「一抹の雲」ログ

シナリオ:一抹の雲 (シナリオ:舞白様)

PC:加納ふみ (女子高生) PL:蓮川
PC:佐久馬正義 (刑事) PL:いる

KP:いる

2017/05/02
シナリオを一部改変したところがあります。
-----

「一抹の雲」始めます~!よろしくおねがいします

ある日の帰り道。
2人は加納ふみの家に向かって歩いていた。
春になり日も長くなり、オレンジの夕日が2人を照らす。

RPして大丈夫です

加納ふみ:「日も長くなってきましたねー」
佐久馬正義:「そうだな。明るいうちに帰れていいな」

KP:2人はどこか行ってきたんですか?
加納ふみ:行ってきたんですか佐久馬さん
佐久馬正義:さ、さあ……
KP:じゃあいつも通り琵琶湖ですか?
KP:ふっ……
佐久馬正義:琵琶湖馬鹿にしないでください
加納ふみ:じゃあ加納ふみ琵琶湖振ります
KP:? どうぞ
KP:成功したら琵琶湖

加納ふみ:ccb<=13 琵琶湖 → 8 → 成功
加納ふみ:wwwwwwwwww

KP:おめでとう!!!!琵琶湖で遊んでました!
佐久馬正義:琵琶湖であそんでた
加納ふみ:お話かな?

2人は今日、朝から琵琶湖で遊んでいました
佐久馬は加納を彼女の自宅に送っている、ということで

佐久馬正義:ずんずん歩いてる
加納ふみ:にこにことついていきます
KP:じゃあですね

佐久馬正義:「あ」
佐久馬がふと声を出す。

加納ふみ:「どうかしましたか?」
佐久馬正義:「携帯落としたかもしれない……」
佐久馬正義:「そうそう落とすところにしまってないんだけどな」

そう言いながら佐久馬が後ろを見ると、1匹の猫と目が合った。
その猫の口にはスマートフォン。手帳型のカバー部分をくわえ、ぷらぷらさせている。

佐久馬正義:「!」

佐久馬が一歩踏み出すと、猫は路地裏へと逃げ込んでしまった。

佐久馬正義:「……悪い、ふみ。ちょっと待っててもらってもいいか?」
加納ふみ:「えっ、わかりました。待ってますね!」
佐久馬正義:「悪い」路地に走ります
佐久馬正義:「すぐ帰ってくる」
加納ふみ:「はい、気をつけてくださいね!」

佐久馬は路地裏へと消えていく。

ーーーーー

しばらく待ったが、佐久馬が帰ってくる気配はない。
夕日も沈みかけており、時間の流れを感じさせる。

加納ふみ:ひぇ

加納ふみ:「……佐久馬さん遅いなぁ…。どこまで猫追いかけてはるんやろ…」

KP:ほんとうだよ

加納ふみ:「携帯……も、猫がまだ持ってたらあかんしなぁ…」路地裏覗いてみます

あなたが路地裏を覗くと、路地裏の向こうから、先ほどの猫がやってくる。

猫:「にゃあ」

ついてこい、と言っているかのように、あなたを一瞥してから再び路地裏に戻っていく。

猫:とてとて
加納ふみ:「あっさっきの猫だ……、え、どうしよう、待っててて言われてるけど」おろおろ
猫:立ち止まってふみちゃんを見てます
猫:「にゃあ」
猫:「にゃーん」地面ごろごろ
加納ふみ:「うっ……か、可愛いな……ちょっと、行くだけやったら…」そろそろついていきます

あなたが猫についていき、路地裏に入り込む。少しすると、古い石碑が忘れ去られたようにぽつりと立っていた。そばには佐久馬のスマホだろうか。それに寄り添うようにして置かれている。

加納ふみ:「えっ、こんなところに石碑なんてあったんや…」
猫:「にゃん」
加納ふみ:「あっ、あれ佐久馬さんのスマホじゃ…教えてくれたん?ありがとうね…」猫触りたーい

猫:どうぞ
猫:ごろごろ
加納ふみ:首とかもふもふします、もふもふ

猫:「にゃ」

少しすると、猫は飽きたのか、石碑の上にぴょんと乗る

加納ふみ:「あっ、スマホここにあるんやったら、佐久馬さんどこ行ったんやろ」
加納ふみ:スマホ持って、石碑を見てみます

石碑の文字はほとんど掠れて読めなくなっていたが、辛うじて最後の一文は読むことができた。

『もがいてる**に一つ*を*かせて』

そして、あなたがその一文を認識したところで、意識が闇に溶けていく。

加納ふみ:すや

―――――

佐久馬視点
あなたが目を覚ますと、同じように真っ暗な空間だ。
手探りで辺りを探ると、狭い空間にいることがわかる。そして、思考に霧がかかったような状態になっており、どこか気だるさを感じる。

佐久馬正義:「? なんだ、ここ…」

どこでしょうね…。手を少し伸ばすと壁に触れてしまいます

あなたが目を覚ますと、そこは真っ暗な空間だった。目を凝らしても闇が広がるばかりだ。

加納ふみ:「……え…?」
加納ふみ:「さっきのうちに寝ちゃったんかな…夜…、にしては暗いよな…。」スマホで照らしたい。自分の!

加納が自分の携帯を取り出そうといつもの場所を探ると、そこに携帯がないことに気づく

加納ふみ:「あっ、あれ…?携帯いつもここいれてんのに…」がさごそ

加納ふみ:ほかの荷物はありますか?
KP:他の荷物は多分無事です

加納ふみ:「あっあれ?」佐久馬さんの携帯は持ってますか?

KP:シークレットダイス
schoice[もってる,もってない]→ もってない

持ってないみたいですね

加納ふみ:「佐久馬さんのもない……、あれ?」

KP:佐久馬の気配もないですね
加納ふみ:ま??
KP:マ

加納ふみ:「えっ…いつも大体佐久馬さんいはるのに、ど、どうしよ…」え、目星ですか?

KP:真っ暗なので-30で…
加納ふみ:ccb<=26 目星-30 → 82 → 失敗
加納ふみ:へへ

あなたが手さぐりで辺りを探ると、壁のような場所に何かスイッチらしきものが手に当たる。

加納ふみ:「……スイッチ、ここのスイッチかな?」押してみたい
加納ふみ:ポチ

押してみると、それは電気のスイッチだったようで一瞬だけ辺りが明るくなる。
ぱっと見えた部屋は壁も床も天井も真っ黒で不気味な部屋だ。
奥には扉が1つ。中央に机があり、その上には何かが置かれていることが分かる。

加納ふみ:「んー繋がりが悪いんかな?」机のところ行って何かを手探りで確認したい

真っ暗なため、調べる前に机にたどり着かなければいけない。
たどり着くには<アイデア>もしくは<幸運>。

加納ふみ:じゃあ幸運でいきます!
加納ふみ:ccb<=83 幸運 → 26 → 成功

あなたは無事たどり着くことができた。
手さぐりで探ると、それは四角く薄い何かだということがわかる。
何かわかるにはアイデアかな

加納ふみ:ccb<=45 アイデア → 24 → 成功
加納ふみ:ま??

では、それは自分のスマホだということがわかる。
手に取っているので、<幸運>お願いします

加納ふみ:ccb<=83 幸運 → 6 → スペシャル

じゃあ何も起こらない。
触っていると、どうやら電源がついていないのではないか?と感じるだろう

加納ふみ:「なんでやろ、わたし電源落としてないと思うんやけど…」長押しして電源をつけてたいです
加納ふみ:オッケーグーグルしたい

あなたがスマホの電源を入れると、画面の中に佐久馬がいるのが見える。


佐久馬視点
突如、あなたの視界が明るくなる。今いる空間には、正面に大きなディスプレイが3つ。その近くにはキーボードが置かれている。左側のディスプレイには、こちらを覗き込む加納ふみの姿が見える。


加納ふみ:???????

