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【レースレポート ヨウヘイ】JCBF弥彦ロードレース E3 28位

JBCFの弥彦ロードレースのE3に参加してきました。約100人出走。約50人がDNFでしたが第2集団のケツでフィニッシュ28位。

■出発
今までで1番遠い所でやるレース。片道休憩込みで4時間半。2時に家を出て6時半に現地到着。駐車場は2つ。けいりん館に停めるか、けいりん館の第4駐車場に停めるか。けいりん館に止めると受付など近くだがE1まで全てのレースが終了して交通規制が解除されないと駐車場から出られないとのことなので第4駐車場にin。

■試走&コース
試走は2周程、コースはYou Tubeで見てきたが初開催のJBCFではぶどう山の登りが新潟選手権とは逆周りになっていた。試走の時点でけいりん館の登りがキツく絶望をする。

コースはけいりん館をスタートしてまずは下っていく。下り終わると大体2キロ程の平坦、そこからぶどう山を登って細い道を多少テクニカルに降りてまた平坦からのけいりん館へ登っていく周回コース。

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ぶどう山の登りは斜度はゆるめだが最後だけ短い区間10%を超える。ここはまだ斜度のキツイ区間が短いのでなんとかなる。逆にけいりん館の坂は段々斜度が上がっていき最後の150m位は10%を超えてくる、時間にして1分ちょいの坂に。尚、けいりん館と平坦は対面通行で反対車線へはみ出すのは厳禁。モトが見張っていて結構厳しく見られるし故意と認められるとチームにペナルティの罰金となる。その前にガチで危険。

■レースプラン&目標
目標はとにかく完走。4時間半掛けて会場まで来て速攻千切れて10分でDNFでは目もあてられない。。登りは温存せず常に全力でとにかく集団から落ちないこと。

■レースまで
今回は最近練習で一緒になる埼玉大学自転車部の皆さんが参加。そしていつもの一匹狼の滝口総長。基本的に一人なのでレース前に挨拶や少し会話をするだけでも気持ち的には楽になり実は凄く助かっている。

コースは2車線の対面通行だが100人の出走に対して絶望的な道幅、いつも通り先頭に並びたかったが今回はみんな出足が早く、検車をして並べたのは半分より少し前位。埼玉大チャリ部は最後尾に。。

■レーススタートから2周目まで
まずはローリングスタート。1車線にギッチギチ。。ここが最大に危険だった。集団慣れてても多少怖いレベル。落車回避の為に反対車線にはみ出ないギリギリの外側のラインを走る。→ちょっとはみ出るとモトにみんな結構怒られる。

けいりん館の坂を下り終わって平坦でアクチュアルスタートに。大してスピードは上がらないがこの平坦は田んぼのど真ん中の横風吹きっさらし区間。中々ドラフティングの恩恵を素直に受けるのが難しい。
そのまま集団でぶどう山の登りへ。ここではドラフティングに入りながら耐える。。なんとか死にかけながら登りを通過すると細い道を下ってから狭い田んぼの直角コーナーが3連発。そこでインターバルが掛かりここまでで集団は少し削れている。

平坦で回復しながらけいりん館の登りへ。登り初めは集団前3分の1位に居たが登り終わる頃には集団の後方3分の1位のポジションへ。でも1周目は集団から落ちずに耐えることができた。

しかし、けいりん館の坂を登るとゴールラインがあり、その奥の駐車場に入ってUターンからの下りに突入するが、この下りが超強烈なインターバルとなる。。

自分が登り終わる頃には先頭は下り始めている、そして自分が下りに入る頃には先頭集団前方が既に中切れ。。下りを52-11のギアを回しきり追っていく。中切れの後ろはみんな置いてきたが平坦に入っても前の集団まで後10m位が追いつかない。集団のケツから千切れて来る人を交わしながら追い続けるが結局平坦を終始全力で踏み続けぶどう山の登り口付近で先頭集団にのケツにやっと合流する。。しかしそこから登れるはずもなくぶどう山の登りはじめで先頭集団からドロップすることに。。

