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「べき」ではなく、「それもアリ」で

ライフオーガナイザーのクラです。

コロナ禍の中、買い物と近場のドライブが楽しみだったここ1,2年。
仕事も在宅となり、一歩も家から出ない日もありました。
毎日、同じ部屋の同じ窓から見える景色は、会社で他の人と一緒に仕事をしていた風景とは異なり、仕事の内容や相手は変わらないのに、見える景色が違うと仕事に対してのモチベーションも変わるのが不思議だなぁと思っています。

そんな中、コロナ禍による自粛ムードや緊急事態宣言になる以前に、夫が以前から欲しがっていた「ノンフライヤー」なるものをドン・キホーテで購入しました。
てんぷらやフライなど、油で揚げた方がおいしいものはいっぱいあります。
(脂肪と糖がおいしさの秘密でもあるわけですし・・・)
そんな中で、糖尿一家である我が家では、油や糖質は出来るだけカットしたいもの。
夫が糖尿病となった直後にオイル抜き料理を続けたところ、夫の肌がカサカサになり、乾燥肌となってしまったこともあり、急激なオイル抜きはNGだと分かってたものの、仕事で帰りが遅くなることも多い我が家。
なにより、家に居る義母の食事が毎日のこと。
みんな大好き「スーパーお惣菜」の購入率がエンゲル係数を上げていました。

ただ、毎回購入するコロッケなどのフライものは、油がどうしても多くなりがちです。
そんな時に、電子レンジやオーブントースターであっためて食べると、油の匂い、染み出る油にはちょっとだけ危機感を持っていました。

「ノンフライヤー」

以前テレビショッピングで見たときから心惹かれるものではありましたが、実際に揚げ物を食べるのは少なかったので、お値段なども考慮してずっと心にとめていたものの、購入は控えていました。
でも、とうとう購入。

きっかけはドン・キホーテで販売していたこと。
どうしても通販では購入しずらい夫が、現物を見て、台所のどこに置くかもイメージして、値段を確認した結果。
購入に至りました。

ワクワクドキドキの中、初めてのコロッケ作り・・・

結果は惨敗でした。
パン粉に油を振りかけず、そのままノンフライヤーしたところ、パン粉が焦げてしまい、サクサクもせず、ただただ焦げたコロッケもどきが出来上がりました。
最初から手作りのものにするなんて、イメージ重視の夫と適当な私だからだろうと思います。
同じころから業務スーパーやコストコなどの大型スーパー店の特集をテレビで放送することも多くなり、そんな中で、冷凍食品や塊の肉などがノンフライヤーに適しているのではないかと実験することになりました。
と言っても、大型スーパーや業務スーパーの商品は個別包装がなく、ご近所と分け合うということもないので、冷蔵庫と冷凍庫をいっぱいにしてしまうというデメリットはありますが、気に入ったものが分かれば、心強いものです。

いくつか冷凍食品と食品をノンフライヤーで試作した結果、一番いいのは一度油で揚げてあるものに対し、ノンフライヤーを「5分程度」。
これがいい感じで揚げたてに近くなりました。
コロッケも、フライドポテトもいい感じです。

大型スーパーで購入する塊肉も、ノンフライヤーを「10分程度」。
これで中はしっとり、外は焼き目のついたいい感じになります。

あとは、魚肉ソーセージとサツマイモ。
魚肉ソーセージはコロッケやポテトフライをノンフライヤーするときに一緒にいれておくだけです。
ビニールを向いて、丸ごと入れるだけです。
サツマイモは大きさにもよりますが、20~25分。

義母もサツマイモは甘いし、柔らかいのでおいしいらしく、食が進みます。
炭水化物は控えめにと言われていますが、小腹がすくこともあるので、丸ごとノンフライヤーして、輪切りにしておくだけでも全然OK。
茹でると水っぽくなるし、蒸すのはちょっと面倒臭い。
ノンフライヤーなら、小さいサツマイモならそのまま入れればいいし、大きくても2,3片に切って入れるだけ。

ただ、電気を使うので、電子レンジやIHと併用するとなると、使う順番や使う頻度なども考えなくてはいけませんが、機能が一つなので、電子レンジのようにダイヤルやボタンをポチポチする必要がなく、時間をただ合わせるだけです。

一応、温度も調節できますが、今は全部180℃に設定。
時間で調節しています。
(夫は塊肉については、160℃で20分を推奨していますがww)

余熱で放っておくと、余分な脂も抜けるので、ちょっと驚きます。
お惣菜のてんぷらやから揚げの油の出方は尋常じゃないので、
勝手にダイエットした気分にすらなります。

コロナ禍になり、購入したものもありますが、その時に必要なものもあれば、これから使い続けるものもあるので、断捨離とは違う、私と夫に必要なもの、あれば生活が楽になるもの、楽しくなるもの、その辺を折り合いつけながら、検討していこうと話をしました。

自分と誰かのための片づけを想像して、互いに「まぁまぁ」と言えるくらいの片づけが出来れば、御の字だと思う、片づけの苦手なオーガナイザーです。


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