【レースレポート ヨウヘイ】下総クリテリウム ビギナー30分エンデューロ 2021/5/1
下総クリテリウム ビギナー30分エンデューロに参加してきました。結果8位
■出発からレースまで
12時半からの試走に間に合うように家をでる。しかし、車の調子がおかしい。。ブレーキから異音。。ハラハラしながら会場に到着。駐車場はまばらに空きあり。
会場の下総運動公園は今回で2回目、前回は5周目で落車が起きてレースが中止になった初レース。コース中央の芝生に椅子を設置して基地を確保。しかし一人がさみしい。
予定より早く着いたので予定していたレース直前の試走ではなく、もうひとつ早いタイミングの試走に参加。前にも走ったことのあるコースなので参考程度に。事前にYouTubeで何度もコースとレース展開を目に焼き付けて来たのでイメージはバッチリ。ポイントは落車多発エリアの下りとゴール前の登り。
今日のプランは先頭付近でレースを展開して最終周回の下りでロングスパートしてゴールまで逃げ切る。この日の為に合同練習で下りからのコーナーでスパートを練習してきた。問題の登りはとにかく耐える。
■レーススタートまで
今回はコース入場の待機列に最前列待機。出走が60人と多く、ローリングも程々にレースがスタートするので下総はスタート位置大事。後方スタートだと中切れに巻き込まれて勝負する前にレースが終る。周りを見回すと大磯に比べて見るからにビギナーの人もちらほら。でも最前列付近はみんなチームジャージで複数人で参加してる人も多く強そうに見えて怖気づく。あっさり千切れて終るイメージが湧いてしまう。一人参加の弊害がここにも。。でも、ここで今までの朝の練習を思い出して自分が弱いはずがないと、自分はこの中で一番強いと思い込み、なぜか見事にそれを信じる事に成功。スタート前には良いメンタルに。
■スタート〜10分
マトリックスの人が5人位で前を引いてスタート。メンタル作りに成功していた自分はワンチャン、マトリックスも千切る?位勘違いする。(すぐに勘違いと気がつく。)スタートしてからは20番目あたりの集団の中をキープ。人数と密集感は大磯以上。集団バラけるまでは非常に気を使う。右いるよー!とか、いるよー!と声を出して接触を回避。その後ペースが上がり次々に中切れが発生。切れたとこをブリッジを繰り返す。
■スタート10〜20分
ペースが。。速い。。自分にとっては非常にハイペース。心拍は最大心拍付近、ずっと190を超えている。心が折れかけて何度も千切られそうになるも必死で食らい付く。ここが今日のレースの1番キツイとこだった。この頃には集団もバラけて前方のメンツも10人位で固定されてきた。集団は常に縦長の1列。全く余裕がなく、千切れる事が頭によぎる。ここでも普段の練習で千切れて悔しい思いをしたことを思い出して意地で食らい付く。
■20分〜
ここで集団のペースが落ちる。助かった。。順位は前から6番目位、前のなるしまフレンドジャージの人にピッタリ張り付いて回復して足を貯める。心拍も170前後に落ち着いてきた。周りの顔色を伺ったりする余裕もでてくる。マトリックスの後ろ辺りで一般参加者の先頭を引く大磯にも居た人を見て元気だなー疲れないのかなーと感心するも自分は絶対に前には出ないと決めているので脚を貯め続ける。
■ラスト1分
ゴールラインを通過した時に掲示板に残り1分の表示が見える。係員も何やら叫んでいる。このコースは大体一周1分50秒位のラップタイムだから事実最終周回。しかし、、しかし、、自分はルールを勘違いしていて次の残り時間0で入る周回がラスト一周と勘違いしていた。みんなやたらとペースを上げる。コーナー立ち上がりから綺麗に1列に戻らない。なんか、列に入れてくれない、最終周回に向けてのポジション争いが始まってるのかと思っていた。そのままゴール前の登りに突入。先頭がスプリント。続いて周りもスプリント。自分はいつも通り登りは後ろについてシッティングで耐える。この時点でラスト一周で勝負する脚も溜まってる。登り終わったら踏んで逃げた先頭を捉えて下りで突き放そうと、、あまりにも理想通りの展開にニヤニヤしてた。登りの途中に力尽きた人が落ちてくる。それをパスして登り終わっていくぞ!と思ったら前を走る人たちが足を止めてる。。そしてコースから外れてく。自分は何が起きたかわかっていない、、そのままコースの外の芝生に誘導されてやっと状況を把握。力尽きて芝生に倒れる前の人たち。軽く息切れ程度でマジか、マジか、と呟く自分。。
■レース後
後悔しかない、レースの勝ち方、プランばっかり考えて毎日このレースのYouTubeを見続けて、練習もこの日を想定して。まさかレースのルールを見落とすなんて。。最終周回、みんな仕掛けていた。でも余裕があった。最後先頭集団に居たのにスプリントすらしていない。。もう後悔しかない。タラレバだけど、、あれだけ余裕を残していたなら余裕で6位入賞は出来たと思うし表彰台に乗れたと思う。悔しさと怒りからくる軽いパニック状態だった。
■収穫
レースのルールはしっかり把握する。もうこんな思いはしたくない。いい薬になったはず。
登りで千切られず耐える事ができた。
ルール把握以外はプラン通りにレースを進められた。
クリテリウムのような加減速の激しいレースよりこういうコースのレースの方が自分には向いている気がする。
弱気になった時、千切れそうになった時、普段の練習を思い出して踏ん張れた。
■課題
ルール把握以外は思いつかない。それだけ完璧な展開だった。でも、あえて言うと上のクラスでは多分20分以降もペースは緩まないと思う。早くビギナークラスのレースへの参加を卒業したい。でも、上のクラスに出る力はまだ無いのかもしれない。
■その他
今回はすね毛ある人を先頭集団にも発見
体脂肪率高い人もチラホラ(先頭集団には居ない)
レース前にみんな早そうに見えるけど気のせい
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