■2周目ぶどう山から最終周
ぶどう山で先頭集団から千切れて体力を使い果たし、レースが終わったと落胆しかけてヘロヘロで登っていると後ろからさっき置いてきた第2集団がくる。本来ならこの第2集団に乗ることもできない。しかしそこには一匹狼の総長含む3人や埼玉大のクワジュン君が。クワジュン君が「ヨウヘイさん、がんばりましょう!」って声を掛けてくれてその一言でマジで息を吹き返せた。死ぬ気で第2集団にしがみつき、ぶどう山の登りをクリア。あの声掛け無かったら終わっていた。彼には本当に感謝。

その後は平坦では回復に努め、けいりん館、ぶどう山の登りで死ぬの繰り返し。けいりん館の登りは歩道にかなりギャラリーがいて、知らない選手まで結構声援をくれる。多分第2集団で1番死にそうな見た目と表情で登っていた自信がある。見た目から確実に登れなそうだし。

そんな状態で3周目のぶどう山を登っていると、すっごくしっくりくるペダリングを発見。今まで登りはとにかく踏んでいたが引き足を後ろに掻くようなイメージ??で回していくとやけに進む。。ここから5%位の坂はシッティングで余裕を持ってスルスル登れるように。。けいりん館の坂で調子良くポジションを上げたら総長に山神キターといじられる。。しかし反応する余裕は無いw

けいりん館の坂は最後10%を超える場所でどうしても毎回遅れて第2集団からもドロップしてしまう。その度にけいりん館の下りをスプリントして平坦のはじめで追いつくを繰り返す。

■最終周回
第2集団もけいりん館下りやぶどう山からの直角連続カーブでインターバルが掛かり段々と集団は絞られていく。最後多分10人ちょっとに。

自分としては最終周回に入れて完走がほぼ確定した事、登りの頂上ゴールなのでこのまま第2集団で登りゴールスプリントしても、まぁ、ケツになるでしょ。。との見通しで気分はまったりモードに突入。平坦は回復モードだし最後の登りで第2集団の頭を取るために集団先頭付近では多少の牽制も入っている。

この時点で脚は結構残せている。アタックを打つことも可能だけどこの横風でアタックしても集団から20m位先行できるだけかなと考える。20mのマージンでは余裕で登りで交わされるでしょ。つまり、もう出来ることがない。

そんな中、登りの前に一人がアタック。集団はそれを終えない様子。あいつ登り早いからいかせるな!誰か追えー!って声が聞こえる。もう別になんでも良かったので集団を飛び出して単騎で追って先頭をキャッチ。そのまま二人が先頭で登りに入る。

そこからは既定路線通り、全員に登りで交わされ、第2集団最後尾でフィニッシュ。28位

■感想
このレースは登れない場合、スタートポジションが重要になる。スタート直後の平坦はポジションを上げる隙間は無い。登りでポジションを上げられればけいりん館下りの先頭のインターバルについていけるが、登れない場合ははじめから先頭に居座るしかない。実力ある選手も多数が後方スタートによる中切れでレースが終わってしまった模様。いつも通り先頭スタートできていれば先頭集団にもっとついていけたかもと悔やまれる。

実際、You Tubeでお世話になっている地元新潟のサイクルワークスフィンズの選手はE1で先頭スタートし優勝していた。

■収穫
登りのキツイレースで完走できたこと。これは次回の修善寺とリベンジを誓う群馬に対して自信になる。実際に群馬から今は3キロ痩せて76キロに。次回9月末の群馬までにどこまで落とせるか。。。最早富士ヒルは全然眼中にない。なんとか最低でもブロンズとか気にしてたけど、レースに出てくる数分の坂を耐えられれば別になんでも良いと思い始める。

あと、自分にドハマりしたペダリングを忘れない内に身に着けたい。長距離使った場合、脚が早く終わってしまうのか等、体に覚えさせる&色々使い方を検証したい。何しろ全部自己流とYou Tube先生で試行錯誤している自分の中では革命だった。身につければ5%位までの長くない坂は問題なくなりそう。多分彩湖の登りはパワーアップ間違いなし?w

■その他
いつも大磯などのホビーレースに出ているような人達はJBCFに自分のチームが登録ない場合、JBCFに登録のある別のチームで出ている人が結構居ることに気がついた。

並びで待っている間、隣のお兄さん達の会話が。。ここの平坦やべぇよ。。どうついて行く??登りは全く問題無いけど。。と聞こえてくる。。世の中にはこんな悩みもあるのか。。カルチャーショックを受けた。

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