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DisGOONie vol.11 Little Fandango 人物レポ&考察


リトファン 人物レポ、考察

ヘンリー:渡辺みり愛
それでも!最後まで読みたいんだ!みたいな所、言い方というか強さがホアニータと同じトーンのようだった。同一人物ではあるけど、親子だ…と思った。
実の父は親友のお父さんに撃たれて、(パッドの方が責任はある気もするが)実のお母さんは親友のお父さんに撃たれたけど頼んだのは母であるアポリナリアだし、ほぼ同罪である父パッドが全体の差し金を引いていた、っていうのを読み終えて知ったらあんな態度をアポリナリアにとることは私は出来ないな、と思った。見つけるようにしたの母さんでしょ?なんてそんなトーンでそれだけのことが聞けない。ピートがいたとしても聞けない。強くて芯のある、間違いなくカウボーイの息子だな、って強く感じたところ。
マクスウェルの存在がヘンリーとだけで終わってる理由は分からないけど、(マクスウェルもほぼ同時にその事実を知ったわけだから)ピートは生きてるぽいから何か牽制するようなことを言われてたのかな…。誰かマクスウェルの存在に関する考察頼む。なにかおかしいんよ…スッキリしない可愛くて仕方ないマクスウェルくんが。
ピートの息子なのか?ピートの息子だから玄関から入れないのか、そもそも誰の息子なのか問題なのか。でもおやじだああああ!っていってるからそこの親子関係はあるとは思うんだけどな…。
マクスウェルは最後隠れてたしアポリナリアも、ドアからちょっと見てただけだからあれかもしれないけど、じゃあピートはどうなったの?はないのよ…どうなってんだ。
ピートが読み書きかなり上手いってのも親父がクソヘタだからこそ沢山教えたのか、やっぱりおかしいのか、、、マクスウェルって何歳なんだ…?
ピート別に結婚したかったわけじゃないけど授かっちゃった系?いやそういうキャラじゃないしな…とも思うし…。(ここヘンリーのはずなんだけどな)

ヘンリー・マカーティー(ビリーザキッド) :萩谷慧悟
報われなさ度No.1はピートだと思うんだけど、1番したことの割には、払った代償がデカすぎて可哀想すぎるNo.1はマカーティーだと思う。
そもそもあそこで潰れたマカーティーをパッドが自分の部屋とかに連れていけばホアニータと会うことは無かっただろうし、パッドは知り合いなのにホアニータのことはアポリナリアから妹よ、と聞くまで知らなかったようだし、パッドの愛の大きさに対して詰めの甘さがあるというか…なんというか…。
釘を刺すのが遅すぎて子供が出来てたのに、今更に俺の妻だぞ、と言われ殺されそうになり、かと思えば子を見せてやれというパッド、パッドの気持ちも分からなくもないけど、色々遅かったなと思う。
マカーティーとホアニータのエピソードとしてはまっっっずい朝ごはん作ってくれたあとはサラッとしか出てこないけど、ホアニータの『頑張れ…』と『違うわ、あの人の子よ!』がすべてを物語ってた気がする。
新しいヘンリーを見れて抱っこできたことだけが本当に良かったねヘンリー、ってなった。泣いた号泣した。
マカーティー人殺しかもしれないけど、レギュレーターになってからも暴走しまくってたけど、お酒飲めない…とか可愛いし、関係の無い人は巻き込んでないし、それこそほかの人たちのように裏切ることを一切しなかった本当に純粋なマカーティーが絶望するの切なかった。
マカーティーがモートン1番初めに打った時に『お前が打たなきゃ俺が撃ってた!』ってピートが言ってたけど、その後からのハギレオチャンス(センスのいいピートと底抜けの実力者マカーティーコンビ)の連携というか分担、分野の違う最強が認め合ってる感があって好きだったな。
ホアニータ殺されるわ自分撃たれるわでもピートは優しいから、と言ってるのを見るとほんとにピートのことを理解して、ピートも報われないことをわかってて、ピートもホアニータも大好きでホアニータがいなくちゃ生きる意味は無いけど、最後はピートに打ってもらいたいっていうのが心に刺さりました。

