見出し画像

強デッキ解説:D.C.D.S.

こんにちわ、なっつんです。

強デッキ解説7回目となる今回は、始まりの御三家の1つである「D.C.D.S.」について紹介・解説していきたいと思います。

なおこちらの解説では以前書いた「2021年前期Tier1デッキ解説」と重複する事もあると思います。あらかじめご了承ください。

それでは行きましょう。

デッキレシピ

画像5

今回の解説にあたって、ピラミッド△ファイトinしろくろフェス2021殿堂入りの「シャルル」さんのデッキレシピをお借りしています。デッキコード:7S6G

解説

Circus 20th Anniversary」発売当初のWGP2020では「“正義の魔法使い”音姫」のチェンジを使って「“Perfect affection”音姫」を多面展開し、「木琴占い」や「ホラーは苦手」で耐える耐久型のデッキが活躍していました。

しかし、制限改訂や後発タイトルによる環境の変化――主に冴えカノの失墜によってトップメタに躍り出たCharlotteの台頭により耐久デッキの存在が脅かされた結果、現在主流のチョイス宝型になったという経緯があります。

D.C.D.S.はまず山削り性能が優秀で、「淡い気持ち 詩名」「奇跡のようなできごと さくら」「楽園システム(緑)」のような使用後に思い出になってくれるものが多く、山を削りながら次の山を若干圧縮してくれます。

また、序盤からストックを使う手段に困らないため、本来であれば盤面寄与能力を持たない集中が陣取る場所に、特徴パンプである「一緒に過ごす時間 遥月」や「一緒にお料理 二乃」が登場するため非電源デッキの中ではかなり硬い盤面を安定して構築する事が可能です。

これによりD.C.D.S.非電源対面でのクライマックスの撃ち合いにとても強くなっており、撃ち負けたが最後、相手は手札に入った宝をCXコンボを絡めて延々と投げつけられる事に。

また、豊富なサーチ・サルベージカードによって、8電源用のメタカードや助太刀などを強気に採用できるので、プレイヤーの腕が必要なものの、これといって不利に感じる対面が存在しないのも強みの1つといえます。

キーカード

画像1

ダイレクトアタック時にも効果が発動するようになった通称FEVER島風。

常時5500という攻防どちらにも活かせる数値を持っており、前述の遥月一緒にお料理と合わせて往復6500の面を構築する事が可能です。

持ち前の硬さがそのまま次弾のCXコンボに繋がるため、一度流れができればそこから一気に打点を離す事もできます。

画像2

思い出に行く「オペレーショントルネード」。

相手がターン中に2回キャンセルをしていると手札に戻して再使用する事ができるようになり、これによって打点が通っても通らなくてもD.C.D.S.側が得をする構図ができあがります。

特定のカードが必要になる相手には、このカードの使い方が重要になってきます。

画像3

自身レストで領域移動を配布できるパワーカード。

PIG(控え誘発)の能力を自ターン中1回だけ無効にできるほかにも、8電源が使うアンコールキャラ、千聖互換やリーファ互換といった舞台にいてほしくないカードもリバースさえできれば即対処が可能

D.C.D.S.に不利対面があまり存在しない理由は主にこのカードによるところが大きいです。

画像4

神様発売前は最強のリーサルと言われていたD.C.D.S.のフィニッシャー。

CXコンボの効果自体はストック1枚で2点ショットを付与するというよくある効果ですが、発動すると任意のキャラにそのコピーを付与するという前代未聞のおまけがついています。

これにより、仮に3面連動をしても、3-0から3パン目のみをキャンセルすれば2キャン強要で済むところが、1パン目からキャンセルするとコピーされた分とひまり自身が付与する分が重なり、キャンセルしないと負けるのに、キャンセルしても負けるというよくわからない状況になります。

D.C.D.S.の欠点

「賑やかな朝 ひまり」には致命的な弱点がある

相手のキャンセル次第で大ダメージを与えられるひまりですが、CXコンボの発動条件に舞台が埋まっている事が含まれるため、バトルステップ経由の領域移動を受けると、それ以降のひまりのCXコンボが発動しなくなります。

コピーするショットを付与するという事から防御札全般も天敵であり、それによって1回でも発動機会を逃すと詰め性能は格段に低下してしまいます。

さいごに

ここまでお付き合いいただき、ありがとうございました。

次回はプリコネについて解説をするか、これまでのタイトルの詳細なカード解説(補足記事)を製作する予定です。

今回はこの辺で。




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?