これを読めばわかる!+2扉神様を徹底解説
こんにちわ、なっつんです。
今回は+2扉神様について、初級・中級者向けにわかりやすく解説をしていきます。
これを読む事でこのデッキの立ち回りを理解する事ができ、また対策も立てやすくなるのではないかと思います。
かなり長丁場になりますので、見出しを活用しつつ最後までお付き合いいただけたら幸いです。
なおこの記事は2024年2月23日(CCさくら25th発売後)時点での情報である事、そしてあくまで僕個人の主観でお話する事をあらかじめご了承ください。
それでは行きましょう。
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前提
長文化を避けるため、一部の表現について以下の表記を使います。
基本情報
デッキ概略
+2扉神様は序盤から重い打点を叩き込み続けることに特化したミッドレンジデッキです。
採用される事自体が珍しいソウル+2のCXコンボを持つ「自主映画の撮影 成神 空」を主軸にデッキが構築されており、レベル1以降ハンドアドバンテージを得ながら対応CXが続く限り3点フラットを叩き込めます。
空(自主映画の撮影)自体は打たれ弱いものの、CXコンボで回収できる「自主映画」を使うことで繰り返しプレイすることができるので再現性が高く、自ターンはパワー7500まで伸びるのでバトル適正も高いです。
その性質上、山札管理に難がある電源デッキやスローゲームで戦いたいコンボデッキに対して強く出られるのも強みのひとつ。
また自主映画以外の採用しているイベントはすべて使用後に思い出となるためサーチ効果で強い動きを組み立てながらデッキを圧縮できるだけでなく、フィニッシャーである「全てを知る者 ひな」のCXコンボの威力の底上げにもつながっています。
反面、レベル2以降のバトル適正を犠牲にしているため、1周目の山札からどれだけクロックを生み出せるかが重要となります。
耐えるという選択肢が存在しないデッキなので、攻めのテンポを緩めないように立ち回る必要があります。
長所
短所
リーサル性能 - リーサルレンジ【3-0】
デッキリスト解説
カードの役割別に順番に解説していきます。
辛辣な言葉 伊座並 杏子
CIP効果でマーカーが置かれると常時パワー4000になるオーソドックスなカードです。
採用している緑のカードはレベル置き場に置きたくないものばかりなので、緑の発生源としての役割もあります。
夏の風物詩 成神 空
PIGでレベル1以上限定の4ルックができるカード。
CIPでパワー3000になるためバトル適正も高いので、攻めながら各種イベントや「自主映画の撮影 成神 空」を探すことができます。
映画撮影の日 伊座並 杏子
イベントをプレイするとルーターできるカード。
レストコストが重いものの毎ターンクロックと手札を入れ替えることができる便利な起動効果を持っており、特に手札に抱えづらい「全てを知る者 ひな」や「宝物になった日」をリーサルターン直前に抱えるといった芸当も可能です。
祭の日 伊座並 杏子
CIPでルーターできるカード。
起動効果で舞台を空けつつレベル1以上限定の4ルックを行う効果を持っており「自主映画」と組み合わせることで弱い山札を一気に削ることもできます。
天使が堕ちる日 神宮司 ひかり
手札が減らないサーチカード。
自傷コストで山札を傷つけない点は優秀なものの、デッキの1/3以上をイベントが占めていることやサーチ先が控え室ということもあり、強く使うことが難しい場面が多々あります。
リバース時効果が成功するとストックが増えるため、レベル2以降こちら目的でチャンプさせたり、リーサルターンに向けてひなを回収するために使うことの方が多いです。
祭の日 天願 賀子
CIPでイベント限定の3ルックができるカード。
主にメインフェイズに3枚山札を削る目的で採用されています。
引けたらメインプランの邪魔にならない程度にプレイする感覚です。
0コスト特殊相殺を持っているので最低限1:1交換できる点も◯。
集いしスタッフ
確定サーチイベント。
空(自主映画の撮影)の記憶効果で参照されているので、毎ゲーム最低でも1枚はプレイする必要があります。
遺されたメッセージ
確定回収イベント。