佐久馬がスマホの中に閉じ込められてしまっているという状態に気づき、SANチェック。加納は1/1d3 佐久馬は2/1d4+1

佐久馬正義:CCB<=65 SAN → 56 → 成功
加納ふみ:ccb<=83 SANC → 4 → 決定的成功/スペシャル

加納ふみ:むしろいてよかったと思ってる?
KP:よかったね

佐久馬正義:「お?え、あれ、ふみ?」
加納ふみ:「えっ…さ、佐久馬さん、サマーウォーズですか?!」????
佐久馬正義:「なつかしいな」
加納ふみ:「はい、今年の夏もやりますかね…。いや、そうじゃなくて、どうしたんですか?」
佐久馬正義:「どうしたんですかって聞かれてもな…俺もよくわかってない」
佐久馬正義:「なんかすごくふみがドアップで映ってるってことしか」
加納ふみ:「え!?そ、それは恥ずかしい……です……」離そう
佐久馬正義:「離れた」
佐久馬正義:「うん、そんくらいがちょうどいいな」
加納ふみ:「じゃあ、これくらいで……。私は、佐久馬さんが路地裏に行ったあと、なかなか帰ってこなくて、猫に連れられてそっちに行ったら、石碑を見つけたんですけど、佐久馬さんもそんな感じですか?」
佐久馬正義:「多分そんな感じだな。俺も猫追っかけて気が付いたらここだ」

佐久馬正義:「なんかそっち真っ暗だな…出ないか?」
加納ふみ:「うーん……、あっそうですね、さっき扉あったんで、そっちから出ますね」
佐久馬正義:「おう」

加納ふみ:じゃあ扉に向かうぞ!
KP:そのとき、スマホどう持ってます?
KP:扉には向かうことができます
加納ふみ:こう、外向けるかな、視線の先は一緒になるようにします
KP:はあいりょうかいです
KP:佐久馬はディスプレイ越しのため、目星に補正がかかる。-20で
KP:扉は真っ黒な、ごくごく普通の扉です

加納ふみ:「扉ですね、あけますね!」
佐久馬正義:「頼む」

加納ふみ:がらがらー!


扉を開けると、目の前には森の小路が伸びていた。
辺りからわずかに小鳥のさえずりが聞こえる。扉はなくなっており、もう戻ることはできないようだ。

加納ふみ:「あっ…外だったんですね、扉も消えちゃいました…」
佐久馬正義:「みたいだな…」
佐久馬正義:「進むしかないか…大丈夫か?」
加納ふみ:「え?……はい、大丈夫です、佐久馬さんいますから!」にっこり
佐久馬正義:「ならよかった」
加納ふみ:「はい!」

2人は進んでいく。
しばらく進んだ所で、2人は<目星>

佐久馬正義:ccb<=79 目星 → 39 → 成功
加納ふみ:ccb<=56 目星 → 51 → 成功

加納は、少し先の方に何かが点々と落ちていることに気づく。どうやらパンの欠片のようだ。

佐久馬視点
佐久馬は、少し先の方に何かが点々と落ちていることに気づく。
あなたには落ちているそれが生々しい何かの肉片に見えるだろう。

佐久馬はSANチェック 0/1

佐久馬正義:CCB<=63 SAN → 87 → 失敗

佐久馬正義:「……」
加納ふみ:「?パン…ヘンゼルとグレーテルですかね?」
佐久馬正義:「そう、だな。それ、石じゃなかったか?」
加納ふみ:「あっ、そっか、最後は石にしたんでしたね」
佐久馬正義:「そうそう。パンを落とす作戦は鳥に食われて失敗だったんだ」
加納ふみ:「たしかに、食べられちゃいますよね、パンだと…」

佐久馬正義:そうだなって頷いてます
加納ふみ:じゃあとことこパンをたどって行きます
加納ふみ:トコトコ


そのまま欠片を辿っていくと、やがて一軒の家にたどり着く。
その家は小路の先に建っていて、どうやらここが行き止まりらしいことが分かる。よく見てみるとそこはおとぎ話に出て来るようなお菓子でできた家だった。

佐久馬視点
あなたには不気味な雰囲気の家に見えている。古ぼけた家には蔦が這っている。


加納ふみ:「……ほんとにヘンゼルとグレーテルですね!」
佐久馬正義:「……」
佐久馬正義:「…そうだな」
加納ふみ:「お菓子の家もなんだか久しぶりです!」
佐久馬正義:「あの時のやつだな」
佐久馬正義:「……」
加納ふみ:「…はい」
佐久馬正義:「今日も俺がなんかなってるな…」
佐久馬正義:「困ったもんだ」ちょっと笑う
加納ふみ:「……そう、ですね…。でも、大丈夫です。私またきっと、佐久馬さんのこともとに戻してみせますから」
佐久馬正義:「頼んだぞ~」
佐久馬正義:かるーく言ってます
加納ふみ:「……はい」
加納ふみ:ちょっとわらってます

加納ふみ:お菓子のおうちに聞き耳します
加納ふみ:ccb<=65 聞き耳 → 34 → 成功

中からいいにおいがする。音は特にしないことがわかる。

加納ふみ:「なんだか、とてもいい匂いがします。物音はしないのに…」
佐久馬正義:「じゃ、誰もいないんじゃないか?においは……何だろうな」
佐久馬正義:「お前がお菓子の家って言ってたから、それじゃないのか?おかしのにおいというか」

加納ふみ:あーそうなんですかKP
KP:そうだなあ

甘いクッキーの焼けるにおい。デコレーションケーキのにおい。ゆったりとしたミルクティーのにおい。カスタードのにおい。
甘い匂いが混ざったいいにおいがします。

加納ふみ:おいしそーーーーーー

加納ふみ:「んーー、そうですね、甘くて美味しいもののにおいがたくさんします!」
佐久馬正義:「じゃあおかしかな…」
加納ふみ:「はい!お菓子の匂いです!さすがお菓子の家ですね!」
佐久馬正義:「…そうだな」曖昧な顔
加納ふみ:「でも、じゃあ中に人いないの危ないですよね。もしも何か焼いてたりしたら、火事になっちゃいます!」
佐久馬正義:「だな、」
加納ふみ:「じゃあ、確認しないとですね!」扉に向かってノックか呼び鈴押したい

KP:ノックかな
加納ふみ:ノックします!コンコン!

ノックしてしばらく待つが、誰も出てくる気配がない

加納ふみ:「……やっぱり、火事になっちゃいます!行きましょう佐久馬さん!」

佐久馬正義:はあい
佐久馬正義:頷きます
加納ふみ:じゃあ扉開けます!


中に入ると、そこは甘い匂いに包まれた空間だった。室内にはテーブル、釜戸、棚があり、部屋の隅には白い布のかかった何かがある。


佐久馬視点
古びた家の内装は随分と老朽化している。室内にはテーブル、釜戸、棚があり、部屋の隅には汚れた布がかかった何かがある。


佐久馬正義:「……随分古いな…」
加納ふみ:「古いですか?使われてるなーってくらいで、誰かいそうな感じがしますよ?」
佐久馬正義:「……。そうか」

釜戸
人ひとりは入れそうな大きさの釜戸だ。特に変わった様子はない。

佐久馬視点
所々にヒビが入ってしまっている老朽化した釜戸だ。埃を被っていること以外に特に変わった様子はない。


佐久馬正義:「……」
加納ふみ:「んー?なにかが焼かれて甘い匂いがしたんじゃなくて、家からの匂いなのかな……」
佐久馬正義:「かも、な。外装もお菓子の家だし」
加納ふみ:「ですね、……佐久馬さん?」
佐久馬正義:「? どうかしたか?」
加納ふみ:「なにか、さっきから静かになる時があるんですけど、何かあったんですか?」
佐久馬正義:「いや。特に何もない。部屋を注意深く見てるから、時々黙るのかもしれないな」
佐久馬正義:「不安にさせてたか?悪い悪い」
加納ふみ:「いえ、なにもないならいいんですよ!」にっこり
佐久馬正義:にこ

佐久馬正義:「もっと他も見て見ないか?」
加納ふみ:「はい、見てみましょう!」テーブル行きます

テーブル
テーブルの上には花の活けられた花瓶があり、綺麗に整えられている。


佐久馬視点
埃を被ったテーブルだ。中央にはぼろくなって、ひびの入った花瓶が1つ置かれている。


加納ふみ:ccb<=56 花瓶に目星 → 36 → 成功
佐久馬正義:ccb<=79 目星 → 29 → 成功

加納がテーブルをよく見てみると、花瓶のそばに小さな鍵が落ちているのを発見する。

佐久馬視点
佐久馬は、花瓶の中に黒くて丸い何かが入っていることに気付く。


加納ふみ:「花瓶と、鍵ですね」鍵を拾ってみます

KP:鍵は小さな鍵ですね。扉とかに使用するには小さいなと感じます

佐久馬正義:「おいふみ」
加納ふみ:「なんでしょう、この鍵どこで……。はい佐久馬さん?」
佐久馬正義:「花瓶の中。何か入ってるぞ」
加納ふみ:「え!ほんとうですか!」じゃあ花瓶見てみます

花が邪魔して中は見えないようだ

加納ふみ:じゃあ、優しく花をもって抜いて、中身取って見ます
加納ふみ:花は大事にするぞ!

