2024年度灘中学校入試分析(算数2日目)

本年度の灘中学校の算数、2日目の概況を示していきます。

本年度、受験生全体の平均が59.2点、合格者の平均が72.2点と、昨年に比べると若干上昇しました。
これは、主に図形の問題において誘導が明確で、利用の仕方がわかりやすかったこと、そもそも立体の問題が(解ききれるかはともかく)状況がつかみやすかったこと、などが要因であると思われます。
一方で文章題については高い国語力が要求され、各問ごとに差がつくポイントが明確に存在するものとなっていました。まず的確に状況を「読む」ことが必要であり、さらに分析して的確に、かつ簡明に解く方針を見つけ出すことが重要になってきます。
日頃の練習でも、解き方をなぞるだけでなく「どう解くのか、どうして解けるのか」という点にしっかり意識を向けておくことが大切であるといえるでしょう。

各問の解答・解説例については以下のファイルをご確認ください。

ここから先は

0字 / 1ファイル

¥ 500

期間限定 PayPay支払いすると抽選でお得に!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?