プレイ時にデッキトップがレベル2以上だと実質0コストイベントになりますが、構築の関係上発動する機会は稀です。
伝わる思い
最大5ルックできるイベント。
主な役割は山札削りと対応CXへのアクセスです。
レストコストが設定されているので杏子(映画撮影の日)の起動効果と競合しないように注意しましょう。
果てしない伸びしろ
CXをサーチできるイベント。
このカードのおかげでCXコンボの再現性が高くなっているだけでなく、リフレッシュで山札に8枚CXを戻してもCXコンボを確実に発動することができる縁の下の力持ち的存在です。
自主映画の撮影 成神 空
レベル1CXコンボ。
2024年現在でもソウル+2の連動はキャンセルをトリガーとする効果が多い中、アタックするだけでハンドアドバンテージが得られる破格の性能を誇ります。
またバトル適正についても同型連動の中では未だ最強クラスであり、盤面貫通・打点・リソースを一挙に担ってくれます。
自主映画
条件付きの回収イベント。
控え室の「夏の風物詩 成神 空」の枚数に比例して性能が向上していきます。
ですが基本的には相手ターンに踏まれた空(自主映画の撮影)を再回収したりレベル0の各種システムに使うことが多いので、X=1をキープできれば問題ありません。
過ぎ去る日々 ひな
プレイするだけで色条件を無視してイベントをプレイできるようになるだけでなく、自ターン限定のバッファーやCXプレイ時にリソース源となってくれる優秀なカードです。
このカードがないと「集いしスタッフ」をプレイするのが困難なので確実にプレイしましょう。
全てを知る者 ひな
このデッキのフィニッシャー。
電源デッキや経験を用いるデッキなど高レベルカードが積極的に採用されていたり、イベントを多用するデッキでもない限りX=2程度でも十分な決定力となります。
映画撮影の日 ひな
CXを入れ替えられるカード。
レベル0相殺がついているので相手の高パワーキャラにぶつけることもできます。
初めての絵コンテ 成神 空
不要な手札を「集いしスタッフ」に変換できるカード。
「映画撮影の日 伊座並 杏子」が引けない場合は後列に常駐させることになります。
リフレッシュ直後に手札にある「夏の風物詩 成神 空」を能動的に切ることができたり、前のキャラにアンタッチャブルが付与されたりと対面次第では終盤プレイする場合もあります。
宝物になった日
相手のストックに干渉できるカード。
ストックを使って圧縮をかけるデッキ相手にはこのカードから「全てを知る者 ひな」につなげると大体勝てます。
イベントカードですが手札に加える手段が豊富なので容易に構えることができます。
立ち回り
マリガン
■先攻/後攻共通
レベル0と「自主映画の撮影 成神 空」+「神懸かり的な脚本(+2)」をキープします。
なおCXについてはサーチできる「果てしない伸びしろ」でもOKです。
レベル1から真価を発揮するデッキなので、最低限レベル0が引けているのであれば「集いしスタッフ」や「自主映画」もキープしましょう。
レベル0
「辛辣な言葉 伊座並 杏子」や「夏の風物詩 成神 空」などを使ってレベル1で必要なストックを稼ぎながら、「自主映画の撮影 成神 空」を集めていきます。
ストックが多ければ多いほどサーチカードを使えるため、現在の手札と相談してアタック回数をコントロールしていきましょう。
レベル1~3
「集いしスタッフ」をプレイし、記憶効果を発動した状態で「自主映画の撮影 成神 空」のCXコンボを可能な限り連打していきます。
手札に加わる「自主映画」で踏まれた空(自主映画の撮影)を回収したり、弱い山札を削りたい場合は「祭の日 伊座並 杏子」を回収して2つのCIP効果でリフレッシュまでつなげるといいでしょう。
レベル2以降、相手の早出しなど空(自主映画の撮影)で踏めない面が頻出するため、積まれたストックを崩せる「宝物になった日」は確実に手札に加えておくことを忘れずに。
最後は3枚の「全てを知る者 ひな」のCXコンボでフィニッシュです。
他のデッキリストはこちらからどうぞ
今回は以上となります。
もしよかったら、他の記事も読んでいただけたら幸いです。
ご覧いただきありがとうございました。
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