取り出すと、それが直径1cmほどの大きさをした丸い宝石であることがわかる。詳しく知りたい場合は<地質学>もしくは<知識1/2>

佐久馬正義:CCB<=1 地質学 → 56 → 失敗
加納ふみ:ccb<=1 地質学 → 86 → 失敗

佐久馬正義:CCB<=50 知識 → 23 → 成功
加納ふみ:ccb<=23 知識 → 15 → 成功

2人はその石がブラックオニキスであることがわかる。

加納ふみ:「ブラックオニキス……ですか」花を戻します。もどし
佐久馬正義:「お前もブラックオニキス知ってるんだな~…」感心
加納ふみ:「なにかの小説で出てきたの見たんですよ!それでちょっと調べたことがあって」えっへん
佐久馬正義:「本好きだもんな」
加納ふみ:「はい、本読むの好きです!でも、佐久馬さんも好きです!」ひさしぶりに言います

佐久馬正義:www
佐久馬正義:「久しぶりだなそれ」くくくと笑っておきます
加納ふみ:「えへへ、最近なんだかちょっと恥ずかしくて言えてなかったです」照れ照れ
佐久馬正義:「前は息するように言ってたじゃねえか」

佐久馬正義:大人になったなあって思っておきます
佐久馬正義:パパかよ…

加納ふみ:「そっ、その時とはまた、状況が変わってるじゃないですかー!」
佐久馬正義:「そうだな~いろいろとな~」
佐久馬正義:「今も状況変わってんだ。早く出してくれ」笑いながら言ってます
加納ふみ:「うぅ…、がんばります…!」

佐久馬正義:がんばえ~
加納ふみ:じゃあ棚見に行きます


飾り棚のようで、インテリアが飾られている。よく見るとその中に鍵付の小箱が置かれていることが分かる。

佐久馬視点
古くなって板も傾いてしまっている棚。片隅に忘れられたように小箱があるだけだ。


佐久馬正義:「箱、あるな」
加納ふみ:「ですね、さっきの鍵で開くかもしれません!」

佐久馬正義:頷く
加納ふみ:じゃあ、あけてみます!

小箱の中には鍵が1つとメモが1枚入っていた。

加納ふみ:「箱の中に鍵です!」
佐久馬正義:「相当大事だったんじゃないか?」
加納ふみ:「なるほど、大切なものの鍵をさらにかくしてるんですね…」メモを見てみます

メモにはこう書かれている。

『初めに触ったものを、大事に持って旅に出ろ』

<知識>または<アイデア>

加納ふみ:じゃあアイデア!
加納ふみ:ccb<=45 アイデア → 100 → 致命的失敗

KP:ん?
加納ふみ:?????

佐久馬正義:CCB<=99 知識 → 63 → 成功

じゃあ、加納はこれから言う佐久馬からの情報はなかなか理解できない

佐久馬正義:「これ、わらしべ長者の一文だな」

多分「わらしべ長者」を知らないのではないでしょうか

加納ふみ:「……?」ボケたいのに言葉がでてこないのでフリーズします
佐久馬正義:「ふみ?」
加納ふみ:「えっと」
佐久馬正義:「わかるか?」
加納ふみ:「え、なんですか佐久馬さん?わらの靴を温めてた猿の話ですか?」
佐久馬正義:「ん?」
佐久馬正義:「豊臣秀吉か?」
加納ふみ:「え?」

佐久馬正義:「……ww」
佐久馬正義:「藁1本から物を交換していって、最後には豪華な家に変わる話だ」
加納ふみ:「へー……、初めて聞きました!」
佐久馬正義:「面白いから読んでみるといいぞ」
加納ふみ:「はい!佐久馬さんのおすすめなら、図書館で探して読んでみます!」
佐久馬正義:「おすすめというか…」小声
加納ふみ:「…?」ってなってます
佐久馬正義:「一応、なんか布かけてるやつも見てみないか?」
加納ふみ:「あっ、そうですね、見てみましょう!」ちかよるぞ

布のかかった何か
布は何かを隠しているようだ。見た目は四角い大きな箱のように思われる。

加納ふみ:「あっ、この鍵を使うのかもしれませんね」箱の中の鍵
佐久馬正義:「まだ鍵ついてるかもわかんないぞ」
加納ふみ:「はっ!たしかに……見てみないとわからないですよね…」
加納ふみ:「じゃあ布取って見ますね」

布をとってみると、中には大型犬を入れておくような檻があり、中には少年が眠っていた。


佐久馬視点
加納が布を取って見えたものは大型犬を入れておくような檻だ。そして、中には少年の人形が1つ。人形の胸の辺りに丸い空洞がある。


佐久馬は<アイデア>

佐久馬正義:ccb<=65 アイデア → 38 → 成功

空洞に先ほど見つけた宝石をはめるのではないかと思うだろう。

佐久馬正義:「ふみ、さっき見つけた宝石、この人形に使うんじゃないか?胸に丸い穴があいてる」

佐久馬正義:その恋の時の俺みたいになってるぞ

加納ふみ:「え…?この子、おとこのこですよね?」
加納ふみ:「人形…?」
佐久馬正義:「そうだな、性別は男だと思う」
佐久馬正義:「人形だろ。よくできてるけど」
加納ふみ:「そう、なんでしょうか」胸は上下してますか?

KP:そうですね、上下していますね
加納ふみ:ええ……

加納ふみ:「うぅん…?」
佐久馬正義:「さっき見つけた宝石、はめてみてくれないか」
佐久馬正義:「胸のあたりにあるだろ、穴」
加納ふみ:「あな…」ふみが胸見たら穴ありますか?

KP:ないですね
加納ふみ:?????

佐久馬正義:「……」
佐久馬正義:「何か俺おかしいこと言ってるか?そこには人形があって、胸に穴が開いてるんだが」
加納ふみ:「いっいえ、ないです、ね…」
佐久馬正義:「……」
加納ふみ:「私には、男の子が寝てるように見えます。胸も上下してるし、穴も開いてないです…」

佐久馬正義:「……」
加納ふみ:「な、なんででしょう…?」
佐久馬正義:「どうなんだろうな…。俺は画面越しだから視界が変わってるのかもしれない」
加納ふみ:「視界が変わってる…、見えてるものが、違うんですね…」
佐久馬正義:「もしかしたらな」
佐久馬正義:「さっきも俺とお前でなんか食い違ったことがあったな」
佐久馬正義:「俺は内装が古いと言って、お前は誰か住んでそうなくらいだって言ってた」
加納ふみ:「全部違うように見えてるんでしょうか、それとも、なにかおなじものもあるのか…」むむ
佐久馬正義:「わかんねえな」

佐久馬正義:「でも、俺がお前に言うことは本当だってことは信じてほしいんだ」
加納ふみ:「!……そんなの、言われなくても信じてますよ!」
佐久馬正義:「ならよかった」
加納ふみ:「はい、当たり前です!」
加納ふみ:「あの子が、どっちにしても、あのままはかわいそうなんで、あけますね!」
佐久馬正義:「人形なんだよなあ…」小声

加納が鍵を使用し開けるが、少年は目を覚まさない
すやすや眠ったままだ

加納ふみ:「やっぱりねてるように見えるんよな…。何が目的なんやろ…」むむ
佐久馬正義:「俺が言ったこと試してみてくれないか?」
加納ふみ:「はい、やってみます!左胸ですか?右胸ですか?」
佐久馬正義:「ちょうど心臓のところだな…真ん中あたり」
加納ふみ:「まんなかですね、分かりました!」じゃあ置いて?みますオニキス!

