見出し画像

留学✕就職体験談

どうもこんにちはASOBERGHI DIFFUSI編集長の鈴木です。本日は友人が留学団体に就職したとのことで留学体験談を求められました笑

担当者の方と面談する前にたたき台程度にまとめて行きたいと思います。

今まで留学の詳しい記事を投稿したことなかったので読んでいただけると嬉しいです。また、完成した記事は以下のサイトにアップされると思いますのでぜひ読んで見てください笑


名前:とも
職業:立教大学卒業後、自営業(元旅行会社員)
留学先:ニュージーランド
留学期間:1年1ヶ月
スクール:Dannevirke High School
               Stratford High School
渡航時期:2013年4月〜2014年4月

本編

はじめに
私は留学国を決める時、どうしても英語を学びたいと思っていました。お金を払って学びに行くのであれば「英語だ!」と根拠もなく決め込んでいました。しかし言語を理由にして国を決めるのはもったいないので参考までに私の記事を読んでみてください!

スクリーンショット 2021-09-12 17.02.24

数年経過した今どこの国に行きたいですかと問われると私は迷わず「ニュージーランド!!」と答えますが答えた理由に「英語が学べたから」は入っていません。笑

留学には語学の勉強以外に特別な価値が含まれていました。

そんな留学希望者に私からニュージーランドという国を提案させてください!

圧倒的大自然と開放感

スクリーンショット 2021-09-12 17.09.09

ニュージーランドは圧倒的に大自然と開放感があります。世界最高峰のマウントクックをはじめ、星空が世界一有名なテカポ湖やロトルアの温泉など例を出し始めたら止まらなくなるくらい大自然があります。そしてその大自然に培われたニュージーランド人の開放的な温かさも魅力的です。

コンテンツが想像を超えているのでそれに伴った体験の価値がニュージーランド留学の魅力です。

スクリーンショット 2021-09-12 17.12.54

序盤の話に戻るのですが留学して語学が習得できなかった場合にもニュージーランドに留学していたことは価値になります!語学以上の価値がニュージーランドにはあるのです!

とはいえやはり語学は大切にしたいという方はスマ留にはサポートがあります。

『オンライン英会話』
『英語学習アプリ』

こちらを活用しながら語学の勉強を行うのもおすすめします!


実際に驚いた文化の違い

ああああ

文化の違いについてはいくつかあります。そもそも私がホームステイした家は丘に囲まれた牛や羊を飼っている家族でした。庭には牧羊犬がいるだけでも文化の違いを感じましたが留学生でも牧場を経験できる人はごく一部のようでした。今回はニュージーランド全域で共通した文化の違いをご紹介します。

私が驚いた文化の違いは裸足文化です。そもそも裸足文化というものが存在するのかどうかも定かでは無いですが詳しくご説明します。

ある日、スーパーマーケットにホストファミリーと行った際に小学生くらいの女の子が裸足で店内を走り回っていました。「親は注意しないのか?」と思いながら様子を見ていると親も裸足でビールを両腕に抱えてレジに進んで行きました。ホストファザーに裸足って普通なのか聞いてみるとホストファザーが下を見ろと指した指の先には見事なまでに裸足のファザーがいました。

スクリーンショット 2021-09-12 18.08.29

そんなニュージーランド人がおおらかだと感じましたが、パスタをすすって食べると「音を立てるのは下品だぞ。」と注意されたこともあるので単純に文化の違いだと思います。

スクリーンショット 2015-01-01 9.35.47

こちらの写真ですが家のすぐ横にある池です。私の滞在した家は丘の上にぽつんと建っている豪邸でした。家から見える範囲の土地は全て牛用のパドックでその牛たちが飲む水を溜めている池なのですが、夏になればここで泳いで遊んでいました。めちゃくちゃキレイな水で下には足がつかないのですが水草が生えていて何度か足が絡まって死にかけたのも今では良い経験です。グーグルマップの赤いピンあるじゃないですか。私が「グーグルマップ!」と言うとホストシスターが直立でこの池に飛び込む遊び遊びなどをしていました笑

スクリーンショット 2015-01-01 9.36.08

家の中はこんな感じです。昔の携帯なので画質が悪く上手く撮れていませんが卓球台があったりビリヤード台があったりみんなでテレビを見ながらご飯を食べる場所があったり最高の家でした。

ちなみにこの家は数年かけて手作りした家で家ができるまでは大きなバスを改造して住んでいたみたいです笑

食事に関しても私の家はテーブルで食べるのは年に数回で自分のお皿に取り分けてカウチでテレビを見ながら食べるスタイルでした。食事の後にはアイスクリームと映画鑑賞が必ずあり、アイスの種類でホストシスターと良く喧嘩していました。私のホストシスターはチョコミントが大好きで必ずチョコミントを買いたいと言うんですよ。私はチョコミントが苦手でホッキーポッキーというアイスクリームが好きで逆にシスターはホッキーポッキーが嫌いだったので口論になっていました。

なんで歯磨き粉味のアイス食べるんだよ。。。


一番印象に残ったこと

29泊目

ほとんどの留学生の目的と言っても過言では無いのがマクドナルドに行くことですよね。マクドナルドを注文できるかというのが留学生の登竜門ですが私は盛大に失敗しました。まずマクドナルドの発音ですが「マクドーノー」で通じます。ちなみに私の現地の友人で実験したのですが「ハク殿!」や「まず投稿!」と言ってもマクドナルドと認識されました。「悪な根性!」では通じなかったので注意しましょう。

