【レースレポート ヨウヘイ】ツールドひたちなか 2時間エンデューロ 16位

ツールドひたちなか2時間エンデューロに参加してきました。結果16位

■出発
練習会で知り合ったT氏をピックアップしひたちなかへ。ひたちなかは高速を降りて秒で会場につくので水などの物資は高速に乗る前に購入しておく。渋滞もなくサクッと到着。

■試走
2年前に走っているコースなので初めてこのコースを走るT氏にポイントを説明しながら周回、落車やペダルヒットのポイントやインターバルの場所等。アップも兼ねて3周ほど。

■レースプラン
2年前は小集団の逃げを許し、その後、1時間45分頃にハンガーノックになり第2集団からも最終周回で千切れた。今回は先頭集団ゴールと入賞が目標。インターバルが嫌だからやはり先頭付近で展開して登りは気合で着いていく。ゴールは登ってからの下りスプリント。登り終わって先頭付近に居れば下りスプリントはは自信がある。先頭付近で下りに入れればワンチャンス。人数を絞って少人数で最後の登りに入りたい。尚、補機はマグオンを1個にパラチノースを入れたボトルを2本。試走やレース前までに1本を半分飲んでボトルは1.5本の状態でスタート。

■スタート
間違ってキングのスタートラインに並んでしまい、アナウンスで気が付き並びなおす。今年はキングが前スタートか。。珍しく先頭スタートに失敗。しかしローリングでスルッと先頭に上がる。

■序盤
平和なスタート。スローペース。サイクリング気分。
作戦通りに先頭付近なのでローテが回ってきたら気持ち程度にペース維持で引いておく。
序盤のUターンで横の選手が膨らみコースの端に押し出されるとそこは松ぼっくり地獄。なんとか松ぼっくりを踏みまくりながら復帰。
後は序盤のS字で後ろの選手が落車。この日の落車はこの一回だけ。ペダルヒットも少なく前回に比べて安全な先頭だった。

何周かして気が付いたのは、2年前はコースに3箇所ある小さな登りが自分にとっては全部千切れポイントになっていたのに今回はものともしない。先頭集団に全く負担なく着いていける。2年間で富士ヒル含め9回だけしたヒルクライムで少しは登りに耐性がついたのか?今回行けるかも!と思いテンションが上がる。

しかし、この頃には気が付かない間に1名が単独逃げをしているなんて全く気がついていない。

■中盤
相変わらずスローペース。そこで気が付く。
みんな元気に最終回に入ったら登りで必ず置いていかれるやつじゃん。。ここで急に個人的に焦りはじめる。集団のペースを上げたい前数人が回そうと声を掛けてるのでそれに乗ってガンガン先頭を引いてペースを上げる。しかし、ローテが回らない。後ろ振り向くと、後ろ居ないのかーい、状態。独走力が壊滅的に無いのでガッカリして集団に戻る、それが数回繰り返される。この頃にはカナリご機嫌斜め。だって先が見えている。この頃、ゴールを通過する度に一部しか聞き取れないが15秒差とかアナウンスで聞こえる。
逃げに多くの人が気がついていないので周りの人やT氏にどういうこと?逃げいるの?と聞いても知らない、わらからないと。。自分も監視してたつもりだけどもわからない。

この時のアナウンスは実際は先頭の1人逃げから1分15秒だったみたい。Uターンのすれ違いでもその差は見つけられない。

■終盤
もう拗ねている。脚は残っているけどもうしーらないっと番手を10番手位に下げて引くのを辞める。最終周回への温存モードに。
そして残り15分頃、やたらアタックを掛ける若いボンシャンスのE1選手に話を聞くとどうやら逃げが居るという事を知る。やべーじゃん。となった時にはもう先頭との差は1分45秒。盛大に諦める。ローテを回したがってた他の選手からはだからダラダラしてるから。。と愚痴が聞こえる。尚、T氏に逃げの存在を知らせるとT氏が先頭付近で頑張り始める。

■最終周回
スローペースといえど流石にダメージはある。しかし、もう踏めないって感じではない。彩湖の練習会のラスト一周に入る時位のHP。予想通り集団のペースが上がるが前の方にポジションをキープして着いていく。そして最終コの字コーナーを曲がって登りに。皆さん登りスプリントに。全然ついていけず。。集団前方から集団最後尾に。元気でも登りでその速度無理ですけどって状態。登り終わると先頭はだーいぶ先に。頑張ってるT氏が見える。後は脚を緩めてダラダラ先頭最後尾でゴール。(因みにT氏は4位入賞)

■感想と反省
まず、先頭で監視をしていたのに1名を逃してしまった。後で話を聞くと周回遅れ?か何かの集団に追いついたわちゃわちゃでスルっと逃げたらしい。全然わからなかった。。上手かった。。アスミックのジャージでは目立って駄目だろう。。しかし、集団気が付いていない人が多いとはいえ、そのまま一人で逃げ切るのはお見事。つおい。

その逃げ乗れていればとも思うが、仮にその逃げに気が付いたとしても序盤で単独では逃げ切りは無いと判断し多分追わなかったと思う。集団もローテが回らずペースが上がらなかったので今日は自分の日ではなかった。そもそも体重が論外なのでゴール前に登るコースでは勝利に絡めるパターンが限られ過ぎている。毎回反省が結局痩せろになるのでつまらない。

良かった部分は先頭集団でゴールできたこと。
補給でボトル2本にパラチノース。途中でマグオンが聞いたのかハンガーノックにもエネルギー切れにもならなかった。2時間エンデューロを走り終わってまだサイクリングに行ける余力があるのは初めて。
後、登りスプリントなどの最終局面はまだまだ論外だが、通常の巡航時は登りも特に苦にすることなくこなす事ができていた。本当に痩せるだけでコースに対する見え方って全然違うんだなと思う。

尚、表彰式は本当に悲しかった。
オープンクラスと40オーバークラスで上位が各6人、合計12人が表彰台で表彰される。つまり、自分の周りにずっと居一緒に走って、最後の登り以外本当にずっと2m〜3m以内位に居た人がみんな表彰台にいる。
集団の後ろにくっついてた人ではなく、先頭付近で回してた人が表彰台に立つのは喜ばしい事ではあるがそこに自分が最後の登りだけで立てないのは今回は今までと違うダメージがあった。

まぁ、一歩づつ良くはなっているということで。。

尚、今気が付いたがバイクナビの40オーバーと30代以下の混走レースでは30代以下の選手の小集団逃げが有利になりそう。今回、ローテが回らなかったが、逃げている選手が30代以下だった為、40オーバーの選手が追う必要はない。40オーバーの先頭付近の選手の協力を得られないと30以下の選手も集団のペースを上げられなくなる。今日ローテが回らなかった理由はそれかもしれない。

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