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アグロ風紀2.5.0

ドーモドーモアシッドデス。
2.5.0環境終了記念!
2.5.0環境最強デッキ「アグロ風紀2.5.0」のあれこれを好き勝手書きます。


歴史

初期

このデッキはとあるデッキのミラー対策として開発されました。そのとあるデッキこそ

盤面アリーナ開幕

「セミナーヴェリタス」みんためとのデザイナーズコンボであろうヴェリタスとの組み合わせ、当時は先2でコユキを投げていたのでコユキの枚数が多く、ミラーでのユウカ裏チヒロを処理できなくなってしまえば終わりだからのマキ4、そしてそれを守るためにQED4と今と比べればだいぶ粗削りでしたが、それでも強力。次第にミラーに勝つためのセミナーが考察されていきました。

創意工夫の塊

そうして考案されたのが風紀パーツの採用でした。ガチ勢の存在のおかげでゲヘナカウント自体は達成しやすく、保健室数も盤面アリーナによる死屍累々で十分確保できる。しかしこのデッキはシャーレ枚数が少ないため安定感を欠いていました。
ここで一度セミナー+ヴェリタスの開拓は停止。そこでもう一つのデッキの開拓が進みます。

当時制作者を騙して手に入れたリスト。

無敵ヒナ、セミナー強化でユウカがお荷物ではなくなった結果、ヒナを最低限の墓地肥やしでノアから打ち出し、盤面から保健室を捻出。盤面アリーナにQEDだけで耐え、イシュボシェテで盤面を破壊して顔を詰めるか、QEDで耐えたターンで処理を繰り返す。イシュボシェテは当時のミラー対策の1枚だったが、なぜかセミナー対面にぶっ刺さった。ただ本来使うつもりならばミラーには先に1面を取りきっていないとケアカードして役に立たなかったため、好みの採用となっていた。
また当時の新規プレイヤーの手でより風紀に寄せた形も開拓された。

この時からQEDミラーは地獄だった。

開拓

ここでセミナー+ヴェリタスの開拓をしていたプレイヤーたちにも無敵ヒナの情報が回り、それらのハイブリッドが模索され、今回の本題のデッキが誕生した。

当時はコユキが抜けていた。

最初に生まれたのは皆さんがよく知っている構築とは違い、コユキが入っていない構築。がなぜ採用されていなかったのはこの後に話す。
言うまでもないとは思うがユウカみんためノアからヴェリタスを展開その盤面を保健室肥やしとして使い、ヒナユウカQEDの無敵ヒナかヒナイオリにみんためを加えて1面を取り切りユウカQEDで耐えながら顔を詰めていくデッキ。当時はpixelや風紀が不利対面とされていた。

noteの構築

コユキがなぜ入ったのか。それはこの当時は3tヒナQEDを完全な上振れとして見ており、基本的に4t以降の行動だと考えていて、4tに墓地があと1、2枚足りないという状況が多かったために採用されました。またユウカ裏チヒロをマキ込みで処理できる点も評価された。また別方向からも保健室を肥やす構築が模索されていた。

ということで

開発されたのがアコEXを採用した型、安定感はこちらの方が上で他対面への勝率も上がっていたのでこの当時であればこっちの方が良かった気もします。が主流になることもなく消えていきました。

エトバニ

だいたいケアできない

ミラーが発生しまくった結果、というよりもこいつに勝てないから色んなデッキにエトバニが採用されまくりましたが、このエトバニをメタカードとして見るのに自分は懐疑的、というか先行カードだったと考えています。
ただ僕は負けてる場面がそこそこありましたから、そんなに説得力があるわけじゃないですが、まずこのカード6コストも使うということで基本的に使ったターンに2面取れません。さらにはコタマQEDなんてされてしまえば、15点すら出るかも怪しくなります。そしてこのカードを勝つ以外に使ってしまうと…もう二度と制圧不可能になります。また回収可能なミラーでもQEDを書けていない状態でそんなことはできない。つまりこのカードが使える場面はみんなのためのを使えるか、一面制圧しきった時のみでしょう。そのうちみんため起動可能でもノアを雑に切ったりしてると何も出てこず、壁の枚数次第でその処理に回らなければならず打点計上不可。一面取り切った状況ならばユウカQEDだけで耐久可能、そのためQED枚数がセリナ→イオリで相手よりも1枚多くなりますというかエトバニなしでもQED枚数同じなら勝てます。一面取った際にエトバニを使うのは先に自分のQEDが切れるときのみなので、三枚構築にしか使うことはありません。4枚構築にはQED二枚掛けでこっちのQEDが切れ、エトバニを打ち込むことになるターンに耐えられるので、変わらず練度ゲーすることになります。