注文の際にダブルチーズバーがコンボを頼んだのですが2つのチーズバーガーのコンボが来ました笑
無駄に店員さんがダブルで本当にいいの?と繰り返し聞いてきてた理由が後からわかりました。というか本来欲しかったダブルチーズバーガーってどうしたら頼めるのか未だに謎です笑


注意する点

29泊目

ボールと呼ばれるパーティや友人の誕生日パーティが年に何回か行われます。その時に注意する点はお酒の一気飲みです。瓶ビール一本分がちょうど入る管みたいな物をくわえて一気する飲み方を何回かやらされます。飲まされる側から飲ませる側になるには日頃の生活態度が関わってきますのであまりいじられるキャラクターを演じないようにするのがポイントです。私は飲まされる側でしたが飲んだものをすぐに吐き出す能力を習得していたので問題なく修羅場をくぐり抜けてきました笑

先程マクドナルドの話をしたのですが価格について注意したほうが良いです。(1ドル100円だとして)まだ現地の通貨になれていない時に4ドルのチョコレートを何も考えずにバカ食いしていました。日本で400円で売られていたチョコを見ると一旦「高くないか?」と判断できますが、ニュージーランドではたったの4ドルなんですよ。笑(アホすぎ)
なれて来たら価格が理解できますが最初のうちは商品全てがバーゲンセールのように見えてしまいます。数字が小さいって怖いですね笑


ホストファザーの気遣い

29泊目

私はラグビーを学びたくてニュージーランドに留学しました。来てすぐの頃スパイクを買わなければいけないということでホストファザーに頼んで近くのスポーツ用品店に連れて行ってもらいました。私はDannevirkと言う小さな町にホームステイしていたのですが小さなスポーツショップしかありませんでした。(コンビニくらいの大きさ)中に入ると欲しくもないのにただただ定価で販売しているスパイクが数種類だけ置かれていました。仕方なくこれでいいやとホストファザーに伝えると「なんとかかんとかチッパー」と耳元で言ってきました。「チップの準備してるか小僧!」と言ってると勘違いして「もちろんだよ!」と答え購入しました。が、チップの要求はニュージーランドなのでありませんでした。家に帰ってもう一度聞いてみると、「ここ高いからもっと安いとこ探し行ったほうが良いんじゃないか?」と提案してくれていました。笑

「チーパー(安い比較)」が「チップ」だと思いこんで要らない高価な物を購入してしまいました。

基本留学先ではわからない場合笑ってごまかすという高等技術をみんな習得しますが絶対にやめたほうが良いです笑
どんなに会話の雰囲気をぶち壊してでも分からないときは聞き返すべきです。今回に限っては小さなスポーツショップで店員に聞かれる可能性もあったので正解でしたが。。。笑


友人の作り方

人によりますがここでは私が実際に使った友人の作り方を紹介します。まずどうしても言葉では仲良くなれません。そこで考えたのが桃色クローバーのダンス完コピ作戦です。どんなに言語の壁が高くともダンスは言語を超えます。10回ほどダンスを繰り広げれば後は気が合いそうな友人を選ぶだけです。私は初日に仲良くなった友人に帰る日まで英語を教えてもらいました。また英語を教えてもらうという内容から仲良くなり、気がついたら一緒に遊ぶようになっていました。ナンパと同じようなものですね。

スクリーンショット 2015-01-01 9.31.27


留学経験のここが就職に活きた

スクリーンショット 2021-09-12 18.25.12

私は留学を使って立教大学に進学しました。卒業後はJTBに就職し現在では起業して空き家関連のシステム開発と空き家を使った町おこしをしています。

留学したと言える状態を作る!

期間は1週間でも1ヶ月でも1年でも構いません。留学したといえる状態を作ることがすごく大切です。まず大学に入学する際に勉強しなくてもAO入試で有名な大学に入学できる可能性が増えます。最近大学側も気がついてるんですよ。勉強した人以外に経験豊富な人材にも優秀な人がいるということに。

そして就職活動でも留学していたことは武器になります!

しかし実はこの留学したという肩書自体は小さなことなんです。現在私は起業して1人で会社を作っていますが何かを考える過程においてニュージーランド留学が役にたっています。

常識とは、18歳までに身に付けた偏見のコレクションである。

アインシュタイのこの言葉が私は好きなんですけど留学に行った人と行ってない人ではコレクションに差が生まれてきます。私の場合、大手企業に就職して安定に暮らすのが幸せの常識だと思い込んでいました。しかし、留学中に出会った人はどんな仕事をしていようが休みには好きなことをしていました。友人とビールを飲んだり、旅行に行ってみたり、家族でBBQをしたりQOLが素晴らしく高かったように感じました。

Q.何のために働くのか。

人それぞれ答えはあると思いますが留学を経てこの答えの幅が広がりました。

というように考え方の幅が広がるということが留学の醍醐味ではないでしょうか。退職の際も何の迷いもなく辞めることができましたし、何が正しいか、またそれに本当に答えがあるのか、そんな分岐点での見極めができるようになりました。

現在ようやく認知度が上がってきた100泊で完成する民泊や開発途中の行政のシステムなどを作り上げていく上でニュージーランドは欠かせない要因でした。これは起業に関する考え方ではなく就職にしても同じことが言えるのではないかと思っています。


最後まで読んでいただきありがとうございました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?