アジア映写技師ネットワーク

映画を映す仕事でアジア全域にネットワークを構築中。 12/7(土)にトークセッションを開催! <特集>韓国、映画館、フィルム-アジア映写技師ミーティングに向けて 日程:2024/12/6〜8 会場:福岡市総合図書館映像ホール・シネラ

アジア映写技師ネットワーク

映画を映す仕事でアジア全域にネットワークを構築中。 12/7(土)にトークセッションを開催! <特集>韓国、映画館、フィルム-アジア映写技師ミーティングに向けて 日程:2024/12/6〜8 会場:福岡市総合図書館映像ホール・シネラ

最近の記事

「日韓映写技師ミーティング in 福岡」参加者レポート

左側のメモを取っているのが南さん。 昨年の移動映写ワークショップにも参加していただきました。 昨年開催した「日韓映写技師ミーティングin 福岡」のシンポジウムでは、日本と韓国それぞれの国におけるフィルム上映の現状について、二つの講演を行いました。韓国の現状についてキム・ソンウク氏が情熱的に発表し、続いて日本の現状を神田麻美氏がとても冷静にまとめました。南俊輔さん(日本・東京)に、キム・ソンウクさんの講演を聞いた感想を聞きました。 シネマテーク・ソウルアートシネマのキム・ソ

    韓国の映写技師にインタビュー

    ※原文の英語を機械翻訳しました。 note掲載に当たり、一部改編しています。 原文には写真なども掲載されているので、合わせてお楽しみください。 Please see the following English page. 昨年度開催した「日韓映写技師ミーティング in 福岡」では、招聘ゲストだけでなく、ワークショップの参加と見学、シンポジウムを聴講するため、韓国から多くの方が福岡を訪れました。 KUシネマテークで働く映写技師のジェ・シニョン( 通称 ジェシー)さんは、移動

    韓国の映写技師にインタビュー

    シンポジウムで語られた「映写技師資格」について調べたこと

    小会代表・石井義人による、映写技師免許のお話です。今や日本で映写技師になるのに試験も資格も要らないけれど、韓国の映写技師は今でもとても難しい試験を受けて、映写技師の資格を得るそうです。 シンポジウム「日韓映写技師ミーティング~映写技師と言う仕事」の発言の中で、韓国の映写技師資格に触れる場面がありました。 韓国では、映写技能士(Craftsman Projection、一般的な映写技師の免許)と、映写産業技士(Industrial Engineer Projection、技

    シンポジウムで語られた「映写技師資格」について調べたこと

    映画に触ってみよう!映写ワークショップ基礎編の振り返り(2)

    小会メンバーの村岡由佳子による、昨年度開催した映写ワークショップ基礎編のレポートです。 ワークショップの内容基礎編ワークショップは、 と、大きく分けて3つの行程で行いました。 朝から夕方までガッツリあったので、参加者の方は大変だったと思います。 ②の実技では、フィルムの巻き返し、フィルムの補修、フィルムの装填を行いました。それぞれのセクションで、皆んなが「できた!」と達成感を味わえる部分と、映写技師の妙技を見てもらえる部分が両立する内容を目指しました。 フィルムの巻き

    映画に触ってみよう!映写ワークショップ基礎編の振り返り(2)

    映画に触ってみよう!映写ワークショップ基礎編の振り返り(1)

    フィルムに興味のある若年層を対象にした、映写ワークショップ基礎編。アジア映写技師ネットワークメンバーの村岡由佳子が、自身の経験も踏まえて昨年度の様子を振り返ります。 きっかけは口から出まかせでした初めて映写技師を意識したのは大学生の時。 もともと映画館という空間が好きで、もぎりのアルバイトはしていましたが、だからと言って自分が観ている映画がフィルムかどうかなんて考えたこともありません。「映写室」という聖域に入れる人たちに憧れていたのは確かですが、どこか他人事でした。 あ

    映画に触ってみよう!映写ワークショップ基礎編の振り返り(1)

    映写ワークショップで移動映写機“新響”を扱ってみよう(2)

    小会代表・石井義人による移動映写機ワークショップの振り返り2回目です。 移動映写機ワークショップで何をするかを考えるワークショップのメニューを考えた際、35ミリ映写機を設置している映画館に勤務しているが、年に数度くらいしか使用することがない映写技師の方と、その周囲にいる関係者の方を対象者に想定しました。先輩から教えられた映写の手順は、繰り返し履修(映写)することで身に付く性質のものです。 上映プリント(映画フィルム)は一様ではないので、作品が変われば、映写機の調整が必要に

    映写ワークショップで移動映写機“新響”を扱ってみよう(2)

    映写ワークショップで移動映写機"新響"を扱ってみよう(1)

    小会代表の石井義人が、昨年の映写ワークショップの様子を思い出しながらお伝えします。「日韓映写技師ミーティング in 福岡」期間中に、私たちは2つの映写ワークショップを行いました。 ひとつは、初めてフィルムに触れる方を対象にした初心者向けのワークショップ、もうひとつは35ミリ映写機の基本的な取扱い方法をもう一度再確認することと、映写技師として現在活動していらっしゃる方との交流を目的としたものです。では、後者のワークショップの説明から始めましょう。 "新響"を紹介します日本にお

    映写ワークショップで移動映写機"新響"を扱ってみよう(1)

    「日韓映写技師ミーティング in 福岡」の始まりと、移動映写機(2)

    アジア映写技師ネットワーク代表の石井義人が振り返る「日韓映写技師ミーティング in 福岡」。韓国での出会いから、ようやく福岡でのイベント開催のお話へ進みます。 そして開催へ韓国と日本の映写技師に集まってもらって、移動映写機を取り扱うトレーニングをする、映写ワークショップを行うことが当初の目的でした。 そこから始めて、いろいろな方の助言と協力をいただきながら、イベントの概要が構成されてゆきます。フィルムに初めて触る人を対象にした内容を加えた2日間のワークショップ、韓国と日本

    「日韓映写技師ミーティング in 福岡」の始まりと、移動映写機(2)

    「日韓映写技師ミーティング in 福岡」の始まりと、移動映写機(1)

    昨年 10 月「日韓映写技師ミーティング in 福岡」を福岡市総合図書館で開催しました。アジア 映写技師ネットワーク代表の石井義人が、昨年の様子を振り返ります。まずは、このイベントを開催するに至ったきっかけから話を始めましょう。 2020 年 2 月、ソウルアートシネマの映写ワークショップに参加韓国には、日本のようなアート系シアターが幾つか存在し、韓国シネマテーク協議会 KACT という連合体を組織しています。KACT が運営する映画館「ソウルアートシネマ」で行われた映写ワ

    「日韓映写技師ミーティング in 福岡」の始まりと、移動映写機(1)

    アジア映写技師ネットワークのステイトメント

    アジア映写技師ネットワークのステイトメント