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新規ヲタがドンジュアンで初めて藤ヶ谷太輔を見た感想

ドンジュアン満を持して2回入ることできたので
記録用に残したいと思う(ネタバレ含む)

まずTwitterにも書いたけど、藤ヶ谷くん生きてた!っていう率直な感想。それ以上でもそれ以下でもなく“まんま”まんまテレビから出てきた人だった……
動きとか身体付きとか声とか“まんま”藤ヶ谷くん。そりゃ藤ヶ谷くんだからそうに決まってる。
そこにいるのは間違いない!私の大好きになった藤ヶ谷くんだ!!!!という感覚。…とはいえ15分くらいは喋らなかったけどw。強いて言うなら思ってたより肉付きは良かった。鍛えた?かっこいい……

冒頭部分は出てこず、いつ出てくるかな〜いきなり出てきたらどうしよう…と思ったけどちゃんと分かりやすく「今から出てきます」ていう風に拍手のタイミングも用意されてるような演出やったのでそのあたりは双眼鏡も構えやすく、心の準備もできたのでありがたかった。
この登場シーンが死ぬほどカッコよかった。死ぬかと思った(大袈裟)「ふ、ふ、ふ、藤ヶ谷くんだ!」からの一通り動いて、やっと喋って前述の感想に繋がる↑

最初はちょっと興奮したけど、そこからはわりとしっかりストーリーに集中できたと思う。
一回で理解できなかったらどうしようか心配はあったけど案外分かりやすくて、大丈夫だった。
女を翻弄しまくる藤ヶ谷ドンジュアン色気ムンムンで「この作品は共感てきる部分少ない」て言ってたけど、いや…こんな色男だったら一晩で良いってなる…分かる……ってすぐクズ男に落ちた……。

そこに自称妻こと勘違い痛々メンヘラ女エルヴィラ(個人の感想)がカルロ様に連れられてやってくるんやけど全く相手にされず。
以降エルヴィラがずっと痛い女で私の中ではずっと「この女…ウケるw」という視点で見てたんやけどその解釈は果たしてあってるのかいなかw

あとカルロが本当にかっこいい。紳士やし、友人思いやし、劇中の曲の中では私「悪の華」が一番好き。曲調かっこいいし藤ヶ谷くんと上口さんの声の相性が良いしダンスも良い。途中カルロがドンジュアンの胸の当たりを触る振りがあるんやけど一回目も二回目も「あ /// 触れてる…♡」という目線で見てしまってこんなヲタクでごめん…という気持ちにm(_ _)m

噂のエメは唯一双眼鏡のピントが合わず…許さん。
とっても良かったことは確か。(雑)

ラファエル…あなたはずっと可哀想。戦場に行って仲間が死んで、必死に生きて帰ってきたのにマリアはドンジュアンと愛し合ってるなんて…(泣)
ただ、宝塚版と2019初演の感想見てたらラファエルはマリアが彫刻家やってることをあまり良く思ってなくて、仕事辞めるように促してる部分もあったんだとか…。ただ今回はそれがないので(出発前に何か言いかけてやめたのはそれか?)ただただ可哀想な人に。しかも結局マリアは騎士団長の彫像を完成させずドンジュアンと遊んでいた訳で?遊んでた訳じゃないかもやけどw 完成させなかった理由がまたどこかで知れたらいいな。

二幕で完全にドンジュアンの人が変わり、以外に愛を知るスピードが尋常じゃなく早く驚いたけどwそこはまあミュージカルなので。どんどん優しいお顔になっていく藤ヶ谷くんの演技にとってもキュンとした…。白いヒラヒラの中に置かれたベッドで眠ってるドンジュアンは本当に綺麗。でもやっぱここで周りが双眼鏡を即座に構える様が面白くてちょっと笑いそうになる。その気持ち…分かるよっ!!
あとこれヲタクが数億回言ってる感想やと思うけど「愛だけが」のとき私目が合った。演者は何かに焦点を当てて演技するって聞いたことあるし、たぶん、本当にあのとき二階席の4列16番あたりに目線をやって歌おう…て思ったと思う。だからあれは合った!

優しいお顔になったドンジュアンが目ひん剥いて歌う嫉妬も本当に好き。藤ヶ谷くんの白目担なところあるので。本当に良い白目だ……

決闘前のマリアのソロはヤバすぎた!!!!
仮に藤ヶ谷くんがMステのタトゥみたいに途中で帰ったとしても、あれ聞けたら怒る気力もない…!チケット代元取れる!!!ってくらいに、声が心臓にグンッッて来る感じ!!さすが元宝塚トップ娘役!って思ったけど他の方の感想見たら真彩さんは特別なんだとか。あれを普通だと思うな…だそうで。なるほど…いやぁ圧巻の声量で感動した。また聞きたい。

物語のクライマックス、決闘〜ドンジュアンの死は涙なしでは見られず。なんか自分的にはもっと号泣すんのかな…って思ってたけどそんな感じでもなく、終盤にかけて自然と目に涙が溜まっていく感じやった。真っ赤な薔薇の花びらの包まれて死んでいくところとそのあと目を瞑って騎士団長の亡霊に支えられてる姿が、言葉にできないほど美しくて、これがまさにTwitterに書いた自分の身体をHDDにして一生記憶したいシーン。こんな美しい人この世にいるんかい…さすが色男…まあ実際はいないからな…あ、でも中の人(藤ヶ谷くん)はいるんやもんな?凄い。という感情に。自分でも何を言ってるかよく分からん。

一回目はほぼ藤ヶ谷くん野鳥の会してたけど、二回目余裕があったので他のキャストさんも見てたら、ドンジュアンの死にマリアが駆け寄り、苦しい表情で肩を落とすラファエルや、息子死んでるのにパパがラファエルを支えてあげたり…と死後も色んなドラマがあり、とても感動した。

そんなこんなで本編が終わってカテコになり、これもヲタクが数億回言ってる感想やけどカテコの藤ヶ谷くんが藤ヶ谷くんで、素の声で「ありがとうございました」が聞けた折には、あぁ……藤ヶ谷くんだ…大好きな藤ヶ谷くんだ……となった。
初日か最終日に入ってしっかりとした挨拶が聞きたかったのもあるけど、まあもう充分かな。充分魅了されたし満たされた。グレプリ入ったときにも思ったけど、やっぱり生のエンタメにかなうものはない!!!!年明けのライブ(言霊)楽しみ!!!!
東京公演も無事に完走できますように。

以上レポにもなってない、なんのまとまりもない感想。読んでくださった方ありがとうございました。

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