完成

これは自分発祥です。

ここで自分が「エトバニ入れるくらいなら、三枚目のほうが他対面への勝率上がって強くね?後手3QED結構狙うし」と考えツイート、その後フリマへと突撃し、後手3QEDを決めまくり最強だとキャッキャしていたのですが、このツイートを見た強豪プレイヤーが最後のピースを見つけました。

もちろん!

QED4枚目です。まぁ特に語ることもないですね。QEDはめちゃくちゃパワカだったというだけです。今回のナーフはQEDとノアだと思ってました。
ほとんどの対面に3ユウカQEDで生き残りますし、もともとQED手札に来てもアコで捨てれない、みんためで返せない、と後手3無敵ヒナするには持っておく必要があったのですが、これだけ多いと捨ててもよし、返してもたいてい引くと安定感を一気に向上させつつ、もともとエトバニがしていたメタカードとしての役割をQED2枚掛けで封殺。またQED枚数を枠の関係で2枚程度しか取れないエトバニ入りに対し、2枚掛けしてもQEDバトルで優位に立てる。といった点で優れていました。

全対面五分以上

がこのタイミングでアリウスの構築が変化し、セミヴェリとpixelは無理対面だと割り切りフルパワー化、エトバニをうまく使うことのできるアリウスの台頭に加え、ミラーでもコタマの制圧不可と後手1アコ一点からユウカみんためノアチヒロコタマで14点の面を取りきりを通せばだいたい勝つため増加しました。

相性関係

全体面五分以上!終わり!と言ってもいいのですが、まぁつまらないですし今環境を真面目にやってる方も少なかったように思えるので、対面ごとに注意すべき点を挙げながら解説します。

pixel

絶対にエトバニをケアしなくてもいい対面ということで一番楽な対面でもあります。
ヒマリでバフされたチヒロが取れないとイオリでのQED回収ができないのでQEDの枚数には気をつけなければなりません(4QED型はそんなこと起こらない)ただ後手の場合、盤面にミレニアムを残すのは論外だが、一度動き出されるとゲヘナカウントを稼ぐ隙が6コストまで無いため、序盤になにがなんでもゲヘナカウントは3を稼いでおかないといけない。
エトバニ入りは事故りやすくなっているので微有利、4QED型は余裕で有利です。

信頼風紀

エトバニが飛んでくるわけない対面その2。ただpixelとは違い飛んでくるわけないとはいいつつ採用圏内ではあって、手札から溢れたりチナツで落ちたりしても回収可能だから先に1面取られたりした状態ではケアできるならケアしておくに越したことはないです。
相性自体はエトバニ入りが微有利、4QED型が有利。先行だと雑なユウカQEDでも耐えれたりするが、この対面も後手だと顔に余裕がないので、なにがなんでもゲヘナカウントは3を稼いでおかないといけない。

アビドス廃校対策委員会

エトバニが飛んでくるわけない対面その3。先行取ったら勝ち、エトバニ入りでも4QEDでも負けない。ただし、セリカ効果で保健室のゲヘナが消滅する可能性が高いため、後手のガチ勢は4回使うと思って動く必要がある。
アビドスそのものは慣れるまでは負けるのが普通な対面でもあるが、特に慣れがいる。ただアビドス側はこちら側よりも難しいので、難解な盤面を作ってあげると勝手に自爆していくのでそれを狙いに行ってもいい。

