子どもも大人も夢中になったTシャツづくり-ひとりでできないことは、一緒に-
はじめまして。asobi基地キャストのきばたあやかです。
年が明けて、急に寒い日が続きますね。今年もたくさん、子どもも大人も一緒に、思いっきり楽しめる時間を共有できたらと思っています。今年もよろしくお願いします!
さて、今回は昨年12月18日に行われた、Tシャツデザインアプリ会社Snapteeさんとのコラボ企画、「オリジナルTシャツづくりwith Snaptee〜思い出を着て歩こう♪〜」の様子を振り返り、私自身が感じたことをお伝えしたいと思います。
大人も子どもも夢中になって作品づくり♪
みんなで、自己紹介をし、少し場が温まってから・・・さっそく作品づくりスタート!!折り紙や紙コップ、絵の具、木材、葉っぱや木の実といった自然物などの様々な素材を使って、作品づくりをしました。
「どんな風にしたらよいかなぁ…」とTシャツをつくることを意識して製作をする親子。
初めての素材に触れ、表現を楽しむ子。
「これは、Tシャツにはしないよ。Tシャツは、別!」と、とにかくつくることに夢中になる子。
一人で集中して作品をつくる子。
3人で協力して取り組むファミリー♪
取り組み方はそれぞれでしたが、”自分はこうしたい!”と素直に思いを表現している姿は、みんなとても真剣で、素敵でした。
ひとりでできないことは、一緒にね♪
じっくりと取り組むと“こだわり”や“もっともっと!”という思いが生まれます。
製作中、木材をハサミで半分に切ろうとしている男の子がいました。
“切りたい!でも切れない…”“どうしても切りたい!でもどうしても切れない…”
しばらく一人で取り組んだあと、その思いを伝えに来てくれました。
そこで諦めることも、違う方法を探すこともひとつの選択。けれども、一人ではなく誰かと一緒にやることでできることもあります。
一生懸命に切ろうとしている姿をみていたので、思いを伝えてくれた時、“切りたい!”と私も思いました。
私がハサミで切り、その男の子に木材を押さえてもらうことにしました。
そして、木材を半分にすることに成功!!
「切れたよー!」とお母さんや他の子に伝える姿、半分にした木材を使って製作をしている時の表情は、とても誇らしげで、自分のことのように嬉しかったです。
どんなTシャツになるのかドキドキ…ワクワク♪
できあがった作品は、アプリに読み込み、Tシャツデザインをします。思いを込めてつくった作品をどんなTシャツにしようかと真剣です。
アプリでは、色や素材を選び、トレーナーやパーカーにすることもできるので、デザインの幅が拡がります。文字を入れたり切り抜いたりと様々な表現をすることもできるので、また違った雰囲気に変身します。
携帯電話でアプリを登録し写真で取り込めば、あとからでもつくれます。
Tシャツをつくるために作品づくりをするのはもちろん、つくった作品を思い出としてTシャツに残すこともできるのがよいですね。
さいごに・・作品発表タイム♪
最後は緊張し恥ずかしがりながらも、自分のつくった作品を紹介し、「楽しかった」と自分の気持ちをみんなに伝えてくれました。自分から「はい!」と手をあげて、話してくれる子も。一生懸命作ったからこそ、みなに伝えたい!共有したい!!という思いが溢れたように感じました。
初めて登るツリーハウス♪イベント後の楽しい時間
集中して作品づくりをしたあとは、周りのあいているスペースやツリーハウスで遊びました。
イベントが始まった時は、初めて会う子との関わりに緊張している様子でしたが、製作という同じ目的を持って一緒に過ごした子どもたちは、イベントが終わる頃には、自然と一緒に遊んでいました。
ちょっとした時間を共有することで、仲良くなれる子ども同士の力ってすごいですね。そして、イベントが終わっても、同じ空間で自然と遊べる環境があるというのよいなぁと実感した瞬間でした。
白熱!!こおりおに風景↓
ツリーハウスでこんな一コマが。“初めて登るのは怖いけれど、一度登ってしまえばへっちゃら”で、登って降りてを繰り返す子がいる一方で、
“高いところは怖い!登ってみたらやっぱり怖い…降りたいけれど降りるのも怖い…”
「一緒に降りようか?」と声をかけ、涙を流しながらもやっとのことで降りてきた男の子がいました。
その後、3階に上がる階段を上りながら、
「この階段もちょっと怖い。でも、ジャングルジムは1番上まで登って座れるよ。初めは怖かったけどね。」
とお話ししてくれました。
同じひとつのものとの関わりでも、みんな初めての時があること、好きなことや苦手なことがあること、何度も経験する中で葛藤があり、気持ちが変化していくのだということを実感した出来事でした。
最後になりますが、ご参加いただいたみなさま、Snapteeさん、ありがとうございました!!
イベントで製作した作品は、製作時の姿とはまた違ったTシャツの柄へと変身を遂げている頃でしょうか…集中して製作に取り組む姿、イベント後も自然と遊び、交流している姿がとても印象的でした。
また、asobi基地でお会いできることを楽しみにしています。
文:asobi基地保育士キャスト Ayaka Kibata
協力:Snaptee https://snaptee.co/
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