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『パントマイムと朗読劇』

こんにちは。保育士キャストのさとなです。

先日9/24(土)は、asobi基地表現部企画イベント『パントマイムと朗読劇』でした!

出演者は、パントマイムパフォーマーの佐々木諒くんと、私が妹と組んでいる『しまいま』というユニットの、奇跡のコラボです。

しまいまは、歌や演劇、演奏を2人でするユニットで、昨年のイベントで佐々木諒くんと出会い、意気投合。
「ぜひ表現部で企画させてほしい!」とasobi基地代表の舞さんに相談して、今回の共演が決まりました。

【会場は元お寿司屋さん!】

当日の会場は、レンタルスペース&カフェCo-uさん。
町屋にある元お寿司屋さんです。
一階がカフェになっていて、レトロな雰囲気と、おかみである”なっちゃん”の明るい笑顔が、入ってきた人を幸せにします。

二階は元々宴会場だったようで、舞台もあります。

素敵!

おかみのなっちゃんには、ぜひここで表現部の企画をやらせてほしい!と頼み込み、
「よし!さとな、やりなさい!」と快諾していただきました。
なっちゃんも実は保育士で、asobi基地とは長い付き合いになる一人のママでもあります。
私たちのパフォーマンスも、諒くんのパントマイムも見たことがないのに、
「信用してるから」と言ってもらえた時は、泣きそうになりました。あったかいですね。

出演者チームはこの日のためにリハーサルを重ね当日を迎えました。

【わいわいがやがや パントマイム!】

迎えた当日。なんと当日キャンセル0で14組のお客さまにお越しいただきました!
わーい!

まずは佐々木諒のパントマイムの時間!

パントマイムは、言葉を使わずに身体や表情で様々な事を表現する演劇の形。

asobi基地常連の子どもたちとのやりとりは、なんとも楽しそう。
諒くんが見せる手品に、
「それどうやってやってるのかわかるよ!」と突っ込みを入れたり、
ワークショップでは、「壁やってみる!」とゲームに参加したりと、わいわいがやがや!
見守る大人の表情も、嬉しそうです。

【自由なアレンジ演奏を楽しむ時間】

お次は、「しまいま」の登場。
みんなが知っている童謡曲の、しまいまアレンジを3曲!

ピアノのちみかは、元小学校教諭ですが、合唱団出身者でもあります。
かつて合唱団で使っていたむっずかしーい(と私には見える)楽譜を取り出してきて、
「これを弾く!」と言って見事に奏でました。
さすが!

その後、ちみかはリコーダーに…

ミニジャンベ…。
※さとなは普段一切弾かないウクレレを、あたかも、いつも弾いてます!というような表情で演奏しました。

【ちょっと新しい…うさぎとかめ】

さぁ、今回の見所はなんといってもこれ。

『うさぎとかめ』

イソップ物語のあの有名なお話ですね。
しかし、脚本・演出担当の志藤くんの手にかかると…

…あれ?
きつねがいますね。

そう。きつねは登場するし、かめは一言も喋らないし、うさぎはレースに負けてうさぎ山を追い出されます。

【ゲスト乱入!新しすぎる…うさぎとかめ】

なんと今回。パントマイムや色んな楽器の登場に大興奮の子どもたちが、上演中に乱入!(笑)

舞台に上がってきて、夢の共演が実現しました!

あれこれとわたしたちに世話を焼いてくれます。

「かめさんはあっちだよ!」
「うさぎさん、ないてるよおお」

…もちろんこれは…想定外(笑)

でも、asobi基地ではそんなアクシデントも楽しみますよ!

観客席から「座りなさい!」なんて言葉は一言も聞こえず、
ただただその新しくてリアルな世界を、みんながじっと見守る空気が流れていました。

【舞台上で起きた、”ほっこり事件”】

実はこれは舞台裏話なのですが、
私が演じたうさぎ役が泣いていると、
特別ゲスト①のゆいちゃん(小1)が、舞台上にやってきて、
トントンと肩を叩いたのです。

うさぎ役の私が顔を上げると…

受付に置いてあった手書き名簿(!!)に、こんな文字が!!

思わずうさぎさん(私)もほっこり…(涙)

そしてこの舞台朗読劇には、クライマックスな場面がありまして…
シリアスなシーンなのですが、
それが始まると、
それまで舞台の上下を動き回っていた子どもたち3人組が、

サァッと、消えたのですね。笑
「ここは去り時だ」
と悟ったのでしょうか?

とにかく、肝心なところでは身を引くという高度な術をお持ちでした。

そんな彼らは、実はasobi基地の常連さん。
もう何年もasobi基地のイベントに通っているので、大人と子どもの平等な世界に慣れているのです。

【やってもいい、やらなくてもいい】

最後はみんなで、asobi基地恒例工作時間!
工作と言っても、asobi基地では、
「○○をつくりましょう!」ということはありません。
好きなものを、好きな風に作るのです。
もちろん、作りたくなければ、作らなくてもいい。
見るだけ、触るだけ。それでも感じることはたくさんあります。

それからみんなで感想シェアをして、
写真撮影!

【なっちゃん手作りのランチ!】

イベント後には、おかみのなっちゃんが心をこめて作ってくださったお昼ごはんを頂く時間。

懐かしのラムネに、演出家志藤くんと、パフォーマー諒くん、テンションが上がります!
(ゲストの子どもたちとも距離を縮めています)

【スタッフ、会場、参加者のみなさまに恵まれて】

asobi基地保育士キャストのみきちゃんも、ほわんと柔らかい雰囲気で、asobi基地コーナーや受付や司会を担当してくれました!

ちなみに当日パンフレットは佐々木諒くん作成!

※イラストは私です(アピール)

本当に、出演者チームにも、会場にも、主催団体にも、お客さまにも、恵まれてとっても素敵な半日になりました!

イベント終了後、早速こんなお言葉をいただきました。

嬉しい( ´ ▽ ` )ノ
こんな風に思ってくださる方々がいるから、asobi基地は成り立っているのですね。
感謝、感謝です。

出演者チームも、
「ほんとに楽しかったね!」と、イベントの参加者のように話していました。
(反省会は後日…(笑)

参加者のみなさま、ありがとうございました!

文責:西巻慧菜
(さとなぽりたん https://m.facebook.com/satonaporitan/)

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