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【下総クリテリウム おっさんずカップ】レースレポート やしろ

https://youtu.be/GH74IdptHLI→車載映像

いつもと違う下総レース。
なんてったって今回は45歳以上限定の「おっさんずカップ」
「若いのは違う」など、どうこう言えない掛け値なしのガチンコ勝負である。

【事前情報】
毎回目標にしている6位以内、あわよくば表彰台?と目論むが、川之辺さん、ヨウヘイさんのエグいエントリーリストを見てタジタジ。慌てて自分も参加者を確認すると、元実業団、大磯シニア優勝、チーム代表etc、、、一気に萎える。 

「目標は先頭集団ゴールかな・・・」 この考えが、今レース大失態への布石となる。

【レースプラン】
とにかく先頭集団に残ること。

【レース】
 30分という短時間で相当な高強度を覚悟したが、そこまででもない。前に出ようと思えばいつでも出れる速度域。そもそもエンデューロでありがちな元気いっぱいで逃げをカマす輩がいない。さすが年代的に管理職の皆様。周りに迷惑をかけない紳士のレース運びである。

10分過ぎまではスピードの上げ下げあるので先頭付近を意識するがそれ以降は中盤に位置。ヨウヘイさんのレポートにもあるように、下総の集団は中盤以降が圧倒的にラク。かなりの力量差が無ければ逃げも決まらない。

残り10分を切ってくると、おじさんと言えどゆったりとだが緊張感が出てくる。

 自分は相変わらず中盤に位置していたが、残り3周で一気に前方に出る。

 いい感じ

 残り2周、先頭付近で中切れする選手もいたが、パスしてしっかり対処。理想的な展開で最終周回に突入することができた。

【最終周回】
 自分の目標は先頭集団に残ること。この曖昧なプランのおかげで最終周回をイメージをしていなかった。結果、流れに任せてダラダラと…。 

前々からコースについてはヨウヘイさんと話していた。
「勝機は下り手前、広めの平地ですよね。そこで先頭に出ないと。」そこも何も考えずスルー。

そのまま集団がスプリントを掛け始める登り手前の左コーナーには大外から侵入。完全に出遅れ。絶対的なワット数の足りない自分には致命的。ガンガン抜かれる。 

17位

なにをやっているのか。

そもそも「レース」に参加しているのだから、最上級の目標で挑むべきだった。
それで玉砕しても後悔は無いハズ。今回みたいなタラレバのオンパレードが一番やっちゃいけないやつ。

相当な力があれば流れに任せて俯瞰で展開を把握、それでも勝てるだろう。
ボクにはそれは無い。事前にしっかりとプランを練り、辛くても、考える余裕が無くても、その展開に持っていける強いメンタルとフィジカルが必要。

練習だな。

朝練では常に着順1位のイメージを持ち、プラン通りに出し切る練習をすることにする。

ロードレースおっさん界、強い人たち居すぎ。
見てろよ、ヤムチャのままで終わるつもりはない。

※実は1人逃げが決まりそのまま優勝したとレース後ヨウヘイさんに聞く。
 集団は誰も把握してなかったと思う。
 プライベートでも「報連相」の大切さを認識した瞬間である。




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