あなたが宝石を近づけると、少年が目を覚ます。


佐久馬視点
宝石が空洞にはまり、人形が動き出す。どうやら喋るし、動くらしい。


佐久馬はSANチェック 0/1

佐久馬正義:CCB<=62 SAN → 23 → 成功

少年:「あ、え?お姉さん?」

少年は檻の鍵が開いていることに気づき、檻から出て大きく伸びをする

少年:「お姉さん、ありがとう!」
少年:「これ、お礼。お菓子でごめんね」

あなたにお菓子の入った袋を2つ手渡す。

少年:「急いでここから離れた方がいいよ!魔女がいつ帰ってくるかわからないし、あれは恐ろしい化け物を飼ってるんだ」
加納ふみ:「あっお菓子ありがとう!魔女…?君は魔女に閉じ込められてたの?」

佐久馬アイデア

佐久馬正義:ccb<=65 アイデア → 28 → 成功

ここに来るまでの道中に落ちていた肉片のことを思い出し、それはその化け物による被害者の物ではないかと思い至る。


少年:「うん…妹のために薬草を摘みにきたんだ。でも、森の中で迷子になっちゃって…。何かないかと思って探してたらこの家を見つけたんだけど…ここ、魔女の家で…捕まっちゃって」

佐久馬正義:「……ふみ、この人形の言う通りで、早く出た方がいいかもしれない」
加納ふみ:「え……妹さんとはぐれちゃったの…?えっ佐久馬さんなにか?」

少年:「うん、そうなんだ。…でも、お姉ちゃんに出してもらったから、また探しに行くよ!」

佐久馬正義:「…早く出た方がいいって言ったんだ」

加納ふみ:「わ……、分かりました。出ましょう。」
佐久馬正義:「…悪いな」
加納ふみ:「いえ、大丈夫です。あっ、でも、この子一人にしたら、またつかまっちゃうかもしれませんね…」とりあえず出で見ます

少年:「僕は大丈夫だよ!」

加納ふみ:家を出るぞ!


おかしの家から出ると、奥には先ほどまでなかったはずの道ができていた。

少年:「本当にありがとう!僕はこっちだから」今まであった方の道を走っていきます
加納ふみ:「あっ…うん、気をつけてね!」手を振っておきます
加納ふみ:「じゃあ、佐久馬さんが何か思ったみたいですし、先急ぎますね」いそいそ進みます
佐久馬正義:「ああ、そうしてくれ」

加納ふみ:じゃあすすむぞ!DEX11が

佐久馬正義:「……ありがとな、確信がないのに信用してくれて」小声

加納ふみ:聞き耳振ります小声に
加納ふみ:ccb<=65 聞き耳 → 53 → 成功
加納ふみ:ふふ

加納ふみ:「……えへへ」にこにこです


進んでいくと、木製の扉が1つ見えてくる。

加納ふみ:「あ!とびらですよ佐久馬さん!…扉!?」機嫌がとてもニコニコなので乗りツッコミもできます加納ふみです
佐久馬正義:「扉だなあ」
佐久馬正義:「どこでもドアだなこりゃあ」
加納ふみ:「次はどこに繋がってるんでしょうね!」
佐久馬正義:「元の世界だといいな」
加納ふみ:「でも、このまま元の世界だったら、佐久馬さんもとに戻れないままかもしれません…」しゅん
佐久馬正義:「ああ、そうか、そうだったな…」
佐久馬正義:「まあ、なんとかなるだろ」
加納ふみ:「……はい……」扉に聞耳してみます

加納ふみ:ccb<=65 聞き耳 → 64 → 成功

奥から、女性の泣く声が聞こえる。
えんえん

加納ふみ:「!佐久馬さん、女の人の泣く声が聞こえます!」
佐久馬正義:「誰かいるんだな」
加納ふみ:「開けますね!」あけますー!

加納ふみ:ばーん

扉はすんなりと開くだろう


扉を開けてみると、視界が白黒に変わる。

暖炉があったりして、少し古めの外国の家だろうかという雰囲気なのはわかるのだが、まるでモノクロ映画にでも迷い込んでしまったかのように色がない。自分を見てみても白黒になってしまっており、色はない。

どうやら、自分の目が色を映さなくなってしまったらしいと気付く。

SANチェック 1/1d2

加納ふみ:ccb<=83 SANC → 33 → 成功

部屋の隅の方で女性が1人泣いている。着ている服は簡素なもので、裕福ではなさそうだ。


佐久馬視点
ちょっと質素ではあるものの普通の家だということがわかる。
暖炉があったりして、少し古めの外国の家だろうかという雰囲気。色は普通に見えている。
部屋の隅の方で灰色の簡素な服を着た女性が泣いている。


加納ふみ:「え……」冷や汗
佐久馬正義:「?どうした」
加納ふみ:「いった」
加納ふみ:「いっ、いえ……、あっ佐久馬さんも、あの女の人見えますか?」画面を向けます
佐久馬正義:「ああ、見えるぞ」
加納ふみ:「…じゃあ、ちょっと、話しかけてみますね」女の人のとこ行くー!

KP:はあい
KP:女性はえんえん泣いてます
KP:えんえん

加納ふみ:「あの…、あなた大丈夫ですか?」

話しかけてみると、女性は涙に濡れた顔をあげる。やや困った表情であなたに、

女性:「あなたは誰ですか」

と訊ねてくる。

加納ふみ:そうなるわな

加納ふみ:「あっ、すみません勝手に上がり込んで。私加納ふみって言います。迷ってたら泣く声が聞こえて、入ってきてしまって…」
女性:「そう、ですか…すみません」

加納ふみ:私、魔女のふみ!こっちはスマホに閉じ込められた佐久馬!

加納ふみ:「いえ……、それで、なにかあったんですか?」
女性:「お城の舞踏会に行きたかったのに、義理の姉たちと継母にお前は行かなくていいと言われ、ドレスも隠されてしまったんです。王子様が好きだと聞いていたお菓子もこっそり貯めていたお金で買ったのに、食べられてしまいました」

加納ふみ:シンデレラだーーーー!!!!

加納ふみ:「さっ佐久馬さん、これ、シンデレラですかね」こそこそ
佐久馬正義:「……かもなあ」
女性:「お願いです…私のドレス…探していただけないでしょうか」
加納ふみ:「はい!それはもちろんです!どんなドレスですか?」
女性:「ありがとうございます。ピンク色のドレスです…」
加納ふみ:「…ピンク、ですか…」
加納ふみ:「……こう、形、とかも、分かると、ありがたいんですけど…」
女性:「はい…」

女性:「ええと…普通の…ドレスです…派手すぎないやつで」
加納ふみ:「……そう、ですか…、わかり、ました!探してみます!」

佐久馬正義:「ピンクなんだから見りゃすぐわかるだろ」
加納ふみ:「……」えーん、何も言えない

女性:「ありがとうございます…!」

この家で探索できる箇所は、リビング(今いる場所)、洋室1、洋室2、洋室3、屋根裏部屋、風呂場、トイレ、キッチン。

加納ふみ:めっちゃある!

リビング(現在地)
暖炉やテーブル、椅子などがある。豪華というわけではないが、統一感がありきちんと整理された印象を受ける部屋である。特に目ぼしいものはない。

加納ふみ:「…なんとなく、ここにはなさそうです!他の所行って見ましょう!」
佐久馬正義:「だな」

加納ふみ:じゃあ、順番に洋室1から

洋室1
やや大きめの洋室だ。ベッドも大き目であり夫婦の部屋だろうかと予測できる。机や化粧台などがある。化粧台には宝石箱が置かれており、中にはネックレスやイヤリングなどが入っている。それ以外に特に目ぼしいものはない。

佐久馬正義:「宝石部屋だな」
加納ふみ:「ですね、継母さんやお姉さんの部屋かもしれません!」次行くぞ!

加納ふみ:ようしつ2!