マクスウェル:長妻怜央
ピートと同じイントネーションというかテンションで明るさだけマシマシにした感じでやってくれたことをめちゃくちゃに感謝する。
あのお顔で、あのふざけ方で、あの声でやってるからより面白いと思うし、『黙るね😊』はピートもマクスウェルも同じだった。そうするように演技してるのかな。ほんとに全く同じだった。大好きな人に対する愛に満ちた『黙るね』だった(何回言うんだ)
髪ゴム外してピートになるところ鳥肌たった。
マクスウェルの底抜けに明るくて、ヘンリー大好きっ子で、頼れるおふざけっ子、ピートは報われなかったかもしれないけど、ピート一家はすごく仲良しで、いいお家だったらいいな、と思った。そう思ってる。
ヘンリーのところから続き。
マクスウェルは金持ち、いいところの坊ちゃん
ピートって別にそもそも不幸者ぽくもないのよな、何かしらがあって縁切られた系お坊ちゃまなのかなと。あの、活発すぎて。恩赦が通ったとしてもそんなさらっと生活できるか?普通は。ピートは恩赦をうけて〜のところでマクスウェルゴロゴロするんだけど、うけて〜で済むはずないと思うんだけどな…それこそビリーザキッド殺しに、加担したから???賞賛を受けたのか?いやでもそれが公になってたらヘンリーが日記で知る必要も無いし。読み書きを習う前に追い出された説はある。だから元に戻れば由緒正しいor家系的に小さい頃からお勉強完璧!なマクスウェルができるのかもしれない。だから誰の子なん?わんちゃんその恩赦受けて戻った時にいいとこの子なら見合いさせられてる説はあるな。守る力は一流だし。
そう考えるとお見合いさせられて結婚させられて、だからこそアポリナリアの願いだけは叶えたい、自分の想いは実らないけど関わりたい、みたいになるのかな…。お見合いなら子供の年齢的にもそうならざるを得ない、という感じがする。ピートの意思で結婚したと思えないな、そうだとしても幸せになってて欲しいのだけれど。


ピート:長妻怜央
前半ほぼオモロ要素で動物に例えられまくってたけど、お調子者で憎めないってところがすごく良かった。
ピートは本当に報われないし、マカーティーの次に正義、というものがはっきりしてた気がする。みんなの弟であり、兄である、センスの良さと人柄がいいし、本当は繊細で弱くて、でも実力はあるからこそ、本当に闇堕ちした時、愛に狂ってしまった時に恐ろしいのはマカーティーよりもパッドよりもピートなんだな、と感じた。

一応
パッドとホアニータは夫婦生活ができたし
パッドとアポリナリアはその後ヘンリーを育てる父母となるし(想いは報われずともアポリナリアはパッドの側に入れる)
マカーティーとホアニータは子供はできたしヘンリーは元気だし

ピートだけは結局アポリナリアのなんでも聞くから!って言うのもヘンリーを育ててるってことはなくなったんだな、と暗に分かってしまって、本当に何一つ報われてなくて苦しくなった。

ホアニータに関するパッドとキッドとの時間が短いのに話としては実は濃いというかはっきりとした事実とかがあったっていうのがあとから泣くのに拍車かかってる気がする。
なんでパッドがホアニータを好きなのかは1ミリも出てこないし、キッドにホアニータがやったことは朝飯つくった、『日記を書きなさい!』と喝を飛ばした、応援した、ぐらいしか芝居としてはないのよ。

ピート、君はどこの生まれでどんな地位を持っていて、誰と結婚したの???
あなたは幸せですか?


ドク:大海将一郎

特に何か不幸というわけでもなにか幸せという訳でもないのだけど、やっぱり頭が切れるしお兄ちゃん気質で、サブとは補佐とはこういう人がふさわしいんだってめちゃくちゃに感じた。ドクにテスト二週間前からのスケジュールとか組んで欲しいなあって思いました!!!!ディックがタンストールさんのハットをみんなにリレーしていくシーン、あそこのドクがホントーーーにかっこよくて!!!仇とるぞって気持ちがすごくて、圧倒された。
あと長い銃口とロングコート最高ですね!!!
横顔最強だった。なにあのイケメン。
大海さんご本人喋ったら思ったよりふわっとした人で沼をそこに感じました。
ドクって女の子連れてったりしてたよね…結婚とかしたのかなどうなのかな。モテそうだけどな。


ティック:瀬戸利樹
1回目(16昼)ずっとリクにしか聞こえなかった() 途中からディク、ティクぐらいまで聞こえるようになりました。そしてレポを見る限りティック、ディック、リック色々ありました。
ええ、名前で1番聞き取りにくいです!!
言い難い選手権てきにはアポリナリアがNo.1
私は声の高めな瀬戸くんしか知らなくて、
声の低いイカついきびしそーーーーな人が入ってきてビビった。ティックのタンストールさんの後ろで控える姿勢が、タンストールさんへの敬意と、それを見習うぞ、というような感じがした。し、タンストールさんが殺される直前の、呼んでくれればすぐ駆けつけますからね!の時の顔、ハットを受け取った時の顔、嬉しそうで、心配そうで、心の底からの忠誠と愛がそこにあったと思う。パットはタンストールさんはマカーティが来てからとられちゃったようなもんだ、ってスタンスだったけど、あの時あの瞬間にパッドが情報を流してるってことまではわかってたわけだし、『そろそろ足を洗え』って人を殺す技術があってそれがそこそこ高いことを知ってたんだな、ってわかるし覚悟してたからこそハットを渡したんじゃないかなって。強さだけだったらマカーティだからローゼンバーグのとこにはティックの言った通り連れていったかもしれないけど、間違いないタンストールさんが1番信頼してたのはティックだろうな、って思った。もちろんみんなを気にかけてみんなのことを愛してたと思うけど、後継者として、実力者として、っていうのは確実にティックだと私は思った。し、自分の銃をマカーティにわたしてネタばらしはドクに、って本当に2人を信頼してたんだなと感じた。

