テキスト二倍デュエマ個別解説 「赤単ドキンダム」
はじめに
ドーモドーモあしっどです。テキスト二倍デュエマを懲りずに擦り続けております。
今回はテキスト二倍の中でも知名度の高いデッキであろう赤単ドキンダムにフォーカスを当てていこうと思います。
歴史
初期〜中期
現在のテキスト2倍界隈、つまり僕がいた場所はドキンダムGSの発表の際に公開されたとある動画が原点となっています。その説明で分かる通り現代環境は赤単ドキンダム(当時は赤単革命チェンジ)から始まっています。当時のリストはこんな感じ。
![](https://assets.st-note.com/img/1703010080817-gbShbR3VsZ.jpg?width=800)
当時は動画しかなかったこと、そして僕が白単リリアングから人なので当時を知らないので詳しく説明ができないのですが、当時は審問の採用とミラーを考えて黒の受け札が採用されています。そのうちウツセミ童子は純粋な受け札としては今でも最強格の一人なのでわかりますが、謎のガルがモーニーがいます。これはおそらくシン・ガイギンガに対して受けれるカードとしての採用でしょうね。GSケアとして盤面を2枚に抑えるプレイをするシン・ガイギンガプランにはよく刺さる1枚ですね。ただこの構築だと黒マナが浮きがちなのが弱点でしょう。
ただ初期リストはこれではなく。
![](https://assets.st-note.com/img/1703041413533-mgdD5sbweB.jpg?width=800)
こうなりました。
ハムカツマンエースの採用をしたことによりさらに2キルルートの拡大、審問の不採用による開いた枠にSAの補充、またミラーでのドキンダム除去もしくはドロソとしての採用のサイコロプスで安定感の向上を行いました。
開拓〜完成
ここからはディスコードサーバーが生まれたあとになります。出てきたリストは
![](https://assets.st-note.com/img/1703786201980-f3wm3zrDR8.jpg?width=800)
新しく追加されたギャラクシーブランドにより、1コストSA2枚とギャラクシーブランド1枚でのニキルプランが成立しました。他にも先2スコールでマナをからしながら盾を詰めるだけで相手に1マナで盤面処理かそのままループすることが要求できるため採用されています。しかし先行カードかつ一枚のみの採用にとどまるため、別のカードにして安定感をあげたり、さらに1コスSAやチェンジを削りサイコロか受け札の採用をしているプレイヤーもいました。当時使われていた赤単色の受け札としてはゲドライド、ウマシカ、SMAPON、下町のナポレたんです。
![](https://assets.st-note.com/img/1703813755126-K0slQZ6OT0.jpg)
![](https://assets.st-note.com/img/1703813755138-IaZJXBXbMa.jpg)
![](https://assets.st-note.com/img/1703813755046-h94whFwNya.jpg)
![](https://assets.st-note.com/img/1703813755006-SRz8epQ6D5.jpg)
この時代が最も赤単ドキンダムにとって良い時代であったでしょうね。当時完成形になり、環境を定義していた青黒ハンデスと違いトリガーの厚さで雑多デッキにも不利を取ることがあるが、それらを駆逐した青黒ハンデスに対して微有利程度の相性を持っていたので奇しくも同じ色で未来に起こった赤単VSサガの図と同じように環境トップとして君臨することができました。
衰退(後期)
それまではテキスト二倍誕生のきっかけとして、さらには環境トップの一角として走り続けてきた赤単だが、その栄光はここで終わることになります。その原因こそ現代に続く御三家が一つ「赤白系統」その初代である白鯖さんにより開発された「赤白ヴァリヴァリウス」。