洋室2
洋室1に比べると小さめの部屋だ。クローゼット、タンス、机などがある。調べる場合には部屋全体に<目星>

佐久馬正義:ccb<=79 目星 → 36 → 成功
加納ふみ:ccb<=56 目星 → 51 → 成功

クローゼットの中に3着のドレスを見つける。しかし、どれも色は黒だ。加納は、もしかしたら自分にぴったりのサイズなのでは?と感じる。
デザイン的に見ても、どうやら派手好きなようだ。


佐久馬視点
ドレスを見てみると赤、紫、青のドレスであるということが分かる。デザイン的に見ても、どうやら派手好きなようだ。


佐久馬正義:「赤、紫、青…か。違うな」
加納ふみ:「……そう、ですか、派手ですもんね」
加納ふみ:「……なんだか私のサイズと同じ感じがします!」
佐久馬正義:「お前用か?」笑う
加納ふみ:「かもしれません!佐久馬さんどれが似合うと思いますか?」笑ってます
佐久馬正義:「んー、そうだなあ」
佐久馬正義:「他も見てみてから考えるかな」
加納ふみ:「ふふ、わかりました!」次行きます

加納ふみ:みえないんだよなぁ…

洋室3
大きさは洋室2と同じくらいだ。クローゼット、タンス、机などがある。調べる場合は部屋全体に<目星>

佐久馬正義:ccb<=79 目星 → 11 → スペシャル
加納ふみ:ccb<=56 目星 → 47 → 成功

クローゼットの中に3着のドレスを見つける。しかし、どれも色は白。
デザイン的に見て、どうやら大人しめのようだ。

佐久馬視点
ドレスを見てみるとクリーム色、白、薄紫のドレスであるということが分かる。デザイン的に見て、どうやら大人しめのようだ。


加納ふみ:「うーん……」
佐久馬正義:「……」うーん?
佐久馬正義:「ふみ、このドレス、お前的にピンクか?紫か?一番右にあるやつなんだが」
加納ふみ:「えっ……あ……それ、は…」目線泳がすよ
佐久馬正義:「女って色に結構敏感だって言うだろ、だから聞いてみたんだけど」

加納ふみ:「…………すみ、ません。私、いま……色、見えて、なくて…」
加納ふみ:「で、でも、さっきの子に、聞けば…分かりますよ!」
佐久馬正義:「……」
佐久馬正義:「…そういうの、先に言ってくれないか?」
加納ふみ:「すみ、ません。なんだか、言いだし、ずらくて……」
佐久馬正義:「……わからなくもない。悪いな」
佐久馬正義:「横にいないから、そういうの、今はなかなか気づけないんだ」
佐久馬正義:「だから、なんだ。今の俺は教えてもらわないと、分からない」
佐久馬正義:「だから、言いにくくても言ってほしいんだ。画面越しだからなにもできないけど」
加納ふみ:「………、大丈夫です、画面越しにいてくれるだけでも、私とっても心強いですから」
加納ふみ:「だから、今度からは、何かあったら、ちゃんといいます!」

佐久馬正義:にこ

加納ふみ:「一番右のドレスが、どっちかわかんないんですよね」
佐久馬正義:「ああ。あと残りはクリーム色と白なんだけどな」
加納ふみ:「じゃあ、これは持って行って、別の所探してみましょう!」
佐久馬正義:「だな」
加納ふみ:「お風呂とかはないと思うんですけど…うーん」キッチン行きます

キッチン
整理整頓されたキッチン。冷蔵庫の野菜室にはカボチャがある。シンクの傍には食器用の洗剤がある。

加納ふみ:「洗剤と、カボチャ…」
加納ふみ:「カボチャはなんだかシンデレラっぽいですね!」
佐久馬正義:「だな、馬車作るもんな」
加納ふみ:「そうですね、作れちゃいます!」
佐久馬正義:「ま、俺ら魔法使いじゃないけどな」
加納ふみ:「ですね、でも、今の気分はそんな感じです!」
佐久馬正義:「シンデレラ助けてるもんな」
加納ふみ:「はい、だから、ピンク色のドレス探しましょう!」
佐久馬正義:「おう」

加納ふみ:お風呂!

風呂場
普通の風呂場のようだ。棚にはドライヤーやタオルが入っている。特に目ぼしいものはない。

加納ふみ:「お風呂場ですね…、次行きましょう!」

加納ふみ:トイレ!

トイレ
備え付けの棚があるタイプの普通のトイレだ。調べるには<目星>

佐久馬正義:ccb<=79 目星 → 36 → 成功
加納ふみ:ccb<=56 目星 → 5 → 決定的成功/スペシャル
加納ふみ:wwwwwwwwwwww

棚の中から白いドレスを見つける。広げてみると、ところどころに灰色の何かがついている。
うーん、クリティカル報酬で好きな時に1回だけ技能判定+10でお願いします

加納ふみ:はい!

佐久馬視点
ドレスを見てみるとピンクの可愛らしいドレスであることがわかる。しかし、嫌がらせのようにところどころに染みがつけられている。


佐久馬正義:「あ、これもピンクだな」
佐久馬正義:「でもシミついてるな・・」
加納ふみ:「じゃあこれかもしれませんね、」
佐久馬正義:「いやがらせみたいについてるもんな」
加納ふみ:「シミですか…」
佐久馬正義:「それに、トイレに隠すとか小学生かよ」

佐久馬正義:女子ってよくトイレに隠したがるよね

加納ふみ:「ひどいいやがらせですよ!いやでも、シンデレラの継母さんですもんね…」

<アイデア>おねがいします

佐久馬正義:ccb<=65 アイデア → 69 → 失敗
加納ふみ:ccb<=45 アイデア → 41 → 成功

加納は、洋服についた食べ物などの染みは食器用洗剤で落とせるということを思い出す。また、ドライヤーで乾かせばすぐに着られるのではないかと思う。

加納ふみ:最近裁縫きたえてますふみです

加納ふみ:「! 佐久馬さん!食べ物のシミは、食器用洗剤で落ちますよ!」
加納ふみ:「あと、お風呂場のドライヤー使えば乾いちゃいます!」
佐久馬正義:「! そうなのか、じゃあ落としてみようぜ」
加納ふみ:「はい!」じゃあ、持ってたドレスもとに戻して、お風呂場でごしごしジャーーブワーーー!です

じゃあ、綺麗におちました

加納ふみ:「やったー!きれいになりましたか佐久馬さん?」
佐久馬正義:「ああ、完璧だな」
加納ふみ:「!えへへ、はい!」いい笑顔です
加納ふみ:「じゃあ、さっそく届けに行かないと!」シンデレラ(仮)に届けに行きます!

KP:はあい

女性:「あ!私のドレス…!ありがとうございます」
加納ふみ:「よかった、これだったんですね」

女性は何度もうなずく

女性:「ありがとうございます、ありがとうございます」

KP:しかしです、加納さん
加納ふみ:はい
KP:シンデレラになにか大事なもの、忘れていませんか?
加納ふみ:馬車とガラスの靴だ!!!!!!
KP:はい
KP:そうです

加納ふみ:「あ!待ってください。このままだと裸足になっちゃいますよね!、お城まで行く方法もないし」
女性:「靴は大丈夫です、ありますよ」
加納ふみ:「ほんとですか!どんな靴ですか?」
女性:「ふふ、それは私が隠しているので、どこにも隠されていませんよ」

女性は屋根裏部屋へと上がっていく

加納ふみ:「えっ…あっ待ってください!」ついていきます!

屋根裏部屋

女性:「ここ、私の部屋なんですよ」

やや埃っぽい狭い部屋。調べる場合には部屋全体に<目星>

佐久馬正義:ccb<=79 目星 → 80 → 失敗
加納ふみ:ccb<=56 目星 → 56 → 成功

加納は一冊の本を見つける。タイトルは『初めての魔術入門』

加納ふみ:「はっ、初めての魔術…」
佐久馬正義:「面白そうだな」
加納ふみ:「ですね…やっぱり、私たちが魔法使いになるんでしょうか」
佐久馬正義:「かもなあ」はは

加納ふみ:ふふって笑って読みます

加納が中を開いてみても、真っ黒なページが続くばかりだ

佐久馬視点
その本を見ると、頭上でピロンと音が鳴り、中央のディスプレイに、本のマークと、『読む場合にはEnterキーを押して下さい』という文字が浮かび上がる。
佐久馬正義:? エンター押します
キーボードのEnterキーを押してみると、本の内容が表示される。


佐久馬正義:「……カボチャの馬車の作り方?」
加納ふみ:「読めるんですか?」
佐久馬正義:「ああ」
佐久馬正義:「読むぞ」

佐久馬正義:音読します
加納ふみ:きくきくー

それでは、加納にもこの情報が共有される

『カボチャの馬車の作り方』
①カボチャを1個用意する。
②魔法を使用する際の対価を用意する。
 ※宝石など高価な物を使用すること。価値があればあるほど、
  量があればあるほど成功率は上がる。
③紙にどのような馬車にするかイメージ図を描く。
④すべてを一カ所に集めて置いて、
 『カボチャよ、馬車になれ!』と格好よく叫ぶ。
 ※必ず、屋外でやること。
 ※恥ずかしがらずにきちんと叫ぶこと。
⑤うまくいけば、馬車が作れちゃうかもしれない。