コー兄弟
フランク(兄):横井翔二郎
ジョージ(弟)中村嘉惟人

兄弟って最高!CANMAKE TOKYO!!です。
結局お兄ちゃんのフランクは死んじゃったのか??どうなのか?ジョージの傷は大丈夫なのか?コー兄弟は読み書きの時も思ったけど、何事にも一生懸命で熱心で仲良し。息ぴったり。典型的な兄弟の空気だけど、愛しかないし、兄弟で拾われてるって相当何かあったんだろうなあ…。
フランクが強いのは言わずもがな、ジョージもいいとこさらってくんだよね…特にティック瀕死でドクが駆けつけるんだけど敵勢の攻撃がすごくてジョージが助けに来るところ。あとフランクに撃たれても分かってたよ、ってなるところ。んでピートたちに助けて貰って当たり前だ!と怪我してるのにばりばりに戦うところ。ローゼンバーグが死んでからも『にいちゃん…にいちゃん!!にいちゃんっ!』って生きてるっぽいけどその後分からないフランクをぎゅってしてて兄弟…!!!ってなったもちろん泣いた
どこか農場とかでのんびりほのぼのしててほしい。

タンストール:松田賢二
好き。めちゃ好き。動きがどっしりしてて、親です!アニキです!!って感がすごい。これか頭は。親父なんだよなあ、ローゼンバーグは頭はいいけど、実力者をかきあつめただけだからそこに愛はあまり感じなくて、結末としてはどっちもうん…という感じだけど、読み書きを教えた言葉を教えた愛のある行動と、その日記はパッドに隠されたとはいえ歴史となった。考え方がしっかりしてて、とてもかっこいいな、と思った。
理想としてはタンストールなの、わたし的には。誰も置いていかない。救済をするのが。
でも、実行可能性が高いのは圧倒的にローゼンバーグ。ただ実行したから上手くいく訳でもないし、それは結果は歴史が教えてくれるだけで。
だからこそ、生き残り数的にはタンストール派が多く残ることができたのは嬉しいし、それがただ実行のために圧力や権力をかけることは一概に良いとは言えない、っていうのが改めてわかった気がした。

ローゼンバーグ:(我らの)萩野崇

権力者、世界史に出てくるような狂った統治者、という感じ。頭のいい人。
典型的な世界史で制圧する側のキャラクター。
怖いし変だし、こんなやつ関わりたくないなやと思うけど、この人なりの正義もあって。確かに秩序のないところに秩序をつくるにはまず綺麗にする必要があるのはわかる、綺麗にするために全部排除をするという考え方は共感できないけど、そこはタンストール派が邪魔だったんだろうなあ、と。ところでホアニータってマカーティーとパッドの時しか出てこないのになんでいきなりローゼンバーグに呼ばれたの?パッド通さないとダメだし、ローゼンバーグに何かしらを握らせてもらってたから特別なの?てかそれはいいんかパット。掴みどころがなくて賢くて、それでいていやほんとになんでホアニータ知ってんの?ローゼンバーグなりの正義も私は見る分には好きです。
ローゼンバーグがパットにどんな利益を出したのかだけ教えてください〜!!!

ジーニー:山口大地
顔のいいやばい人。人なのかもわからないAIみたいな感じ。怖い。無言って怖い。ローゼンバーグはジーニーと死ねて嬉しかったかもしれないけど、ジーニーは叫び声しかないから、慕ってたのかもわからないし、ほんとにただの雇われだと思っていたのかもしれないし、なーーーーんも分からない。ジーニーは言われただけだから悪くは無いけど責任はちゃんとある。初期のマカーティとは違ったアンドロイド感があった。残忍で、使いようによっては味方にも敵にもなる兵器。こういうこと現実にもあったんだろうな。と考えさせられた。