当時の本人の口から赤単を殺すデッキだと明言されている通り受け札の一枚一枚の質が非常に高いだけでなく、先行でのエモーションハードコアやラフフルラブの押し付けを持っていました。ただまだ青黒ハンデスにはそこまで行けるとはされていなかったものの、アマテラスセラフィナの発掘で完全体へと変身し、赤白一強時代を作り上げたことによりトリガーを無視して勝利することができる赤白と2キル率がほぼほぼ同じな赤単は環境で使う意義が消失してしまいました。ただしメタが効かず、ハンデス耐性もあるとデッキとしてのパワーは高く赤白以外のデッキには受け札が4枚程度と比較的薄いため環境デッキの顔はしていました。
そして龍装チュリスが絶命しました。
現在
赤単はドルガンを失った分をオオガマ童子に変え、革命チェンジをメインに据えるのではなく2ターン目にワンショットする構築へとシフトすることになりました。しかしドルガンの損失は大きく再現性の低下を引き起こし、環境下位にすら椅子を貰えない状態になってしまいました。
リストはあまり開拓されていないので、正解はわからないが僕なりにリペアしたリストもので、オオガマ童子を採用する上で1コスSAの枚数を減らすの狂気の沙汰なので、グレイトソニックを代用品として採用しています。
![](https://assets.st-note.com/img/1705370067182-sqS9NKXeqB.jpg?width=800)
プレイング解説
ここからはこの赤単を使う際のプレイに触れていきます。等倍でも赤単ガガガが難しいようにこのデッキも難しい。と言いたいところですが、2ターン目までしかほぼほぼ訪れない都合上考えるべきことが少なくて済むため簡単です。あえて一つだけ言うならば、できるだけ相手の手札を増やさずにセガーレケアで1コスSAを2枚以上抱えた状態で2ターン目にリーサルがあるようにする、くらいでしょう。といきなり言われてもわからないことはないとは思いますが、リーサルルートの優先順位を1つ1つ解説しながら紹介しましょう。
龍装ルート
1t龍装チェンジ4点、2t龍装召喚1点、チェンジ先でダイレクト
一番有名なルートです。が優先順位はそこまで高くなく3番ほどですね。
ドキンダムGSルート
1tドキンダムGS、2t 1コスSA ドキンダム6点、SAでダイレクト
1番優先度が高いルート。相手の手札を1枚も増やさず、要求カードも赤単色一枚とドキンダム+SAと低く追加のSAも抱えやすい最強のルートです。
ハムカツルート
1t1コスSAチェンジハムカツ、デッキトップにチェンジ先を起き1点、2t1コスSA、ハムカツチェンジ4点、ダイレクト
1ターン目の1点以外文句のつけどころがない。ハムカツチェンジ、シンガイギンガでGSケアも可能。2番目に優先することになります。
ギャラクシールート
1t1コスSA1点、2t1コスSA+ギャラクシー、ギャラクシー4点、ダイレクト
1コスSAを湯水のように吐き捨てて使うルートハムカツルートと同じく1点のみのリスクで済むがハンデスやメタカード対策の2枚目以降をほぼほぼ持つことができない。しかも赤単色も2枚必要という手札条件が非常に厳しいルートだ。ただギャラクシーを龍装+チェンジ先で代用可能なのは大きい、またGSをシンガイギンガでケアする際に1点のみで済むのはこのルートのみである。それでも条件が厳しいため優先度は一番落ちるだろう。
オオガマルート
1tオオガマ、2t1コスSA2枚、1点、4点、ダイレクト
ギャラクシールートの派生系のような形でドキンダムGSルート以外で盾を一枚も割らずに済むルート。これも要求が重たく優先度は低め。ただしギャラクシールートよりもリスクは少ないため優先度は高くなる。
最後にシンガイギンガgsケアは盤面の数が2体以下で初めて意味をなすことは忘れてはいけない。
あとがき
新弾解説以降ちょびちょび書いて年末には完成していたけれども、うーんなんかなーってちょびちょび調整していたり、対アリしてたりで公開がだいぶ遅れちゃいました。
まぁ特にタイムリーなことでもないし、こんなクソルールの記事なんか誰も読んでないので問題ないでしょう。
次は「リリアングの足を舐めたい」か「青黒ハンデス」で迷ってます。「赤白」は相当話すことあるのでまだ早いとは思いますし。
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