加納ふみ:「……やっぱり、私たちが魔法使いですよ佐久馬さん!」
佐久馬正義:「そうみたいだな」
佐久馬正義:「格好良く叫べよ」
加納ふみ:「頑張ります!杖とかあったらよかったんですけどね…!」
佐久馬正義:「スマホぶんぶんしとけ」
加納ふみ:「佐久馬さん酔わないですか?大丈夫ですか?」
佐久馬正義:「やばいかもしれない」
加納ふみ:「じゃあ、びしっとだけしますね!」

佐久馬正義:曖昧な顔

加納ふみ:「う…だめそうですね……じゃあ指にします!」
佐久馬正義:「それが無難かもな」
加納ふみ:「じゃあそうします!」

加納ふみ:「あの!」女の人に話しかけます
女性:「はい」
加納ふみ:「紙とペン貸していただいてもいいですか?」
女性:「ええ、どうぞ」

KP:羽ペンと羊皮紙かな
KP:貸してもらえます

上手にカボチャの馬車描けるかなチャレンジの時間です
DEX×5

加納ふみ:「私たち、今から頑張って魔法使いになって、カボチャの馬車を作ってみせますから、もう少し待っててください!」
女性:「???」

加納ふみ:ccb<=55 DEX*5 → 9 → スペシャル

では上手に描けました。パースも良い感じでなかなかのできです

加納ふみ:いえーーい!

3d6 → 13
DEX13くらいのスピードは余裕で出せる馬車です

加納ふみ:結構はやい

加納ふみ:「わーい、うまく描けました!」
佐久馬正義:「おーうまいな」
加納ふみ:「美術の内申もいいんですよ!」
佐久馬正義:「5教科も頑張ろうな」
加納ふみ:「うぅ……、英語の、リスニングなら……」目をそらします
佐久馬正義:「30点分しかないからな…」
加納ふみ:「もう少し…点数ほしいです…」
佐久馬正義:「じゃあがんばれ」
加納ふみ:「頑張ります……、なるべく…、卒業できるくらいには…」
佐久馬正義:「そ、そんなに深刻なのか…?」

加納ふみ:これCoCなんだよな…
KP:これはCoCです

加納ふみ:「………」目をそらします

加納ふみ:choice[卒業できるかも危うい,赤点ぎりぎり,40は超える,実は言ってるだけ] ふみの勉強力は? → 実は言ってるだけ
加納ふみ:50点はとれてるけど、英語のライティングだけは死ぬほどできないタイプ
加納ふみ:文法がダメなだから、文法を求められるリーディングもダメになるタイプ

加納ふみ:「……」
加納ふみ:「卒業は、できます」
佐久馬正義:「……」
加納ふみ:「………カボチャありましたよね!行きましょう行きましょう!
佐久馬正義:「宝石もな」
加納ふみ:「あっ、そうでした、二つとも拾いに行きましょう!」
佐久馬正義:「ああ」

加納ふみ:わーい、拾いに行って外出れそうな場所を探します

外は玄関から出ると広い場所があります

加納ふみ:「わ!ここ、ならいけそうです!」じゃあ、紙と宝石とカボチャを一か所に置きます。まとめまとめ
加納ふみ:「……えへへ、なんだか照れますね!」
佐久馬正義:「そうだな」
加納ふみ:「佐久馬さんも言いませんか?」
佐久馬正義:「え?」
加納ふみ:「いうだけ言うだけです!」
佐久馬正義:「……わかったわかった」
加納ふみ:「じゃあ、行きますよ。せーのって言うんで、その後に言ってくださいね!」
加納ふみ:「一緒に言えば怖くない、って奴です!」
佐久馬正義:「おうわかった」

加納ふみ:「じゃあ、行きますよ!せーの!」

加納ふみ:「カボチャよ、馬車になれ!!」指を指します、ビシ!
佐久馬正義:沈黙を貫きます!シンッ!

あなたが叫ぶと、カボチャがみるみるうちに美しく輝く馬車に変化する。
対価にした宝石がキラキラときらめき、カボチャはそのきらめきを反射させるよう真っ白に染められている。

加納ふみ:「あっ!佐久馬さん今言ってませんよね!?」
佐久馬正義:「言ったぞ」
佐久馬正義:「心の声で」
加納ふみ:「ほらー!言ってないじゃないですか!」
佐久馬正義:「言った言った。超かっこよく」
加納ふみ:「もー!」

そしてドレスに着替えた女性の前に停まり、静かにドアが開く。

女性:「ありがとうございます。これで、舞踏会に行けます」

女性は嬉しそうに笑う。

加納ふみ:「あっ、いえ大丈夫です!」
女性:「こちらは、お礼です」

女性は、青色の粉が入った瓶をあなたに渡す。

加納ふみ:「わっ、ありがとうございます!……あ!あの、そういえば、お菓子もないっていってましたよね」
女性:「! はい」
加納ふみ:「これ、そのお菓子かは分からないし。貰い物なんですけど…」って言ってもらったお菓子を渡します
女性:「ありがとうございます。とてもいいプレゼントができました…!」受け取ります

女性:「先ほど渡した粉なのですが…。お城のそばに泉があるんです。その粉をかけて泉に入ると、その奥にある秘密の部屋に行くことができるそうです。そして、その部屋には真実の鏡というものがあって、願いを叶えてくれるそうですよ。でも…」
女性:「その泉の周りには、泉を守る化け物がいるそうで…」

加納ふみ:「泉を守る…化け物ですか…」むむって顔をします
女性:「ええ・・」

女性:「もし泉に興味がおありなら、お城のそばまで乗っていきませんか?なんだか私が誘うのおかしい気がしますけど…」
加納ふみ:「………分かりました、じゃあ、一緒に載らせてください!」

加納ふみ:乗る!

女性:「もちろん」

ではあなたは馬車に乗る

そして、泉の近くで下してもらったようだ

加納ふみ:「じゃあ、あの、とてもドレス似合ってます!だから、頑張ってきてください!」
女性:「ありがとうございます。あなたも、がんばって。…ごきげんよう」

加納ふみ:じゃあ、見送ってから、泉に向かいます!

泉に近づいたところで<聞き耳>お願いします

加納ふみ:ccb<=65 聞き耳 → 9 → スペシャル

あなたは複数の生き物の気配を感じる。

KP:1d3 → 3

視線の先には、人間だろうか。いや、わからない。手足が異常に長く、背が高い、やせ細った姿をしている生き物がこちらに向かってくる。そしてあなたの姿を捉えると、気味の悪い声をあげながら襲い掛かってきた。


佐久馬視点
中央のディスプレイに『戦闘に参加しますか?』という文字が浮かぶ。
Enterキーを押してみると、中央の画面には、チェス盤のような模様が浮かび、そこに駒が配置される。
黒の▲は敵、白の△は加納の位置を示しているらしい。
またディスプレイの左上には、
目くらまし:60% MP=1
武器を作る:50% MP=3
雷    :40% MP=3
風の刃  :40% MP=3
と表示されている。

戦闘から逃げる場合はDEX×5で判定

加納ふみ:「……え」
佐久馬正義:「…!」
佐久馬正義:「ふみ、俺も何か協力できるみたいだ。何かあったら言ってくれ…逃げる優先で」
加納ふみ:「…っ!はい、ありがとうございます!」

最初にまず発見できたので、戦闘ラウンドに入る前に1度DEX判定してもよいです

加納ふみ:じゃあ、+10使ってDEX*5します
KP:はい!

加納ふみ:ccb<=65 DEX*5+10 → 88 → 失敗

KP:えん
加納ふみ:はい
KP:がんばってください
加納ふみ:がんばります

KP:シークレットダイス
SCCB<=40 A噛みつき → 58 → 失敗
KP:しっぱい

KP:シークレットダイス
SCCB<=40 B噛みつき → 59 → 失敗
KP:しっぱい

KP:シークレットダイス
SCCB<=40 C噛みつき → 34 → 成功
KP:成功 回避行動お願いします

加納ふみ:ccb<=37 回避 → 79 → 失敗

KP:ダメージ行きます
KP:1d4 → 3

加納ふみ:「っ…」
佐久馬正義:「ふみ!!」

加納ふみ:逃げる!!
KP:にげてー

加納ふみ:ccb<=55 DEX*5 → 51 → 成功

KP:ほっ
加納ふみ:逃げた!!

