このゲームは運ゲーではない
こんにちわ、なっつんです。
今回は初回記事と言う事で「ヴァイスシュヴァルツ(以下WS)は運ゲーではない」という観点から大きく分けて3つお話をさせていただきます。
なぜ運ゲーではないのか
WSはダメージキャンセル、そして盤面の状況に関わらずプレイヤーがダメージを受けるという2つの要素から運の要素が他のカードゲームと比べて高いカードゲームです。
ただ現在のWSはカジュアルなゲームでありながら競技性も高くなってきていて、実際にBCFやWGPと言った公式大会の入賞プレイヤーはある程度固定化されてきているといった事実もあります。
僕自身、WSの勝ちの要素は「プレイング50%」「構築30%」「運20%」くらいだと思っていて、キャンセル差で負けたゲームも振り返ってみればいくつかのプレイミスが直接的な敗因だった可能性もあるんですね。
ではどうやって技術を磨くか
これは結構簡単でとにかくゲーム数をこなす事ですね。
WSはどのデッキでも勝敗のパターンが決まっているので、勝った試合の展開・負けた試合の展開から強み・弱みを分析していく所から始めましょう。
そうしていくとまずデッキに不要かもしれない、あるいはそんなに枚数を入れなくても勝敗に大きく関与しないカードが出てくると思います。そういったカードを別のカードに入れ替えたり、既存のカードの投入枚数を増やしたりして調整していく事で構築が洗練されていくと思います。
そうしてデッキの理解力を高めて納得のいく構築になったら、今度は毎ゲーム終わった後に感想戦をするといいと思います。
負け試合から得るものは多い
たとえばダメージが全然キャンセルしなくて負けてしまったゲームがあるとして、それが本当にキャンセルしなかったから負けたと胸を張って言えますか?
ダメージがキャンセルしないという事は山札にクライマックスが少ない状態か山札に十分なクライマックスが残っていても寄り方が悪くてたまたまダメージをもらいすぎてしまったという状況が予想できます。
前者であれば、その状況で山札を削ってリフレッシュを早めたり、サイドアタックをするなどしてダイレクト面を作らない努力をはたしてしたでしょうか?
後者であれば、ダメージを受けてしまった事で何も考えずにクロックフェイズをスキップしてないか、集中を使ってアドバンテージに繋げたり、あるいはキャンセルしやすくなっている山札に頼って盤面を放棄してダメージやストックを稼いだりと逆転に繋がる行動をきちんと取ったでしょうか?
その場面でこの選択肢を取りたかったけど取れなかった。ではその理由は?といったように、ゲームのどこかに存在する勝敗のわかれ目とその時に自分が取った行動から色々な情報が得られるはずです。
一番大事な事はよほどの大事故でもない限り、キャンセル回数とプレイングやデッキの回し方に因果関係はないと言う事です。
まとめ
では最後にここまでのまとめをしたいと思います。
WSは運ゲーではなく、プレイングやデッキ構築などプレイヤースキルを高める事でいくらでも勝つ事ができる。
とにかくゲーム数を重ねてデッキの理解度と必要なカードを洗練していく。
負けたゲームは感想戦をする事で潜在的なプレイングミスを洗い出していく。
これらを頭に入れてプレイしていく事で自然とプレイヤースキルは高まっていくと思います。
今回はこの辺で。
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