扉オーバーロードのツートップ状態で始まったBCFですが、結果だけを見ると8枝/枝扉アリスがとにかく猛威を振るった環境だった感じがします。
4月時点では「戦場に響く大音声 アリス」のパワー11000をそれ以上のパワーラインで押し返すことを目指すコントロールデッキが多い印象でしたが、最終的には8門Keyや門電源がうるぐらなどのロングシュートが可能なデッキを筆頭に打点特化のミッドレンジデッキVSアリスという構図が形成されていた用な感じがします。
総合的に見て今回の制限改定では
早い段階から盤面上のゲームを終わらせる8枝/枝扉アリス
驚異的なリーサル性能で強引にゲームエンドを狙える8門Key
5面焼きと継続的にエクストラダメージを生み出せる宝扉オーバーロード
以上の3デッキに使用制限を与えた方がいいと考えます。
制限改訂予想
では僕が考える制限改訂の内容を解説していきたいと思います。
SAO
アリス軸SAOのダメな点として、安定性の高いコンボデッキにも関わらず初速も速いことが挙げられます。
コンボが成功すれば「戦場に響く大音声 アリス」を手札消費なしでプレイでき、CXコンボまでつなげられれば手札が一気に回復する都合上、このデッキはレベル0でかなり無茶をすることができます。
その際に際立つのがやはり山札を削りながら次のターンのレベル0を供給できる「再会の時 キリト」の存在であり、このカードを起点にさらに山札を削るカードに連鎖的に繋がってしまうことこそが最も凶悪なアクションだと思っています。
また、舞台を経由せずに山札を4枚削りながらさらに山札を削るカードにつなげられる「浮遊城アインクラッド」もコンボの再現性を安定させている要員の1つです。
よってキリトとアインクラッド、そして「《血盟騎士団》リーダー ヒースクリフ」を実質禁止とすることで、序盤のスピードゲームの禁止とアグロデッキへの耐性を奪うことが最も有効な規制方法と考えます。
予想を挙げている方々の多くが「兄弟の絆 リーファ」を挙げていますが、そちらについては(8枝型は崩壊するものの)「妹のような存在 シリカ(Annybersary)」という代替手段がありますし、このデッキの諸悪の根源である山札を削るカードがさらなる山札を削るカードを呼び込む状態を改善できません。
この選抜制限の形だと「《星なき夜のアリア》深澄」と「謎めいた微笑み アドミニストレータ」で代用が可能ですが、どちらのカードもアリスを展開する上では「共に歩む道 アリス」しか有用なサーチ先がおらず、アドミニストレータに関してはクロックを削るためにただでさえ低い耐久力をより低くなります。
また、アインクラッドが使えなくなることによって「ゲーム初心者 アスナ」のバリューも相対的に低下するため十分なリスクを負わせることが可能でしょう。
オーバーロード
宝扉オーバーロードの5面焼きコンボは前提条件がかなり厳しい印象がありますが、その再現性を底上げしているのは間違いなく「吸血鬼の真祖 シャルティア」の最大3ドローできる起動効果です。
コンボが完成してしまえば毎ターン手札とストックを効率よく1ダメージに還元できることもあり、実質クロックドローの回数を一方的に水増しできるというのは非常に大きなメリットになっています。
また、起動効果のコストでもある「ヴァンパイア・ブライド」はレベル0相殺であるため4枚採用しても序盤の動きを損なうことはなく、比較的低パワーで構成されるこのデッキにおいては貴重な回答手段にもなっています。
よってブライドを実質禁止とすることで「魔導王 アインズ」のコンボの再現性を低下させ、終盤のリソース確保手段を奪うことが最も有効な規制方法だと考えます。
序盤の高パワーキャラへの回答手段を失うことにもなるため、アインズの5面焼きコンボに対して相応のリスクを負わせられるでしょう。
8門Key
8門Keyは非常に高い再現性とリーサル性能を持つがゆえに早い段階から相手に山札管理を強要し、強い山札を以て対抗しても光景逆圧縮コンボによって破壊できる理不尽さが対戦相手にとって大きなストレスになっています。
よって光景あるいは逆圧縮を実質禁止とすることで「最後の夏やすみ 観鈴」のロングシュートに対抗できる状況を増やすことが最も有効な規制方法だと考えます。
緩和予想
かぐや様
かぐや様に関してはぶっちゃけ完全解除してしまって問題ないと思いますが、いまだに「天才たちの真剣勝負 圭」に比肩しうる始動札を刷ってない以上、まだ圭とオカケンの併用は許されないでしょう。
ただ扉電源かぐや様のデッキパワーが現代で通用するかといわれると、仮に無制限でもトリオの選択肢に入るレベルに留まると思うので個人的には全解除されても不思議じゃないなと思っています。
ホロライブ
ホロライブに関しては全解除で問題ないでしょう。
12月の制限改定の記事にも書きましたが、宝電源ときのそらの使用者数が伸びたのは当時のメタゲームに拠る所が大きいので、解除しても同デッキが支配的になるとは考えられません。
リコリコで調整版も刷られているので「ときのそら」はリーガルになったと思います。
シンフォギア
パズドラにて抜刀内蔵のフカ次郎も登場したことですし、同程度の性能である「アマルガム クリス」は解除してしまっても問題ないと思います。
猛威を振るったから仕方ないとはいえ、現代で当たり前のように使えているシステムが使えないというのはあまりにもかわいそうです。
今回は以上となります。
もしよかったら、他の記事も読んでいただけたら幸いです。
ご覧いただきありがとうございました。
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