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「当たり前 現実」矢崎晟洋

今回noteを担当させて頂きます。
経営学部経営学科2年の矢崎晟洋(前橋育英)です。



noteの題名にもなっている通り「当たり前」と「現実」の2つのテーマで話を進めていこうと思います。少し口の悪い部分、上から物申す様な態度、愚痴混じりな文章になってしまうと思うのですが、御一読いただけると幸いです。



いきなりですが、私は亜細亜大学体育会サッカー部の皆に嘘をついていたことが1つあります。それは私が大学の授業を休まない理由です。「サボりたくてもサボれない。親に無理矢理でも授業に行かされている」と皆には言っていましたが、これは大嘘です。私の両親は共働きなので朝起きたらもう家を出ています。ほとんど毎日朝は私の方が家を出るのが後です。なので言ってしまえば普通にサボれます。サボっても親にはバレません。「授業行きなさい」なんて言われたことはありません。当たり前ですが毎日自分の意思で大学へ通っています。コロナ禍でまだまだ普段通りの生活が完全に戻ってきたわけではなく、大学ではレスポンやmanabaといった機能を多用している授業が多くあります。レスポンの番号だけ打てば出席になる授業でも私は行きます。授業に行かなくても授業後にある小テストの点数さえ取れていれば単位取得できる授業でも私は行きます。部活がオフの日の月曜日、授業を休めば1日完全オフでも私は行きます。授業回数の1/3回までの欠席なら単位取得できる。言い換えれば1/3回までなら休んでも良い授業でも私は休まず行きます。たとえ私が寮生であっても1人暮らしをしていたとしても同じです。側から見たら授業に出るなんて当たり前のことです。しかし、この当たり前のことをできていない人に私は疑問を抱いています。私が休まず大学へ行く本当の理由、それは、休む又はサボるという罪悪感から「高い学費を払ってくれている人は誰か?」と自問自答をしているからです。私の場合でも1人の人間ですので授業に行きたくないと思う日もちろんあります。なんなら毎日行きたくないです。しかし、サボろうと考えた時に真っ先に思い当たるのは両親の一生懸命に家族を養うために働いている姿です。両親は毎日朝早くから夜遅くまで働いているのに、私は寝てていいのか。これを聞いても何も思わない人たちいると思います。その人たちに質問です。「サッカーでも同じことできますか?」「今日だるいから休みます。とキャプテンや監督に連絡できますか?」「なぜ授業はサボれてサッカーはサボれないのですか?」


 大学に入学して約1年半が経ちました。思うことはたくさんあります。もちろん楽しいこともたくさんありますが不満の方が大きいです。私はあまり感情を表に出すタイプでも言葉にするタイプでもない方だと思います。けれど、今回このnoteを通じてしっかりと文章にさせてもらいます。なぜちゃんと毎日授業に出ている人がサボっている人のために行動しないといけないのか。なぜ大学へ行かないことが当たり前みたいになっているのか。中でも1番の不満は、授業に行かない人が試合に出ていること。確かに出ている人の実力は本物です。私よりも技術があって走れて総合的にも遥かに上手いです。でも、当たり前です。私たちが授業に行ってる間に大学へ来ない人たちはサッカーに時間を費やせるから上手くなるに決まっています。全体練習の2時間以外にどれだけサッカーに触れられる時間があるか、でもそんな人たちには絶対に負けたくないです。負けている現実が正直悔しいです。自分の下手さをただただ肯定して言い訳にしている様にしか読み取れないと思いますが、これが今私の思っていることです。


 リーグ戦は22節ある中の14節が終わりました。チームの現状はどうでしょうか、0勝4分10敗の勝ち点4で最下位。この数字が現実を物語っています。よく試合後のミーティングで「練習からこだわっていきましょう。」と言っていますが、はっきり言って違います。私生活が完全にプレーに出ていると思います。つい先日トップチームは関西へ遠征に行きました。そこの宿泊先のホテルで朝食を食べない人がいると監督から話がありました。ありえないです。私が朝食を食べに行った時に厨房のおばさんが「まだみんな起きてないんですか?」と毎日聞いてきたことの辻褄が合いました。食べるのが当たり前だと思っていたのに食べない人がいる。そんな人たちと同じピッチに立っていたことが信じられません。朝早くから私たちのために用意してくださっているホテルの方に迷惑でしかありません。亜細亜大学はきっとこんな感じなんだろうと、ホテルの方々に印象付いたことでしょう。恥ずかしいです。このようなことがあった関西遠征の試合結果は力の差を見せつけられました。確かに私たちよりも個々の技術、チーム力は素晴らしかったです。しかし、当たり前のことが私生活からできていないことが、プレーに繋がるという証明はされたと思います。このままのチームの現状では残りのリーグ戦も痛い目を見ることになると思います。



「当たり前」のことができていない「現実」。
今回のnoteではベクトルが外に向いてしまいましたが、たまには自分が思っていることを吐き出すことも重要かと思い書かせていただきました。サッカー部の1人でも多くの人の意識がこのnoteを読んで少しでも変われば、チームにもプラスになるのではないかと思っていますし、そう願っています。大口を叩いてしまいましたが私自身もまだまだ未熟な所は多くあるので、さらなる高みを目指して精進していきます。

 最後まで読んでいただきありがとうございました。

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