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強デッキ解説:転生したらスライムだった件

こんにちわ、なっつんです。

強デッキ解説第3回となる今回は、デアラ・かぐや様と並んで3強と評される最後のタイトル転スラこと「転生したらスライムだった件」について解説していきたいと思います。

なおこちらの解説では以前書いた「2021年前期Tier1デッキ解説」と重複する事もあると思います。あらかじめご了承ください。

それでは行きましょう。

※2021/08/05:一部、表記の修正を行いました。

デッキレシピ

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今回の解説にあたって、WGP2021第3地区優勝の「坂井」さんのレシピをお借りしております。デッキコード:R69T

解説

転スラの主流の構築は、WGP2021で安定した戦績を修めている8電源型と、初弾発売当時に流行したレシピを「転生したらスライムだった件 Vol.2」のカードで補強した門扉型と、新たに構築可能になった強力な詰め性能を有している8チョイス型の3種類があります。

8電源型は「流されるまま リムル」のCXコンボでツインドライブを付与し、ストックブーストしながら山札の電源にアクセスし「夕日の中で ゲルド」や「先陣を切るベニマル」を前列に配置するという動きが非常に強力です。

また、レベル3のCXコンボを持つ「“竜星拡散爆” ミリム」と「竜星拡散爆」も非常に強力。「流されるまま リムル」のCXコンボによって積みあがったストックを使って、相手の山札を崩しながら大ダメージを叩き出す事が可能です。

2020年前期に流行していた門扉型は、「抗魔の仮面」や「 “爆炎の支配者”シズ」を思い出置き場に送り、レベル2から「日本での記憶 シズ」を複数展開して高いソウル値で殴り抜けるデッキです。

サブアタッカーの「 “魔王”ラミリス」を使う事でストック1枚をテンポに還元しながら思い出を肥やす動きを取れたり、「ポーション生成!リムル」でストックブーストやヒールをしたりとシステム面でもかなり強力なカードが揃っています。

詰め性能がかなり低いのが目につきますが、全盛期の冴えカノグリザイアのように大量の思い出を肥やす事が可能です。

転生したらスライムだった件 Vol.2」から新機軸として登場した8チョイス型は、「受け取った姿 リムル」のCXコンボにすべてを賭けているデッキです。

基本的な動きは門扉型と同様、レベル1はCXコンボでアドバンテージと打点を稼ぎ、レベル2から「活躍の機会 ランガ」と「クールビューティ シオン」で一気に盤面を取り返して「受け取った姿 リムル」のCXコンボに繋げるといった感じです。

発動条件の都合上、CX構成がチョイスか風で固定されたり、イベントが採用できないという弱点がありますが、キャラに関してはほとんど縛りがないためカードプール内の強力なカードを惜しむことなく使えるというのも8チョイス型の特徴です。

キーカード

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電源でレベル1から出てくる2/2のキャラ。
アンコールを持っていない代わりに他のキャラがフロントアタックされた際に0コストの4000助太刀として使う事もできるのが凶悪。この能力のおかげでいつ電源を経由して舞台に出てきても相手に対して圧力をかける事ができます

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8電源型の詰めカード。
竜星拡散爆」はかなりコストが重いイベントなもののリターンがすさまじく、「“竜星拡散爆” ミリム」のCXコンボでわずか2コストで使用する事も可能。
仮にケアされたとしてもダイレクトアタック時には2コスト2点バーンのモードに変わるため、クライマックスが無駄撃ちにならないのが強いです。

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8チョイス型の切り札。
コストが重いものの控え室経由の再スタンドが使用でき、この効果で控え室のこのキャラを登場させるとCXコンボを再使用しながら1点ヒールする事ができます。

とりあえず1面発動できれば控え室にあるこのキャラの枚数分CXコンボを使えるため、最大値の再現性が非常に高いのも優秀。
発動タイミングの都合上、バトルステップ誘発の領域移動には注意が必要。

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門扉型のキーカード。
攻めながらコストをかけずに思い出を貯める事ができ、そこからレベル3の早出しに繋がる動きが非常に強力です。

日本の記憶 シズ」はアンコールを持つため、領域移動や手札が切れない限りソウル2で殴り続ける事ができます。

転スラの欠点

プランが非常にシンプルでケアしやすい(8チョイス、門扉)

どちらの形もレベル1でCXコンボを使ってアドバンテージを稼ぎ、レベル2からレベル3を多面展開するという非常にシンプルな戦術のため、プレイングでケアする事が可能です。

どちらの形も中盤以降のダメージソースを早出しに集約しているため、それぞれの早出し条件を満たせなくしたりするともれなく転スラ側は悶絶します。

門扉型の「 “爆炎の支配者”シズ」は0コストで思い出に行くものの、相手ターンの領域移動やトップチェックでクライマックスがめくれて失敗する可能性も孕んでいるため、相手がレベル2になるタイミングで「日本での記憶 シズ」の記憶を満たせなくする事で被弾を抑える事も狙えます。

8チョイス型は「クールビューティー シオン」が2枚控えにある事が早出し条件のため、助太刀での山崩しなどでリフレッシュタイミングをずらしたりするのが有効です。

領域移動に弱い(8電源)

8電源型は「先陣を切るベニマル」や「夕日の中で ゲルド」を並べて、相手に理不尽な択をかけていくデッキです。

そのためそれらを盤面から排除できる足立互換を使われると、一気に盤面が脆くなってしまいます。D.C.D.S.の「一緒に過ごす時間 遥月」や、アサルトリリィの「テスタメント 神琳」は特に天敵といえます。

他にもSAOの8風フラクトライトは、トリガーした風を任意で使う事ができるため盤面構築がほぼ不可能になります。当たらない事を祈りましょう。

さいごに

ここまでお付き合いいただきありがとうございました。

次回は最近勢力を伸ばしてきている、神様になった日の紹介・解説を予定しています。

今回はこの辺で。


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