モートン:内堀克利
モートンはいかついし短気だし、めんどくさい奴だけど、タンストールと同じぐらい誇りを持って責任をもって頭をやってると感じた。自分が保安官になって、あとのやつらは?という疑問。ブレディに言われた皆殺し、ブレディのところに行け、とマカーティに渡すモートン本当にかっこよかった。頭として、仲間をおもう、タンストールのように、ティックのように、リーダーとして、を感じた。目先の利益でローゼンバーグについちゃったのかなとも。この人は話の通じる人だった、借りを返しに来たモートン特に良かった。これぞカウボーイ!だった。借りたものは返す、仲間は守る。彼なりの正義をあの場面は感じることが出来た気がする。1番人間らしい気がした。

ブレディ保安官:村田洋二郎
ぶっちゃけ1番ろくでもない奴説
怖いのはローゼンバーグだけど、安全保障付きで考えたら一番ヤバイのはブレディ。ブレディの正義は何かわからなかった。まるでひっつき虫のようにローゼンバーグにくっついて、モートンを引き入れ、モートンを言葉でぼこぼこにして、権力を盾にっていう、超悪徳な感じ。なんでしょう、汚職事件(パンフでお食事券だと思ってた、なんて書いてありましたね)とかドラマによく出てくる感じ?なんでしょうね。
いや、でもねえ、だからこそこんなドブの中でも俺は勝ち上がるはいあがるマインドは好きなんだよ〜!!!!!!
平等なのは人生一度きりなことだけだ、ほんとにそうなんだよ。ここがものっすごいかっこよかった。この動乱を生き抜くだけの気合いがあった。

パット:校條拳太朗
まず言いたい、日記の締めくくりはパットだった。タンストールが、タンストール派がかきはじめた日記を、タンストールを殺したパットが締めくくる、ってなんかいいなあ、とも思うし、うわあ…とも思ってなんだろう、ちょっと気持ち悪かった。こんなに素敵なところにあなたが最後に書くのか…?と。ピートが、『この日記の最後、ホアニータが書いたんだ…』って渡してたシーンがあるからこそ、ホアニータが最後の方が、小さなヘンリー、大きなヘンリー、で良かったと思うんだ私は。パットは自分が書くことでビリーザキッドを、ヘンリーをせめてもの償いで残そうとしたのかもしれないけど…。『彼は彼らしく生き、彼らしく死んだ』が、モヤっとした。ほんとに彼らしく死んだのか???ほんとうに?愛を知ってしまって絶望を知って、惨めに死にたいといったヘンリーが?とは思うほんとに。まじで。共感者求む。辛い。
パットはホアニータを殺したピートを生かしたっぽい、っていうところに優しさを見いだした人も考察でいたのだけれど、私はパットはパットでローゼンバーグからなんらかの力を貰ってたからタンストールを、ピートの親同然の存在を殺したから、関係性的にはどっちもどっちなんじゃないかと思う。どっちも同じような罪を犯したと思ってる。
パットが殺す能力があることはタンストールの『お前はもう足を洗え』で察していたし、援助もピカイチだった。ティックの『パットは灯りを消した』とか『人を殺したことがあるようだ』って、そこで立ち返る
パットはホアニータ?あれ、アポリナリア?誰に言ったんだっけ…『あいつは(マカーティ)は人を殺したことがある』2回目以降だったら私は『いやあんたもじゃん!!!!!』って言いたい。
マカーティが言った、『俺と同じだと思った』
これは、人殺しだというところまで含んでたのかもしれない。ほんとうにパットに非は無かったのか、私には分からない。俯瞰すると発端はパットがタンストールから資金援助受けてるのにローゼンバーグ側に裏切っていたわけであって、なんかだろうね…モヤモヤする。ホアニータが殺されてしまう以外は全部パットの思い通りだったんじゃないかとか思ってしまう…。
ティックよりもローゼンバーグよりもドクよりもパットが一番頭がキレてたんだと思う。だからこそ1歩突っ込んだら戻って来れなくなっちゃったのかもしれない。
結局、マカーティの言った通りなんじゃないかと
パットとマカーティはほとんど同じ。だからこそ本当は弱くて脆くて、パットはタンストールだけじゃなくてローゼンバーグ側につき、マカーティは1人からかけがえのない仲間を手に入れた、
その性格だからこそ強くて芯のある見守ってくれるホアニータが欲しくて、見ないからという優しさだけど求めているものでは無いアポリナリアには興味が無い。私はそう考えたな…。
パットって結局何者なんでしょうね。何してたの?ほんとにバーのオーナーなだけですか???
マカーティが潰れて起きた時にホアニータしかいないのも、ひっかかった。そもそもどんな夫婦生活してた???ホアニータに、どれだけの愛が伝わってたんだろうか…。



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