スイーツToT

サオリキリエ警戒必須デッキ。後手のキツさは一番。先行ナギサToTミカスズミで取りきってきたらサオリ入り確定。それ以外にはミカナギセリナを永遠に絶命させましょう。
ただワカモを採用していれば取りきりに対してみんため温存とかもう1みんため確保で後手3killできるので、そこまで怯える必要はなくなる。
キリエ2枚目の警戒も一応必要だが、そんな枠に余裕があるデッキではないのでやられたら運負けでいい。ToT自体非常に防御力がなく、1面のためだけにサオリキリエをして来た状態では他に何も守れてないのでワカモ関係なくこちらの逆リーサルを大体通せる。通せないなら事故っただけだ。
サオリキリエを入れた型にはサオリ入りは先行有利ゲーだがこちら側は後手を捲れるのに対して向こうは捲れないので、すこしこちらに分がある。
4QED型はワカモを採用していれば先手後手関係なく有利で不採用ならば、サオリ入りと同じくらいの相性。先行有利だけれどこちらは後手捲り可能。

セミナーヴェリタス

エトバニが警戒必要対面。ただみんためで手札が溢れるタイミングでエトバニが落ちれば勝ち、サオリが落ちればセリナを絡めないといけなくなるため実質勝ち。
テンプレート通りであれば1面取ってヒナで盤面破壊し続けても勝ち、無敵ヒナ状態でマキイオリで盤面叩き続けても勝ち。サオリ入りでも4QED型でも有利対面だ。

アリウススクワッド

4QED型サオリ入り関係なくコタマ1枚なら五分で、コタマ2枚だとすこしこちら側に傾きます。
他のデッキと同じく先4か後手3までに殴りきるかコタマQEDで1ターン貰って殴りきる。ゲヘナカウントを稼げばヒナイオリを打点計上できるのでゲヘナカウントも大事ですが、ヴェリタスパーツのほうが100倍ほしいのでガチ勢優先のこのデッキで唯一イタストを優先する場面がある対面です。

まとめ

今環境の振り返りではなくアグロ風紀に絞った形でいろいろと書く、と言いながら相性と歴史しか話してないんですけども、これ以上詳しく書くとQEDバトルのストレスを思い出してノイローゼになりそうなのでやめておきます。

ナーフ+新カード考察

一応最後にナーフ内容と新カードの話もしておきます。(大遅刻)

みんため

とりあえずみんために関しては弱体化しすぎでは?というレベルで弱体化しています。特に問題に上がるのが後手が終わったということで、後手みんためでノアまで出すには先行2ターン目で2体の生徒を出される必要があります。ただ現環境はアビドスは安定のシロコ、ToTはスズミ、pixelはヒマリ、風紀は粉塵を使ってヒナイオリが出てきたら、アリウスはまぁ考える必要がないと。…………いや後手でハレ投げたらアビドスとスイーツ以外は2枚出してくるのでは?と思ったのだが、4コストみんためムーブってユウカみんためノアハレチヒロなことを思い出し、そっとセミヴェリを収納しました。回らないことはないけど、pixelとアビドス狩るだけのデッキになる気がします。

ノア

ノアのナーフはね…………大きいですよ。正直ヒナ出せなくなるだけだと思ってましたから。まぁゲートボール意識ですかね。個人的にはセミナー系統のあの理不尽さを支えていたノアチヒが消えてくれてうれしいです。これで無敵ヒナの速度を無理やり前環境に戻しましたね。でももう結構いいデッキとして成立していたので、まだ環境にはいるでしょうね。逆にメタが減って立ち位置がよくなるかも?山見る効果はコユキが使いやすくなったくらいですか。ただノアから投げるカードがコユキのデッキは無敵ヒナだと思うのでそんな関係ないかな。ナーフ前にその効果があれば、コユキが確定枠だったね。

ナツEX

スイーツにピン差しで入れることになるくらい?今のところToTからスイーツが移ることはなさそうだからというのもあるのだけれど、純正でそんなにいっぱい入れる気はしないね。って言おうとしたんだけどカズサ効果消せるのね。なら構築をSweets timeに戻してもよさそう。ただスイーツの序盤の弱さを解決してくれるほどではなさそう。空中打点をようやく用意できるといって形かな。問題はスイーツと採決の相性がそこまでよくないということかな。

チナツEX

こいつは普通に強そうです。信頼風紀に無敵ヒナなど風紀ギミックのデッキにとってはイオリで回収可能で、ほかのゲヘナを拾えるということで半無限リソースを手に入れたといったところでしょう。ただ無敵はイオリでQED拾いたいのでそこまでかも。治療のようにピン差しされて使われることが多くなるでしょう。

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