夢はいつも空高くあるから(2020年六甲学院中学校・A日程理科分析)

いつもご来訪ありがとうございます。
芦屋国語教室 理数科の遠藤です。

今週は、六甲学院中学校の本年度入試につきましてお話をしています。
今日はA日程の理科についてのお話です。

六甲学院の理科は例年、50分、100点満点のテストです。大問4つで幅広く各分野・単元を聞く形になっています。
毎年、大問ごとにメインテーマが主要4分野(物理・化学・生物・宇宙地球学)から割り振られています。今年は
 【1】:化学(塩酸・中和)
 【2】:物理(運動)
 【3】:地球(地層と化石)
 【4】:環境(温暖化・生物汚染)
となっており、生物分野をテーマとした問題がなく、かわりに時事的な総合問題が出題されました。
全体的に見れば、例年「中高でも学ぶ内容の入り口をかみ砕いて示す」という方向性になっており、その性質上問題のボリュームもかなりあります。限られた時間の中ですので、できる範囲、できる問題を確実に見極め、得点を重ねることが必要になってきます。身につけた知識をそのまま答えるのではなく、知識と問題の条件を組み合わせて推理・考察して答えを導く問題が多いので、時間の使い方がカギとなります。

では、各問題をみていくことにしましょう。

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