では、加納は敵の横をすり抜け、泉の方へと走り抜けることができた

戦闘終了です


佐久馬正義:「…大丈夫か」
加納ふみ:「はぁ……はぁ……、だ、大丈夫です!ちょっと走るの疲れたくらいです!」

佐久馬正義:すごい悔しそうな顔してます

佐久馬正義:「とりあえず、逃げれてよかった」
加納ふみ:「……はい……。ふふ、大丈夫ですよ、私、そんなに弱くないですから!」
加納ふみ:「だから、そんな顔しないでください」
佐久馬正義:「そういうことじゃないんだけどな」小声

加納ふみ:ccb<=65 聞き耳 → 59 → 成功

加納ふみ:「…抑えておけば、きっとそのうち治りますよ!」
佐久馬正義:「……」
加納ふみ:「……だから、ね…?」笑っときます
佐久馬正義:「……」何も言いません

佐久馬正義:そうじゃないんだよふみちゃん
加納ふみ:心理学ですか?
加納ふみ:振りません
KP:はい

加納ふみ:「……」じゃあ、泉に向かいます

KP:了解です


2人は泉にたどり着く。
泉は湖底まで見渡せるような透き通ったセルリアンブルーの世界が広がっていた。湖面は太陽に照らされ白い光がキラキラときらめいている。これを一言で形容するならば、神秘的、という言葉が似合っていた。
しかし残念なことに、加納の瞳は未だ色を認識することができない。

加納ふみ:「わー、キレイですね!」
佐久馬正義:「だな。粉かけて入るんだっけか・・」
加納ふみ:「そうでしたね、かけてみましょう」

加納ふみ:ばさばさ


あなたが女性にもらった青色の粉を自分にかけて泉に入ると、視界が暗転し、気付くと狭い部屋の中にいる。
スマホは画面が真っ黒になっており、電源を入れてもつかない。また、視界の色が戻って来ていることにも気付く。
正面には大きな鏡が一つある。

佐久馬視点
あなたは暗い空間の中にいる。
中央のディスプレイだけが光を放ち、そこには『回答中。しばらくおまち下さい』の文字が表示されている。


佐久馬正義:「回答中…?」


加納ふみ:「え…、あれ、佐久馬さん!……ど、どうしよう…つかへん…」えーん
加納ふみ:「色は、見えるようになったけど…ど、どうしょう」
加納ふみ:「あっ……、真実の鏡が、願いごと叶うん、やっけ」むかおう

近づいてみると、そこに1人の男性の姿が映る。

男性:「こんにちは。ようこそ、秘密の部屋へ。君も何か願い事があってきたのかな?」

男性はそう言って微笑む。

加納ふみ:「えっ…、あ、はい…」えんえん
男性:「どうしたのかな?言ってみて?」
加納ふみ:「…人の姿に戻った佐久馬さんと、一緒に元の世界に帰りたいです」
男性:「んーと、元に戻して元の世界にかえりたいんだね?」
男性:「いいよ。ただし、質問に答えられたらね」
加納ふみ:「質問、ですか?」
男性:「うんうん、アンケートみたいなもんだよ」
加納ふみ:「は、はい……」こわいよー

男性:「じゃ、いくよ?」


男性:「1つ目。元に戻してほしい人の名前はなにかな?」

加納ふみ:「佐久馬正義さんです…」

男性:「ふーん、セイギ。なんか嫌な名前だね。次の質問だよ」


男性:「2つ目。その人の人柄がどんなのか教えてもらってもいいかな?」

加納ふみ:「人柄、ですか」
男性:「うん、人柄。元に戻したいくらいに思う人なんだから、お互いわかるでしょ?」
加納ふみ:「お互い…、ですか?」きょろっと回り見ます
男性:「いないよ。いるわけないじゃない」
男性:「ここに居るのは僕ときみだけだよ」
加納ふみ:「あっ、すみません、お互いって言われたから、気になって…」
男性:「で、どうなの?」

加納ふみ:まってね

加納ふみ:「…………佐久馬さんは、優しくて、自分では優しくないって言うんですけど。とても、優しいと思います」
加納ふみ:「琵琶湖が好きで、変な空間に行っても真っ先に琵琶湖の声を聞こうとするくらいなんですよ」
加納ふみ:「お友達と話してるときはなんというか、童心に帰る、じゃないんですけど、いつもと違うたのしそうな顔をしてて…」
加納ふみ:「私の話を聞いてくれないこともあるんですけど、佐久馬さんの中で聞けるときは、私の意見を立ててくれるし」
加納ふみ:「私になにか言わないときがあるのも、多分、佐久馬さんが大人だからかなって思います」

男性:「熱く語っちゃって、どうしたのかな?まあいいか、次の質問だよ」


男性:「3つ目。その人の好きなところを5つ教えてくれないかい?」
加納ふみ:「へ?」赤くなります
男性:「なに?へって。それが好きな所なの?」
加納ふみ:「ちっ、違います!まってください、佐久馬さんにもちゃんと言ってないんです!」

男性:マ~?
加納ふみ:ま
加納ふみ:えっ言ってないはず

男性:「本当に~?」
加納ふみ:「ほっ本当です!」
男性:「じゃあ言ってよ~。言わないから」
加納ふみ:「うぅ……ちょっとまってくださいね…」顔を隠します

加納ふみ:「……一つ目、さっきと一緒になっちゃうんですけど、優しいところ」
加納ふみ:「話は聞いてくれないけど、私のことを考えてくれてることは、分かります」

加納ふみ:「二つ目、でもちゃんと、厳しい所は厳しい所。怒るというより、たぶん、これも意見を尊重してくれてるんだと思います」

加納ふみ:「三つ目、私が好きだって言っても、突然会いに行っても、嫌がらず付き合ってくれるところ。いつもたくさんお話しても、聞いてくれるんです」

加納ふみ:「四つ目、強い所です。私は変なものに会っても、どうしようも出来なくて、佐久馬さんが守ってくれます」
加納ふみ:「私も、強くなれたらいいんですけど、すぐそんな、なれるわけじゃないですしね…」

加納ふみ:「………五つ目、目が、好きです」
加納ふみ:「ぼーっとしてるときも、琵琶湖を見つめてる時も、何かを考えてるときの目も、怒ってるときの鋭い目も、他の人と話してる時の楽しそうな目も……」
加納ふみ:「私を見て、優しく笑ってくれる、あの目が……好きです」

加納ふみ:終わりです

男性:「へ~、ずいぶんいい人なんだね」


佐久馬視点KP:佐久馬も好きな所こたえてみる?5つ
佐久馬正義:はあ?
佐久馬正義:…いいけど…
佐久馬正義:1つ目。自分の気持ちがはっきりしてるのは好きだ。好きって言われて悪い気はしないだろ
佐久馬正義:2つ目。笑顔がいいよな、うん
佐久馬正義:3つ目。高校生の割にわりとしっかりしてるのは好感が持てる。警察的にな
佐久馬正義:4つ目。琵琶湖が好きなやつは好きだ。
佐久馬正義:5つ目。こいつ、俺になにかあった時、必死になって助けようとするんだよな。例え俺がふみを傷つけても、だ。なんだか少し怖い気もするけどな…。でも、俺もそれに応えたいって思えるんだよ

KP:人柄は?
佐久馬正義:馬鹿で正直で隠すのが下手で少し強がりだけど体弱くて、放って置けないタイプ
KP:ふーん


男性:「4つ目。逆に嫌いなところはあるかな?最高5つ、教えてほしいな」

加納ふみ:むり

加納ふみ:「……、嫌いなところ」
加納ふみ:「嫌いと、いうより、」
男性:「?」

加納ふみ:「自分の命を捨てて、他の人を守ろうとするのは、こわいから、やめてほしいなって…思います」
加納ふみ:「私が、言える立場じゃないのは、分かってるんですけど…」

KP:わかる
加納ふみ:でもこれふみもだからね

男性:「お互い様なの?」
男性:「ありがとー」

佐久馬視点KP:嫌いなところ
佐久馬正義:んー…
佐久馬正義:そうだな
佐久馬正義:自分のことにも真剣になってほしいかなとは最近思うな
佐久馬正義:なんか、行方不明から帰ってきたのに、もっと自分の命大切にしてくれと思うんだ


男性:「5つ目。もしもの話だよ。もしその人がきみの目の前で耐えがたい苦痛に侵されていたら、きみはどうする?もしそれがきみの力でどうにもできないとしたら、きみはどうするんだい?」

加納ふみ:「私の、力で…どうしようもない……」

加納ふみ:「……それでも、何とかできる方法を探します。私でどうにもできないなら、どうにか出来る人を探します。」
加納ふみ:「それでもどうしようもないなら……ずっと、佐久馬さんと一緒にいます。……佐久馬さんは見られたくないかもしれないけど、一人の方が、辛いと思うから」

男性:「なるほど~、無難な考えだね」


佐久馬視点
KP:もしもの話だよ。もしその人がきみの目の前で耐えがたい苦痛に侵されていたら、きみはどうする?もしそれがきみの力でどうにもできないとしたら、きみはどうするんだい?
佐久馬正義:次そうなったらどうするんだろうな。でも、もう殺しはしない。殺してほしいほど苦しんでいたら…その時はまた考える。考えて。考えて、その方法しかないのなら、ふみを殺して俺も死ぬよ


男性:「6つ目。これももしもの話。きみの大切な家族、友達、きみを知っている全ての人と、今まで話題にしていた人、犠牲にするならどっちかな?」
男性:「ああ、きみはこの犠牲には含まれないよ」
男性:「きみが残らないと意味がないからね」

加納ふみ:やめな!ふみにこの質問ダメなんだよ!
KP:ごめんね
加納ふみ:知ってる人……知ってる人か…

加納ふみ:「………」

加納ふみ:うえええ
加納ふみ:ううううう

加納ふみ:「…………知らない人なら、選べるんですよ私」
加納ふみ:「佐久馬さんのが大事だって…、選べちゃうんです」
加納ふみ:「……」

加納ふみ:まってね
加納ふみ:えええええええええ

加納ふみ:「………うー」
加納ふみ:「うーん…」

加納ふみ:「……それでも、佐久馬さんを、選んじゃうのかな……。佐久馬さんは、望まない、けど。……」
加納ふみ:「………」

男性:「そっかそっか、よく選んだね。ありがとー」

佐久馬視点
KP:きみの大切な家族、友達、きみを知っている全ての人と、今まで話題にしていた人、犠牲にするならどっちかな
佐久馬正義:そうだな…
佐久馬正義:ふみかな。あいつならわかってくれると思う。きっと俺も追いかけるよ、怒られに


男性:「いじわるな質問してごめんね。最後の質問だよ。わかってきたけど、その人はきみにとってどのような存在かな?」

加納ふみ:「…………」
加納ふみ:「……全部、初めての人です。ずっと大切で、ずっとずっと、大好きな人です」

男性:「ありがと~」

佐久馬視点
KP:その人はきみにとってどのような存在かな
佐久馬正義:いつの間にか隣にいる感じだな。
佐久馬正義:それくらい、自然な物というか…なくなったら寂しさに気づくんだよな
佐久馬正義:それはなくなった時に気づいたんだけどな…
佐久馬正義:でも、気づいたから。気づけたから大切にしたい。そんな存在だ


男性:「その絆を大切にね。これをあげるから、最後まで頑張って」

その声と同時に、スマホが光を放ち、気付くと目の前に佐久馬が姿を現す。
さらに、2人の手には色違いの鈴がついた銀色で小さく細身な笛が握られていた。

佐久馬正義:「お…?」
佐久馬正義:「戻った」
加納ふみ:「え…?」

加納ふみ:笛だーーーー!!
佐久馬正義:オレンジかな~
加納ふみ:アイスグリーンですねー

佐久馬正義:「ふみが何かしてくれたのか?ありがとうな」
加納ふみ:「さ、佐久馬さん…!?」
佐久馬正義:「?」
加納ふみ:「いっいえ…、何もしてないです、私は…っ」って言って鏡見ます

鏡はなんの変哲もない鏡になっています

佐久馬正義:「帰ろうぜ」
加納ふみ:「あっ、あれ確かに人いたのに…。えっ、どうやって帰るんですか?」
佐久馬正義:「わからんけど、この辺とか扉ないかな」壁見てます

壁を見るとなにやら文字が浮かんでいる。

『もがいてる**に一つ*を*かせて』

そしてその下にはさらに文字が続いている。

『1人は一人。1人は辛い』

<アイデア>もしくは<目星>

加納ふみ:目星します
佐久馬正義:ぼくも

加納ふみ:ccb<=56 目星 → 90 → 失敗
佐久馬正義:ccb<=99 目星 → 16 → スペシャル

鏡に映った文章を見てみると、*の所の文字も見える。

『もがいてる文字に一つ線を引かせて』

さらに、『1』という文字が他の文字よりも小さく、力を入れれば取り外せそうだということに気付く。

佐久馬正義:ふみちゃんにこのことを共有します

佐久馬正義:「これ、取り外せそうだな。あと、鏡見て見ろ」
加納ふみ:「え……、あっ、本当ですね!」
加納ふみ:「もがいてる文字に線を引かせて……」

佐久馬正義:ふみちゃんが考えてるので見ています

加納ふみ:「……辛いの文字に、一つ、線を加えると……」
佐久馬正義:「幸せだな」
加納ふみ:「…はい!幸せです!」
佐久馬正義:「あとは?」
加納ふみ:「一の文字が、動かせるから、辛いに加える…?」
佐久馬正義:「もう辛いはお腹いっぱいだってよ」
佐久馬正義:「あとはないか?1欲しがってる漢字あるだろ」
加納ふみ:「うーん、……一…?」
佐久馬正義:頷く

佐久馬正義:「どうはめる?」
佐久馬正義:「俺らは何人?」
加納ふみ:「……私たちは今、二人です」
佐久馬正義:「そうだな」
加納ふみ:「だから、上にはめます!」

佐久馬正義:「よくできました」


エンディングにうつります

ふと気が付けば、2人はあの石碑の前に立っていた。

あれは夢だったのだろうか。そう首を傾げたあなたたちの手にはあの笛が握られていた。
その笛が、あれがただの夢ではなかったのだということを証明づける。

人一人ができることなんていうのはそう多くはない。
しかしそれでも人は何かを成し遂げようと日々を生きていく。
だから、一生懸命に日々を生きているあなたの力に少しでもなれたら嬉しいと思うのだろう。

あなたの明日は辛くはないか
僕にもがいてる文字にひとつ線を引かせて
あなたが抱えてる今日は救えやしないか

一人が二人になったならきっと何か変わると思うんだ

 

TRUE ENDです、おつかれさまでした

AF『真実の笛』
鈴がついた銀色で小さく細身な笛。鈴はPCのイメージカラーに合わせる。
持っている場合に限り、《コンピューター》に+20%の補正。
また、2人とも所持している場合に限り、相手に対する《応急手当》、《精神分析》、《心理学》に+15%の補正。


佐久馬正義:「あー」
加納ふみ:「どうしたんですか?」
佐久馬正義:「俺緑のがいいな、交換しないか?」
加納ふみ:「えっ…はい、いいですよ!交換しましょう!」
佐久馬正義:「お、まじか。ありがとな」

佐久馬正義:交換~


AF『真実の笛』 訂正
鈴がついた銀色で小さく細身な笛。鈴は相手のPCのイメージカラーに合わせる。
持っている場合に限り、《コンピューター》に+20%の補正。
また、2人とも所持している場合に限り、相手に対する《応急手当》、《精神分析》、《心理学》に+15%の補正。


加納ふみ:「はい、私あんまりオレンジ色使ったことないので、新鮮です!」
佐久馬正義:「そうだな、見たことないな」
佐久馬正義:「きっと」
佐久馬正義:「似合うと思う」小声

加納ふみ:ccb<=65 聞き耳 → 68 → 失敗
加納ふみ:もーーー
加納ふみ:はい

KP:きこえませんでした~
加納ふみ:大事なところで聞けない

加納ふみ:「…?どうかしましたか?」
加納ふみ:「何か言いましたか?」
佐久馬正義:「きっと今晩は冷えるかもなって言ったんだ」
佐久馬正義:「暗くなるし、早く帰ろう」
加納ふみ:「はい、帰りましょう!あっ、佐久馬さん」
佐久馬正義:「?」
佐久馬正義:なあに
加納ふみ:「冷えるかもしれないけど、今日の月もきっとキレイですよ!」
加納ふみ:帰ろうね
佐久馬正義:「そうだな、きっと綺麗だ」

2人は夕日に照らされながら帰路につくだろう。

おしまい!